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MNNニュースです。
 
本編198時間目にグラニクスにて行われた私闘により、住民の一部に深刻な被害が出ているとのことです。被害に遭われた方から寄せられたコメントを取り上げたいと思います。
 
 
・大事な塔を壊されてしまった(苦情係さん)
・屋根に穴が開いてて雨漏りが……(町人Aさん)
・起きたら部屋が無いとか(引きこもりニートさん)
・ナギきゅんの顔に傷付けたヤツ殺す(AA+水使い(♀)さん)
・賭けに負けた(賭博師カヒジさん)
・目にゴミが入った(視力6.0さん)
 
 
治安維持部門の責任者からのコメント
 
「ひさびさの決闘で楽しめたな。ん、コレもう映ってんの?
 (ゴホン)えー、住民に被害のでるような戦闘行為は慎まねばいかん。
 ……あぁ? 補償? いつもの通り、金なら出ないぞ(ワッハッハ)」
 
なお、現在14連勝中の人気拳闘士「ナギ・スプリングフィールド」さんが
この決闘により怪我をしたとの情報もあり、安否が、私、大変気になります(ポッ
 
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以上、今週の「厳しい現実」のコーナーでした。
 
 
●見たい現実しかみえない

「“どうとでも取れる表情”を必死に解釈しようとする滑稽さ」という罠に気を付けなければならない……という話。作者からすれば、読者が一番相応しいであろう解釈をしてくれるから間違えずに済むというメリットもあるでしょう。全部のコマがそれでは困った話ですが、決め所で効果的に使っているなら作品の質を向上させる確かな手法となるわけです。
 
でも考察する方としては「自己を映す鏡」の前に立たされてしまいます。ややもすれば「自分が見たいもの」をそこにみてしまう。
 
余計な解釈を交えないようなゼロカロリーな考察を提示するのか、「こういう見方もできるよ?」と、より物語的な解釈を見出して提示するのか?といった筋道とが考えられます。
「正しさ」ということならば前者でしょうけれど、想像をめぐらせることによる後者の面白さにも捨て難いものがありますよね。
 
私の立場としては、キャンペーン中の「厳しい現実」を提示しつつ、それに流されないのがいいのかなぁ?などと思うところです。
 
 
 
●ALN日記について
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12月11日
深夜、マガジン2&3合併号発売。ネギま198話目載ってます。
男バトル90%の回で、美少女はちょっとしか出ません。
 
画面情報量こそ多いですが、内容の薄さはかなりのもので、以前のような
研究感想はなかなか書くことができないはずです。
感想メールも、「内容は見た通りでした(=展開少ないよ)」で終わるもの
が増えています。ストーリーが単純なので、もう解説や解釈論、伏線発掘の
類がしにくくなっているのです。(最も割を食っているのは、いわゆる萌え
層ですが・・・スミマセンm(_ _)m)
 
しかし、この「内容は見たとおり」というのが、すなわち「一般人が普通に
スラスラ読める」条件だというのが、今回の私の仮説なわけです。(普通、
内容が見たまんまじゃない漫画なんて、一般人は読みませんしね)
今回のネギの相棒が小太郎で、しかも二人が青年になっている点については、
またいずれ解説します。
 
ところで197話目も、結果はいつもと同じでした(^^;)。もしかしたら、
何やっても何も変わらないのかもしれないなぁ。(笑)
どちらにしろ、この短い男バトル編は一旦終わり(結局5話程度でした)、
200話目からは美少女度が再び増えていきます。
しかしそれも来年のこと・・・・長い長い。
 
PS.こういった方針公開がお嫌いな方、苦情メール下さい。
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なじって欲しいように見えるのは、私だけでしょうか?
 
「あ”〜」とか言いながらムチで引っ叩いて「このブタ野郎っ!」って言ってあげるのが先生のためのような気がしてきました(にしおか〜すみこだよぉ〜)
 
正しさを裏付けることができるのは、「目的に対する適切さ」か、「正統なる権威(過去の積み重ねとか)」から生まれる正当性(でもこっちはまやかし)ぐらいのものでしょう。王が王として正しくいられるのは、なんでも自由にやれるわけではないから、って話です。暴君赤松健ってのも見てみたい気はしますが、ネギま!が終ってからにして欲しいというのが本音かも。
 
でも、まぁ、情報量が足りないから、毎週連載にしてください!(笑)