雑記

 
バクマン。1巻
大場ネームが面白すぎる1巻。正体見たり枯れ尾花。いや、別に怖くはないけど。熱すぎる展開が楽しい。もう熱くて熱くて、さらにもひとつ熱い。だが、それがいい
素直に乗せられて全力になると凄い事を書いてしまうかもしれないので、俺は冷淡でいくぜっ!(笑) 
 
 
○ウィンド・オーケストラ
実際のところ「SQ?なにそれ?」って状態で、貧乏神のやつが題材としては面白そうだなーとかそのぐらいしか知らなかったりする。そんなに面白いのなら〜と思って読んだ。評価は☆3つ+αぐらいかなぁ。女の子は可愛く描けていると思うけど、方向性を考えちゃうなぁ。
 
マズイことに絵の「線」の影響が見えるようになってきちゃったかも。「ヘタうま」とかって言葉が出てきちゃうけど、すんげー生兵法的発言だな。いやぁ、物語が良ければ漫画としてのレベルそのものは比較的どうでもいいと思ってたんだけど、考えてみればそれって漫画読みではなくて「あらすじ読み」なんだよねぇ。うーん、イカンなぁ。
 
基本的には主人公が(作品も?)ボトムアップに特化してるわけだ。とりあえず2巻までは。
作中の台詞を借りると、「バンドの特徴を活かす」vs「欠点をなくす」ってことだけど、月川がトップアップ、主人公がボトムアップの代表だね。
ヒロインが…………中学の「重要なソロを任された」という経験から周囲の人間に対する感謝を学んでいて、ボトムアップの地味主人公を無視していないのが、アタマ良くて好い感じだね(笑) まぁ、恋愛に発展するかどうかにも「気が付かれない」可能性があって、いい仕組みしていると思う。
 
だけど吹奏楽部のビラ配りをしちゃってたのは流石に雑過ぎたかも。ビラ配りしている先輩がいて、それを近くで見ていたのだけど腹を下してどっかいっちゃって、なんとなく代わりに配り始める、ってぐらいが妥当なラインかな(ありがちだけど) 部長にするだけなら先生とのやり取りだけで十分だったろうし。
 
なんというか、主役のキャラ造詣が難しい。気配を消すのが特技なわりに存在に気付かれないことにはコンプレックスらしきものがあったり。目立たないタイプのはずが、実は温度設定は高めとか(笑) どっちからと言うと、穴があったら埋めてまわるタイプに見えるのだけどね。
 
うーむ、このボトムアップの話はどこかでトップアップに変化したりするんだろうか?
オーケストラは集団戦闘だから突出した存在は調和を乱すような気がする。すると一番下手な人のレベルが上限になるような?「のだめ」は周囲の人間は替えが利くスタイルだけど、この話は部活だから替えが利かない。よって成長ものになるしかない。そして実際のボトムアップはトップの高さに規定されてしまう。天井の低いところで努力してもたかが知れてるからだ。この辺りの演出はちょっと続きが気になる感じ、かな。
 
 
ドルアーガ
今週もとても面白かった。くだらないギャグの配分も雰囲気を壊さない程度だし、すっげー好みだ。しかもジルの身代わりの早さにうろたえるファティナとか。先週は引きこもりだっただけに展開の速さも早さも爽快すぎる(笑)
 
ファティナってニーバに捨てられて、かなりイイ女になってんのね。前期は単に痛いキャラだっただけに、これは好感度が高い。今後の展開で予想される葛藤もばっちりだし、くっそー、良いね。