魔法先生ネギま! 258時間目

 
マガジンのヒロイングラビアには大いに笑わせていただきました(笑)
ド本命のネギま!が混じっていませんが、後で先生がALN日記でOADの特典収納BOXの話で言い訳する予定ですね、分かります。つーか、ちびちうとか……ッ
 
●全体的に
今週は難しくてよく分かりませんねぇ。前半が火星周りの話、中盤が舞踏会に行く途中の階段。最後の3頁はvsフェイト。普通に読む分にはなんら問題ないんですが、なんか違和感。
 
ラカンvsフェイト
トイレ(大)→尻を拭く、の論理。排泄系シモネタは全世代共通。ありがちですが、だがそれがいいってヤツですね。地味に木乃香が中心で回っているのもグッド。
 
翌日のラストバトルの時にフェイトがここで負けて出てこなくなる展開なんて物語的に「ありえない」ので、ラカンの負け・死亡・永久石化・もしくは一時的な退場フラグではあるんですよね。ネギに対して「一人前の男だったら世界を救え」と言い放っているのも、ラカンに頼らずに自分の力を信じろ、と言う解釈になって、退場フラグが強化されている。
 
ラカンが負けるとしたら、明日菜が既に誘拐されていることを知って、等の「仕方が無い理由」が必要になるハズです。というか実力で負けることはもはやありえません(断言)。ラカンはフェイトより少しばかり実力的に上でタイマンなら負けないレベルに設定されています。
 
問題なのは、ラカンのパワーだと戦闘しているのが直ぐにバレてしまうということですね。規模が違うのでネギ達が気がついてしまう。
 
それと、ラカンにはもう一つ大切なお仕事があって、魔法世界人がライフメーカーに勝てない理由が明かされる時にドラマを盛り上げる役で必要だってことですね。このため死亡フラグというよりは一時退場の可能性を残さざるをえない。じゃあ一時的に退場して一体何をやっているのか?ということで、勝つために必要なものを探すなり持ってくるなりしに行ってなきゃおかしいことになってしまうわけですが。
 
 
というわけで別のルートから考えてみると、ラカンが負けるのは本物のアスナがフェイトの護衛をやっていて、シルエットだけ見せて「な、おまえは・・」で負けるみたいなイメージの可能性がありますね。
 
それからシンデレラに習って、深夜の12時で栞の魔法が解けて、明日菜がネギの傍を離れ、フェイトの腕の中に帰っていってしまうパターンの危険性が出てきました。(そのための舞踏会?)……これは無論neoのウツ展開を踏襲する作劇ってことになるでしょう。でも可能性は半々かなぁ。赤松先生「だから」やらないって可能性があって。
 
●火星
MMRは爆笑しました。後はせっちゃん可愛いよせっちゃん、ということで。
ネギがブツブツ言っている部分から考察が可能ですけど、ネギまブロガーが動くでしょうからここでは簡単に。
新情報ったって、「崩壊は不可避」ぐらいしかありませんしね。だから、やはり敵の組織名が「完全なる世界」となっていてシンボルがウロボロスなので、「崩壊する世界」を、「どう完全化するのか」でしょうね。「永劫回帰」みたいなイメージもあるみたいなので、不死性→ループさせる、と考えるか、原初にリセットしてやり直しにするとか。
 
それと火星の異界が魔法世界なら、地球の異界にしなかったのはなんでだろね?って話ですが、わからないのでパスで。
 
 
●今週の千雨
ポイント オブ ノー・フューチャー、人生オワタ\(^o^)/分岐点ですね、わかります ………… ってマジで間違えたんじゃね この人?とかヒソヒソ言われたくないので「わざと間違えたんだもん!」とヘタれときます。
 
つーか、OADのボックスに続いてここでも ちびちう状態でドレスとか着てますねぇ。(マジで恨まれるようなことでもしたかしらん(涙))私はロリ属性には反応しないので、というかむしろ背が高めのキャラが好きだったりするんでおもむろに現実逃避をば
うーい〜、あいしゅ

それで今、セブンイレブンのワッフルコーンジェラートという195円のシリーズにハマってまして。地元周辺では「赤ぶどう&白ぶどう」なんですよ。甘さよりも酸味が強めの印象で、それが凄く爽やかでおいひいのです。夏にぴったり。おススメです。
 
