究極の身体

大きな物語が解明されたけど、逆にどうしていいか分からなくなってしまった。……先生、俺はどうしたら?
 
 
■ モーター軸から「究極の身体」へ。
 マグネットコーティングほひーとか言ってる現状を客観視すると、推進力はあるんだけど、伝達を阻害してしまうから改めてゆるが必要な状態になっている。これを更にメタ視すると高齢の達人が体を鍛えるかどうか云々の問題に突っ込んじゃっていることが分かる。
 
何をどう言ったところで、エンジンとか推進力は必要なんよな。そのための筋肉。筋肉を鍛えなきゃ推進力が足りない。
しかし、モーター軸という巨大な推進力を手に入れた。「だから」脱力だとかの運動量伝達の効率化が「必要になった」という状態。
 
この段階でようやく「ゆる」が必要になったのだろうか?と考えた場合、最初は「そう」だと思った。しかし、モーター軸の内容を検討してみると「違う」という結論に至った。
ロボット的な体の硬さでも軸回転運動は発生するだろうけど、それはモーター軸足りえるか? 足りえない。ある種の弾性は必要だろう。
 
つまり筋肉の使い方が変化している。高齢の達人も体や筋肉は鍛える。しかし、使い方が違ってくれば、鍛え方も変わらなきゃならない。筋トレの概念でいえば、「コンセントリック(短縮性筋収縮)」と「エキセントリック(伸張性筋収縮)」の違いなんかがそれに当たる。
 
 
「伸張性筋収縮」と「スパイラルストレッチ」そして「モーター軸」が綺麗に接続した。もう巨大な物語としか言いようが無くて。
  
 
そうか。ディレクトシステムが全てとしていた時代は終わってたんだ。身体意識すらひとつの部品として、究極の身体としてたんですね。なんという巨大な仕事……。
 
 
これで骨のズレ運動から、割体なんかへのルートが解放されたハズ。まだやることいっぱいなんだよなぁ。本筋と言って良いであろう攻略というか開拓が進んでいるにも関わらず、高岡英夫が圧倒的に先に行ってることが分かるだけっていうのがなんともね。まぁ、知ってたけど。
 

エキセントリックに関してのオススメの動画↓
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イスの座り方なんかが変わる。階段の下り方も。握力を鍛えるハンドグリップの場合、一度握ったところからゆっくり開いていけばいいことになる。