雑記

 
文学少女6 (ウンディーネ
これまでで一番、つまらなかった。何せ、約300ページの話だというのに、半分の150ページ付近まで待たされたのだから。もうダメ、つまんない〜。今回はハズレじゃんよーとか言いながらページをめくってって、泉鏡花の「外科室」の話になって、ランドリオールとも似ている「あのセリフ」が出てきた途端、どこか遠くでカチリと音がして、一気にみずみずしい世界が広がっていったのであった。まったく、どこの固有結界かと思うような威力である。
 
だけど、150ページだぜ?この恨みは書かなければおさまるものではない。
脅威のラストスパートも今回は妖怪大戦争だったし、相変わらずではあったけれど、ちょっとパワーダウンな感じも。本編の位置付けとしては実際のところ「遠子ルート」ってことで夏休みまで戻してしまっているので、本来、もっと初っ端からバッキバキじゃないとダメな気もするんだけど、なんというか「淡い部分」をそっとしておかなくてはならなくて、……むずかしいねぇ。
 
 
明日 もう今日だった……は、アニソン三昧の予定。