雑記(クリスタルボール)

 
鈍り切っているであろう雑記。もうダミだぁ〜。
 
●ザ・クリスタルボール(エリヤフ・ゴールドラット
在庫管理は、在庫を持たなければいいんだよ!(な、なんだってー!?)みたいな本。ぷりーずぎぶみーマジッククリスタルボー! 相変わらず小説形式が楽しい。
水道管の破裂によって倉庫に在庫を置く場所が無いというアクシデンツ。地域倉庫に在庫を一端返却して(置かせてもらって)、そこから何故だか売り上げが伸びたよー(なんでー?)って話。ちょいミステリ。
 
カートンなどの「単位」をまとめて揃えることに実は時間が掛かっていて、供給のリードタイムがうんぬんかんぬん。大量生産によるスケールメリットに関係する効率部分を敢えて非効率化し、供給速度に目的を変更して再効率化。一括輸送などの輸送の効率化は「一回」を基準にすると正しいんだけど、毎日の複数品目を考慮すると出来次第に順々に「小さく」輸送する方が供給時間を短縮できるとか色々。生産作業の一括処理性との兼ね合いで要・刷り合わせってか。
 
最後に地域倉庫間のクロスシッピングに対しても解答を用意してあって、気分よく読み終えることが出来る。統計を使った予想の誤差を潰す考え方などなど。直接の応用が利くかどうかって話はあると思うけど、頭の体操に丁度よかった。
 
 
●11人いる!(萩尾望都
むむっ。感想書くの難しいなぁ。本屋の文庫コーナーへとりあえず行くといつも目に付くうちの一冊。SFって言われればそうなんだけど、ごめん、これ、面白いのかな?(あーあ、書いちゃった)
11人目がいた事に対する緊迫感が無いやね。最初から試験官である可能性を考えずに、銃を見つけて自衛しようとか言い出してしまう。食事や空気がなくなることも無いし、環境の利用は後半になってから。ちょっと11人居たから何?っていう話になってる。ここが弱いからなし崩し的にバタバタっとイベントが展開して気が付けば終わっている風。
 
続編の方はそれなりだったけど、状況の中でうろうろしているだけだったかな。まぁ、他の作品だってそんなもんかもしれないけど。うーん、むずい。
 
 
医龍
わーい、凄い展開きちゃった。天才外科医は手や眼、頭とか何処も損ねることが許されないんだけどなー。
 
うそつきパラドクス
ちょっと予想を外した。ギリギリで入れないかと思ってた(笑) でもまぁ、現実だと規制事実の方が重要か。
 
●最近のバクマン
純愛(1人)に対して、複数人と絡む相方って組合せ。
特に蒼樹が魅力的なキャラでやはり面白い。極端キャラの蒼樹に対して、更に極端なキャラとして岩瀬を出してくるバランス感覚。子供な蒼樹が「子供だ この子」とかって、「ダメだこいつ、なんとかしないと」級のセリフなんだけど、シチュエーションとか決めとかが微妙にかみ合ってなくて、もったいない。
見吉バレが1話中で処理されたスピード展開が勿体なかった気がしてしまう。そして友人として亜豆が出てくる人間関係の複雑さが個人的には好きなんだけど、アンケのこたぁ、わからん。
 
●めだか
とりあえず続いて欲しいのだけど。
 
●サンデー
神のみのゲーム対決(将棋)と、月光条例の共闘(おとぎばなしキャラ)がかなり楽しい。
 
 
●マガジン
ベビステはこのところのサーブの身体の使い方が…………これマジ?と思ってしまっていて。いや、あれが初歩じゃないの?って感じなんだけど、テニスの実際の現場だと違うものなのかもしれない。もしくは早いサーブの打ち方を教えてください!的な読者からのおてまみに反応してたりとか?(笑)
もうちょい肩の力を抜いて、腕を放り捨てる感じとかがいるんじゃないっけ?(テニスわかりません)
 
ガマランはもしかして下に意識を集めておいて、単に上に跳んでるだけだったりしたらどうしよう……? とかドキドキしている。
 
ティジクンが矛盾だらけワロタ状態で楽しい。踏み込みは剛体術だと主張しているのに、パンチを引くのは鞭の「返し」に相当するから柔体術(対比表現のためにちょっと語句の使い方を弄ってる)になってたりとかして、一つの運動の中にいくつかの矛盾を仕込んでいたり。さすがティジクンだぜ的な?(笑)
 
鬼爆ヒロインキター!と歓喜。こういうネタを入れてくれるのが今シリーズの醍醐味だね。
 
GEはそろそろ勝負所かなー。