雑記(総括とか)

 
まだ17日だっていうのに、もう今年の総括をしちゃいたいという内圧が出てきてしまった。
 
オトナアニメのこと
ヤマカンのことを読んだ(これは神に誓って昨日)
会社の話とか。オース?だったか、アルファベットは調べないとかけそうにない(←立ち読み)
 
自分の視点がそんなに的外れでもないんだなーと確認できたのだけど、先日のかんなぎ11幕の感想をオトナアニメを読んだ後で書いたのだと思われたら、借り物の言葉で書いてあるように見えるハズで、かなりこっぱずかしいなぁ〜と思ったりした。まぁ、不可抗力のようなものだろう(←ん、使い方あってたっけ?)
 
結局、京アニの蒔いた種が散らばって行き…………と思ってたのに、みんなヤマカンの会社に入っちゃったとかで、単に京アニが分裂しただけじゃん!という話のご様子。話に聞いていたアニメ業界の横の繋がりとかが関西方面には少ないらしく(笑)、私としては誤情報垂れ流しただけだったそうな。すみましぇん。
 
実際のところ、別にヤマカンの追いかけをしているつもりは無いんだよね。特に評価とか未確定だし。
通常、花形部署には頭のいいのが多く集まるようになっていて、そこで一番の活躍をしていても実際には同僚っていう「高度なインフラ」に支えられていることが前提になっていると思うのね。ちょうど京アニでのヤマカンもそんな状態だったように見えていたから、独立することでやっと単純な評価が可能になったって話だと思っている。これって実はあまりにも厳しい評価基準の気もするんだけど、まぁ業界の話なんて業界人じゃないとわかんないんだし、知ったことか!と思うのが正直なところだね。
ウチみたいなマイナーなサイトは、遠くから応援するぐらいしかないのである。(ネットに距離はあまり関係ない気もするけど)
 
評論に対する位置付けみたいなものは、やっぱりなぁ〜と思ってしまった。
でもコレにちゃんと触れようと思うと総括になってしまう(笑)
 
後は、マクロスFの監督が裏設定をしゃべりまくっていた(笑)
ちょっと好感度アップしたけど、いやいや、それは作品の中で表現しようよ!と思ったり。
 
 
オトナアニメ、オススメであります(←フォロー) 
 
  
クイックジャパンのこと
こっちは買って、つまみ食い状態。浦沢せんせかぁ、とか思いつつ、そこは読まないで、バクマンのところを一生懸命に読んだりしてみる。まぁ、がんばります!ぐらいしか書いてないんだけど(笑)

そういえば大塚英志のテキストを読んだ。サブカルチャーの人で胡散臭いヤツ!ぐらいにしか思ってなかったんだけど、マンガ原作者だと書いてあってビックリした。食わず嫌いの臭いがする(笑)内容は村上隆をネタに軽く撫でたり*1しながら(笑)、思想周りのことに触れたり。
 
 
●総括まがいのこと
ある程度、内幕みたいなものをぶっちゃけてしまうと、かなり傲慢な書き方になってしまうと思うし、これでサイト閉鎖、みたいな流れになってしまう可能性もあるかもしれません。正直に言えばいつ辞めてもいい状態なんですけど、続けること、というか、「人を残す」ということぐらいにしか価値がないんだなーって勉強したばかりなので、今は規模を縮小する方向で考え始めていて、惰性で続けて行きたいなー、と思っています。
 
以前はもっとマイナーなところで遊んでいて「そろそろ、もうちょっとメジャーな場所で遊びたいナー」とか思ったんですよね。その頃は超戦末期でネギま!が熱すぎて、そのためだけにマガジンを買っていたような感じでしたね(まぁ、今もですけどw)正直に言うと感想サイトとか読んだことがなかったんですよね。自分がそんな状態だったんで、ホントは他の人たちも似たりよったりの状態なんじゃないかなーとか思うんですけど、それはともかく、たまたま見た「ごる銀」のまとめ記事で色々と頭良さそうな連中がゴロゴロいるように見えたんですよね(笑)で、面白そうじゃないか、と。なんだかんだでALNの方に書き始めて、しばらくしたら書きにくくなって来ちゃってブログに移動したというのが大体の経緯です。なんというか、赤松先生に「読ませるつもり」で書けばいいのか、「読んで頂く」つもりでいればいいのか、単に独り言であるべきなのか?みたいなハッキリしない部分がストレスになって来ちゃったんですよねぇ。そんなこんなで態度を一貫させたくてブログの方に書いてて、読んで欲しかったら向こうに書くとかすればいいや!みたいな流れでブログをスタートさせることにしたわけです。
 
