魔法先生ネギま! 324時間目

 
 
ネギま!324時間目
イーノック、そんな設定で大丈夫か?」
大丈夫だ、問題ない
 
 ↓
 
「神は言っている、(まだ連載を)やめる定めではないと」
 
 
 
ネギま!324時間目
イーノック、そんな設定で大丈夫か?」
「一番いい解釈で頼む!」
 
 
……という感じの324時間目。エヴァ様は言っている、そんな設定じゃなかったと。って感じですね。
 
てことは何?10歳ぐらいの金髪美少女を不死にして永遠に自分のオモチャにする実験?いい趣味じゃないですか。
 
アレは36万……おっと。600年前には吸血鬼化したばかりの少女にも殺されたのが、今ではナギ・ボディですかい。じゃあ、お師匠様はどうなった?という感じですが。
 
 
ナギ・ボディかどうか?では、雪の日に封印を一時的に解除してやってきたことになってしまうような? 最終的に父親がラスボス化するのはありがちというよりも王道展開なので非難には当たりませんが、周辺の設定がどうなるかが問題ですね。既に考えてあるのか、これから追加でいろいろと考えていくつもりなのか。
 
火星に魔法世界を作ったのは何故なのか。始まりの魔法使いは何故に生まれたのか。
どこまで設定を消費してしまうのかってのも個人的には問題にしたい部分ですね。使いきれない設定ではなくて、使い切らない設定があってしかるべきだと思うのです。
例題はうまく出せませんが、富野御大がΖでアクシズをぶつけて使ってみたりしたように、あの手の設定とかって使い捨てだったりするんですよね。いや、ア・バオア・クーはゼダンの門という名前になって復活していましたし、アクシズ逆シャアで再利用されてはいたんですけども、出したら使い切ってしまうような創作上の一般傾向というか癖みたいなものが、世界を小さくしていく原因ではないかと。セカイ系みたいなものが個人の問題であったような意味でも一緒です。ネギま!もこの規模になってくると、全部解決できちゃう気がするんですけど、それだと解決しえる世界は世界観としてもはや不完全ではないのかな、と。ドラクエのエンディング前にワールドを見て回ることが出来たときに、イベントが終わった世界の寂しさ、続きの無さみたいなものは考えた方がいいと思うのです。
(世界設定の消費問題って感じで)
 
 
2600年前に始まりの魔法使いが不滅になる事件があった?
魔法世界はギリシャ・ローマ文化を引き継ぎつつ、異界化していくとなると、成立から2000年前後ってことかもしれず、魔法世界が崩壊するのは2000年問題だったりして(笑)
 
神話における2人の英雄が何と戦ったのかが微妙に問題の気も。魔法文化的に魔法世界が創られた後の気がするんですけども、曖昧なところですね。現実世界でそんな大事件があったとするなら、神話級の事件・事故になっているはずですが。(ノアの洪水級?)
いや、そもそも神話の英雄達はたぶん魔法使いのハズなのですよね。アリカ・アスナの血族は造物主とか、神話の英雄と何か関係があると思われますが、意味は分からない。
 
単純なインフレ構造で行くなら「更なる外部の悪」が必要ですが、ザジ・ポヨのような魔界の住人達、たぶんお師匠(ゼクト)もそっち関連の人材なので、消極的な和解は済んでいるとする方がベターなのやも? 例えば神話の戦いが魔族との戦いで……といったような?それもどうなのやら?
 
いや、始まりの魔法使いが不滅化した理由が時系列に必要で、魔法世界はそれでは何のために必要だったの?ということになってしまいますが。(どうどう巡りだな)
 
うーんと、造物主はラカンみたいな魔法世界の住人にとっては無敵の存在ですけど、ナギにはコロッと負けたりするわけで、現実世界でならそこまで無敵でも不死でも無かったりするのかもしれません。普通は吸血鬼化したエヴァに殺されたらエヴァを乗っ取るところですが、ナギのケースでもお師匠ゼクトに入っているらしいので、その辺りのルールはロードス島戦記の魔女カーラほどには厳しくは無さそうですが。
 
 
未来から逆算すると、ネギは始まりの魔法使いの不滅性をなんとかしなければならないハズです。物語的にはエヴァ様の吸血鬼の真祖ってのもオマケで解除できちゃいそうなんですけども、個人的には未来の超鈴音と出会うエヴァ様ってのが正解だと思っているので何をかをいわんや、ですね。
 
それから魔法世界の崩壊をなんとかしなきゃならない。順番的なことを考えれば、造物主の不滅性の原因が魔法世界だとかってことになりそうな悪寒ですけど(笑)、その場合はトゥルーエンドには行きにくい設定ですね。
 
 
やべっ、思いついたけど厨二病全開だわ(苦笑)
強大な敵との戦いのために、戦闘用の幻想人間を開発して、人間の代理で戦わせた。その術式では世界ごと構築する必要があった。無事に戦いを乗り切ったが、幻想人間達は生き残ってしまった。魔法世界の永続化は術者の存在が必要関係があったため、始まりの魔法使いを不滅の存在とした、もしくは魔法世界を創造した際にリンクさせてしまっている……とか。
 
ダメか?これだと魔法世界の崩壊で始まりの魔法使いが自然消滅できちまうな。フェイト達の存在意義が意味不明になっちまうかなぁ。
 
 
アスナとか、墓守人の宮殿の主が大きな意味を持っていかないといけないわけですが、不滅乗っ取り妨害装置ぐらいしか思いつかない(苦笑)
 
また今度考えよう。うむ。
 
 
しかしですよ、まき絵の心には防壁でもあるんでしょうか? なんというか、夕映っちの恋愛に対する心のガードの無さみたいなものは改めて考察に値するかもと思った次第。いや、良くある設定ではあるんですけどね。何か分かっていないこともありそうだなー、と今更ながらに思ったり。
 
心が裸だと、努力できる?うーん、関係なさそうな気も。「見る・見られる」の関係で見られるのを想定していない? もっと上っ面の人格であることの意味みたいのとか? 私の感覚上では他人をゴミ扱いすることに近いものですけども、所詮は「優しいと思うかどうか」は相手が判断することなので、たぶんその辺りの兼ね合いの問題の気がするんですが。保留ですかね。
 
 
最後は「殴ってるのにネギが苦しんでいる件」について。
うーん、皮膚表面に纏っている感じで皮一枚分だけ魔族化している、のでいいのかなぁ? それなら力を使い過ぎれば侵食が進んでしまうとかの理由で説明できるんだけど。
 
ネギが今よりも強くなるには、光の要素を内的に増やしていく必要があって、それには仲間を増やしていけばいい、とかね。クラスメイト31人にアーニャまで加えれば拮抗する闇の力をかなり押し返すことが出来る、といったような。
 
まぁ、神のみの桂馬クラスのギャルゲーマーでもない限り、ときめも爆弾が爆発して一気に闇に侵食されてエンドですけども(爆)
 
 
本日は以上です。いや、ひさしぶりですけどメチャクチャだな、こりゃ。


忘れてた。
麻帆良の上空に墓守人の宮殿が現れた現象との関連がありましたね。
 
…………雰囲気? いやいや(汗)
 
物語の流れからすればフェイト達は知らず知らずの内に、造物主復活をやらされているって感じの展開なんですよね。でもまぁ、クライマックスで造物主が出てこないことの理由は分かったので、良いのではないかと。