雑記(三日坊主、アイデアのちから)

 
・三日坊主
このところ、三日坊主っていい傾向なんだなーとか思うようになってきた。なんか隙間時間に勉強!とかって話がよくあるけど、5分とかの勉強に必要なのって三日坊主的な好奇心なんだよねぇ。……こう書いてしまうと単なるリフレーミングになってしまうのが残念なところだけど。
 
長く勉強する集中力を確保できないから、三日と言わず10分少々とかで終わってしまうわけで、最初から2分とかでいいんだってつもりが、ちょっと余計に時間が延びてしまう分には何の問題も(予定があれば別だけど)ない。ことの始めからいい加減でいいって楽だなぁ。学習効果にしたって、結局何もしないのより遥かに、圧倒的に良いわけだし(笑)
 
踏み切りで文庫本を立ち読みするような読書スタイルって話をどっかで見たんだけど、私ってばそれこそ2分とかの細切れで小説とかを読むのはイヤな人なんだよね。じっくり取り組みたいっていうか。だけど、赤毛のアンに関しては、どうしてもやる気が出なくて、細切れで読んでたらポロっと入ってスルスル行ったりして。どうもやる気が出ない時に隙間系のやり方はいいねぇ。この感覚だけ分かってしまえば後はそれを広げるためにあの手この手を編み出すだけってことなんだろう。
 
でもまぁ、誰かに教えてもらうのが楽で好きだなぁ(笑)
 
 
●アイデアのちから(1680円)
表紙のデザインに引かれて。買って来たばっかりなんだけど、よさげ。
イデアを「記憶に焼き付ける方法」の話。6つの法則に分かれていて、
(1)単純明快であること
(2)意外性があること
(3)具体性があること
(4)信頼性があること
(5)感情に訴えること
(6)物語性があること
……になっている。なんて、な〜んて当たり前のことばっかり!(笑)
 
 
赤毛のアン
モンゴメリ、ひどすぎる。美しいものがだいすきなアンの話。一方で桜とかみても綺麗とか思わない自分。これ、読み切らなきゃダメなのでしょうか?(笑) この組み合わせは何かのチャンス(=ピンチ?)の気がしないでもない。
 
でもさー、りんごの花だかなんだかの並木道を通ったら、そのあまりの美しさにアンが大感動しちゃうんだけど、これをちょっと「正しく」読んでみるとこうなります。
 
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スペルマによく似た花粉の匂いに包まれ、アンはオルガスムスに達した。目は虚ろに、内股は小刻みに震わせている。その様子にひそかに気が付いていたマシューはわずか11歳というアンの優れた素質に気が付き、その将来に半ば恐ろしいものを感じていた…………
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……という風に読めます。ちいさな女の子が苦手なマシューおじさんがなぜ(よりにもよって)アンを気に入ったのか。これで答えがわかりましたね!(おいおいw)……でもモンゴメリさんはきっとやる気でやったんだと思う。そういう想像力が無い人じゃなさそうだし(爆笑)
 その後で、このアンを引き取るという難事に立ち向かうマリラおばさんが視点キャラになっていくことで作品はバランスを取り戻すわけです。この舵取りでだーいぶ読み易くなりましたね。
 
赤毛のアン、侮れん。