で、ブログに書くってことになると、今度はいくつあるかわからないぐらい数の多いネギま系サイトさんと競合する立場になるわけです。ちょっとした挑戦だったんですけど、やるなら考察系で一番になろう!と思ってやり始めたんですね。名前出しちゃいますけど、ペトロニウスさんとかイズミノさんとか、その他にも何人かがあんまり書かなくなったこともあって(笑) 今はそこそこの位置にいるかなー、と。毎回、あそことあそことあそことぐらいとは勝負のつもりでやんなきゃだよなーとか思いつつ今に至る訳ですね。
 
で、しばらくして自分の書いているような内容をマガジンの方で見かけるようになって来たんですよね。最初は情報のアンテナが敏感になっているだけだろ、とか思っていたんですけど、ある程度続いて、さすがに偶然とは考えられなくなってきて、ああ、見られてるんだろうなーと思うようになっていったんです。
 
正直、原作とまでは言わなくても、編集者にでもなったような感じなんですよね。これはくすぐったいというよりは素直に興奮しますね。なんというか、参加している気分が味わえるんです。 ネギまの方はどうも小ネタが先生の意識の端に残るかなんかしているみたいで、数回〜前に書いたようなネタが入ってたりとかするみたいなんですよね。勿論、直接ネタにしているわけじゃないんですけど、適切な形にアレンジというか調整してあって、それは「赤松作品」なんですけど、どことなく影響が見える時がある、というか。
  
で、見られているだけじゃダメだ、反撃してやるっ!とかのノリで「逆に見てやろう」なんて思ったりしていたんですが、アレとかアレとか……と思っていると、どこまでが自分の影響範囲かさっぱりわからなくなっていったわけです。この辺から段々とヤバくなっていくんですが(笑)、自分のネタだと思って見ていると「それが面白いかどうか」がわからなくなっていくんですね(笑)バクマンの気分とか、今の方がよくわかりますもん。
 
自分の考えと近いものが「実現」してしまうわけで、考え方として正しいとは思っているから書いてるんですけど、果たして人様の評価が「面白い」となるのかどうか?って部分がわからなくなっていくんですよ。もはや他人事じゃなくなるし、自分がオモローかどうか判定する側から締め出されてしまうんですね。これがサイト運営上の悩み部分でして、客観性が失われていくピンチを味わってたりしてました。これでも異化するために足掻いたりしてたんですよ。まぁ批評よりも以前に表に出していた用語集のページの方が影響は大きかったみたいですが。
 
だけど、現実はどうなっちょるかというとですよ、カウンター(ページビュー)を見ていただけばわかると思うんですが、全然回ってないんですよね(涙)ブログとしては失敗かも?と思います。そりゃあカウンターだって気にしているんですが、飛躍的に増加していくなんらかの閾値を越えてないみたいなんですよね。現実には人をひきつけないようなことばっかりしていたわけで、当然の結果なんですけどね。でも私の戦術言語領域が、「特性を活かすんだ!」とかそれっぽいことを言ってくるわけです。リファレンスとしてはアクセス数が少ないことは利点だ!みたいな(笑)
 
ヤマカンの批評に対する態度も、バクマンで「運」とか言っているのも本質的には同じだろうと思うんです。「暗闇の中を手探りで進んで行く」人達なんですよねぇ。だから、ちょっとでもヒントが欲しいんだろうなぁ、と。批評というか、評価方法論のようなガイドとかヒントが欲しいハズなんですよね。つくづく難儀ですよねぇ。学校のテストみたいな答えのある世界ではありませんから。この「答えのない世界」って考え方もだいぶ広まってきましたけど*2、私が経験した「客観性の喪失」みたいな混乱は正直、予想もしていないものでしたね。
 
 
この作業でやっと触れられるネタが(笑)
「わかってた癖に白々しい」……みたいな風評を恐れて書けないものだってありますがな。
ま、これで今年の総括は終わりにして、新体制で、今までと似たような、でもちょっと違うことを目指していきたいと思います。
 
 

*1:いわゆる「叩いてる」んだけど、やはり「撫でている」としか表現できないし、してはいけないと思う←空気を読んだ

*2:書くまでもなく、これは私のネタではありません。念のため