雑記(スカネク&テイルズ)

テイルズはじめました。


〇スカーレットネクサス
戦闘システムだけ神ゲーだった。ソロ戦闘の極致的な出来栄え。論理性の高さ、ひとつひとつの要素がブラッシュアップされていたし、その精度の高さもちょっと記憶にないレベル。
戦闘中にQTEに似たシステムが用意されていて、成立させているんだよね。嫌ならL2攻撃を使わなければいいだけだし。場所とかシーンごとに効果とか結果は決められているんだけど、本当に良くできていた。
 
ゲーム全体としては、ひとつのシナリオに対して、二人の主人公それぞれの視点で体験する形式だったけど、ぶっちゃけいらんかったかなーって。ダンまちとか、別視点の外伝とかつまらんのよね。作者の欲求としてちゃんと作ってるから見せたいとかは分かるんだけど、別にっていう。好きな人は好きかもしれんけどね。2分割した短めのシナリオ1本を別側面からやるだけだから、かさまし料理みたいなもんで、シナリオ自体はそこまで面白いものでもなかった。1点だけ、ラスボスがセカイ系だったのが、2020年代なのかな?とかって。
 
サブクエが面倒くさ過ぎた。全部やったけどな。トロコンとは別に、なんかやらないと負けかなって思って。
 
ゲンマっていうガタイの良いキャラがいい味をしていて、楽しめたよ。トロコンまでやった。エンドコンテンツが解放されたとか言っといて、特になにかあるわけでもなさげなのだけ納得いかんかったけどな!
最後のレベル上げは、スメラギ陵の最後の部屋から戻って戦闘する定番パターンを使用。プラグイン諸刃の剣は必須。オススメのやり方は、いきなりブレインフィールド展開させずに、最初の2体の黄色ゲージを削ることかな。面倒なら1対だけでもいい。透明化SASなんかでブレインクラッシュ手前まで削ってから、脳内空間に入って、殴ってクラッシュさせる。脳内空間で1回ブレインクラッシュするだけで経験値倍率がガツンと上がるし、時短にもなる。応援1回ぐらい入れば最後までもつようになるから、オヌヌメ。この方法に辿り着いた時にはレベル上げも終盤であっさり終わっちった。
 
 
〇テイルズオブアライズ
こっちもバンナム。盾役ができる!ってんで体験版やってみたんだけど、残念なデキで、購入前からショボーンってした。戦闘システムがなんかしょぼいし、直観的でもないし。上記のスカネクと比較しているから、やっぱ評価が下がるわけさ。
でも、テイルズだし? 発売したらやるわけですよ。地味。弱いと戦闘が地味。でも、丁寧な作りで好感度は高かった。
MP管理システムを大胆にオミットしたFFシリーズみたいな感じ。戦闘時の魔法なんかはAGという単位であつかって使い放題。その代わりにCPという回復能力を一元管理するシステムを採用。派手な戦闘システムとМP管理による継続戦闘能力の表現を両立した良ゲーになっていた。アイテムがお高いのもナイスバランス。おかげで金策が必要だよ、ドちくしょう。ちょうど今、魚吊ろうかなー?ってなってる。闘技場で銀の標識で荒稼ぎしたかったのに、封殺されてた。ライフボトルもオレンジグミも足りない。お金がない。
 
個々人の戦闘としては、スカネクの方がデキがいいと思ったんだけど、戦闘時に表現しようとしているモノが別だったことが分かった。これは素晴らしい対比だ。
BGによるギミック処理が決まるとえらい気持ちいい。ファンタジーもののパーティー戦闘を見事に体現していた。スカネクがソロ戦闘でSASをつないで異能バトルするタイプだとすると、アライズはレイドバトルだ。仲間が1ボタンでカットインしてそれぞれの能力を使ってくれる。それがギミック対応になってて、魔法詠唱中だったらキャンセルするし、空を飛んでたら撃ち落とす。ガードしてたら破壊し、突進してくる相手は盾で弾き返す。連携の表現として見事に成立している。元ネタがあるのか知らんけど、かなりイイね。合体技がそろそろくどくなってきた。BGが良いね。
 
ストーリーその他は途中なんで未評価で。丁寧な作りなので心配はしていないかな。


バンナムのゲームなのに、この2本はちょっとレべチ感ある。特にスカネク。コントローラーがゲームのネックになりつつある。いや、良く出来てて素晴らしかった。