ネギまの画像を貼らないでけいおん!のを貼るのはなんの嫌がらせなのやら(苦笑)
 
少しずつエネルギー充填中の千雨たんですけど、まだまだですねー。
とりあえず定番化しつつある覚悟の確認。しつこいとか言うなかれ。目的が一致してなければまともに会話なぞできんのですよ。
超戦で未来に飛ばされた後で幻覚攻撃食らって死にそうな目にあったところでも覚悟を確認しているんで、今はあの辺りってイメージでしょうね。
 
敢えて確認しておきますが、大体からして、千雨は「何のために魔法世界に来たのか?」という話なのであって、そんなもん「もう一度、世界に選ばれるため」に決まってるんです。そうやってチョッピリ孤独を癒すんです。やっとこれからが彼女にとって本番なのであって、出番がなきゃ「まずい」んです。
それはともかく、どちらかと言えば引き止める系のセリフにしか見えませんが、ここでネギが「じゃあ、やめときます」とか言ったらちょっとガッカリするんですから、しょうがない子、ってこってす。
 
既に選ばれた存在であるネギは、ひたすらYESを連発します。物語では最初はイヤンとか言っても許されるんですけど、途中からはひたすらイエスになってくれないとメンドクサイんです。神のみの話になっちゃうんですが、あれは攻略キャラごとにリスタートしているからある程度までオッケーなんです。
しかしストーリー性の強い現在のネギま!でいちいちNoと言って展開を止めるのはよほど巧い演出でもなければ単なる遅延にしかなりません。無駄です。結果、選ばれた存在は物語、もしくは神に対してYESマンになります。 大事なことなので繰り返すと、選ばれた存在はイエスマンになります。もしくは、イエスマンだからこそ、世界に選ばれている、かです。
イエスマンと救世主的な意味のイエス・キリストのイエスを掛けたコトバ遊びに見えるかもしれませんが、単なる計算された偶然です(今、私が計算したわけじゃありませんけどね)英語のイエスジーザスでしたっけ。それと上司だとかに対するイエスマンで上手くいくかどうかとは関係ありませんので、念のため。
 
究極的には、世界は常に我々を「選んで」いるので、だから我々の側の問題でしかないのですが、言葉の綾ってやつで言えば「世界は選ばれたがって」います。
そして千雨は、もう一度世界に選ばれるために、世界を選び取らなければならないんです。けれど、「選ばれたがって」しまうと、うまく世界と接続できなくなってしまいます。選ばれるための努力をしてもダメなんです。そういう時は「怒り」もしくは「ワガママ」が切っ掛けになるでしょう。そして彼女が物語の中で上手く機能するには、早すぎてもダメだし、遅すぎてもダメなのでしょうね。
今度こそ、最後の見せ場をネギに譲りたいでしょうから、先んじて勝利をもたらすのが理想です。日本を発つ時、ネギは千雨を守ると約束し、千雨は(実は)勝利を約束しているのです。ここをハズしてしまうと、かなりグダグダになると思って間違いありません(笑) 作者には頑張っていただきたいところですね♪
 
ルビコンを前にして覚悟を問う千雨とは、そのような存在なのです。
 
 
●背景その他
フェイトの登場に2ページ使ったのは英断ですよね。格ゲーならこの背景で戦うステージは必須だろ、というぐらいのシチュエーションですしね。
 
イラスト的には、無論、ラカンでしょう。ここで小太郎が直撃だったのも良い感じですね。女を守る → 夕映を守る、と話が繋がるのかな? 夏美の中の人には申し訳ないけれど、コタは夕映が…………ってそんなことを言うのであれば(物語の文脈からすれば)ノドカはフェイトと仲良くなるハズなんで、後は作者のみぞ知る世界ですけど(笑)
 
しかし「造られた世界」とつぶやくネギのドアップもいいですねぇ。一瞬トリコを連想しました。
 
表情的には、……というか今回って作画がキてません? ナギと免許皆伝だと言ってるとこのラカンがカッコ良過ぎるのですが。
仕方がないので(ウラララ)だらしない着こなしのフェイトで。いや、表情無いし。じゃなくって、全身での表現ですよ(何を?)(た、退廃的?w)
 
 
 
というわけで、ここまで。