雑記(頭の悪い雑記)

 
●もっとマガジンを売る方法
若木民喜先生とかがサンデーを売る方法で議論しているらしいので考えてみた。で、一番可能性がありそうなのは、週に2回発売することだと思う。…………何か問題でも?
 
クリスマス合併号の堀北の表紙を眺めながら、好みじゃないんだけどやっぱ可愛いかも?とか思う。で、漫画雑誌としてはこれ以上の売れ行きを作るのは難しかろう、と。今も充分に連載陣が充実していると思うし、ドラマでテレビとの連携も図っている。普通に今のスタイルを維持しつつ、売り上げを伸ばすのは至難だと思う。例えば、スーパー天才連載作家が何人か連載を始めたら〜、とかの考え方は頑張っても売上げが2倍になることはないと思うんだよ。1.2〜1.4倍まで延びたら良い方だろう。
 
で、掘北眺めながら、別に漫画雑誌じゃなくてもよくね?と思ったりするわけ。雑誌数制限みたいな話もあったから、別のジャンルの本と合体させて、「アイドル+漫画」「経済+漫画」雑誌みたいな統合を図る、だとかにすれば、売れ行きの悪い雑誌のファンを取り込みつつ〜みたいなことになるかな、と。個人的にはネギま!とかが読めればいいわけで〜とか言うとどの連載は切っても平気なの?みたいなビキビキって音が聞えて来そうだけど、まぁ頭の中で考えたことだから勘弁してよ。
 
で、マガジンってパッケージの限界なんだろうから、雑誌名称を変えちゃうとか?みたいなアホなことを考えつつ、それじゃ単純に売上げダウンだろ、とか思い、じゃあ雑誌を統合してマガジンとサンデーを合体させたらどう?みたいな(笑) これだと分厚くなるけど、マガジン+サンデーの販売数になるじゃん。…………と考えて両方買ってる人が重複して買わないからマイナスか、みたいな(爆笑) でも片方しか読んでいない人は色んな漫画読めるようになるし、銀行とかでよくある合併はあってもおかしくないやん。なんちゃらホールディングスみたいな形にして〜みたいな。
 
そこまで考えて、分厚いのは電車で読みたくねーなー、と。だったら回数を増やすして作家をローテして分割すっかーと思って…………ああ、マガジン単体で回数増やせばいいじゃん、みたいな(笑) なんとも赤松先生に優しくない結論に。
この方法なら天才抜きでも1.5倍〜1.8倍ぐらいは見込めるんじゃね? マガジンA班、B班と分割したら現在の連載陣側しか読まなくなると思うけど、筆の早い先生は月に7回ぐらい描くかもしれない。もしそんなことが出来るならコミックスの発売だって早まるから単純に儲けが加速するよね。むろん、質は保証できないけどな!(笑)
 
でさ、それが無理だってんなら、月に1回増やすとかできないのかな?
例えば、合併号でお休みの週とかを止められないのかな。どう考えても回転率で稼ぐ方が早いでしょ。こっちは毎週買う用意があるんだもん、もったいないよ。今は人気作家は大抵ローテーションさせてんだし、月刊誌のヤツにテキトーに読み切り描かせるとかしてページ稼いだりしながら準備すれば、印刷屋に迷惑かかんないように回数増やせるかもしれない。
 
まぁ、無理か。サンデーならやる価値ありまっせ?とかは思うけど。
後は、雑誌を売る場所を変えるとか?駅の売店やコンビニ以上の場所ってもなー。マクドナルドでマガジンセットとか?(食事に雑誌がついてくる、みたいなwww 今、料理漫画がねーや)雑誌自体が重たいからデータ化とかも安直だけど、データ化するとゼロ円経済に巻き込まれそうなんだよねぇ。雑誌のふろく商法はコミックス側でもうやっちゃってるし(ネギまのアニメとかはたぶんそういう分類で見るのが適切かなって)
 
まぁ、回転率があがっても俺にさほど利益がないんだけどね。だってネギま!の回転率はあがんないもん。
 
 
君に届け
漫画の方ね。8巻ぐらいまで読んだと思う。
想いが報われる話。思わずポロポロと涙する。誰に感情移入しているのか自分でも微妙な感じ。報いたい/報われたいという意識が同時にあるのかもしれない。購入して何度も読むべきか?と一瞬考えたが、漫画喫茶で読んでたら止められなかった。
どうもこの手の報われる話に弱いらしい。雨あがるの映画化の頃に山本周五郎の短編で読んだ話もやはり報われる物語で、あまりにも泣けるのでびっくりした記憶がある。
 
報われるかどうか?って話は敷かれたレールの中の話なので、とても規模が小さい。たぶん報われたら終わってしまう。だから小さく報われたり、今は欲張っていいのかなー?みたいなところから両想いのままに気持ちがすれ違ったりしているわけだ。人数を増やすと浮気だ裏切りだ〜の話になってしまうので、誤解を与える範囲の人数にしかできそうにない。結果、パターン数が限られてしまう。男・女、付き合う・付き合わない、片想い・両想い。
 
ラブひなだと付き合ってから自己実現(瀬田化)が入ったり、彼氏彼女の事情では相手の本質を救うっていう内面ドラマに向かっていった。
恋愛関係というよりは契約関係の場合、付き合う相手を変えることでステージを変えていくことになる。より上位の相手と付き合うことで自分の人生を良い方向にシフトさせるわけだ。恋愛関係であっても長く一緒にいることで成長してステージが変化することで気持ちがすれ違うことがある……のだけど「君に届け」とは関係ないな。
 
うめちゃんが結構好き。ダメな方向でもやはり努力しているし、性格が悪いったってあの程度ではどってことない。俺は善い人のフリを止めたら、黙ってボーッとしてしまいそう(笑) じゃなきゃつかれたーとかめんどくせー、もういやだーとか言い始めるかも。
 
 
ちはやふる
5巻〜7巻だったかな? やはり巧い。少年マンガとか作者が書いてて確かに!と強く頷いてしまった。
正確さの先にあるスピードって確かに存在しているんだよねぇ。言葉にしにくいあたりが正に!って感じの描写になっててとても良かった。時間感覚の操作(鈍化に近い。今の瞬間から次の瞬間に早く移動しようとするのではなく、今という一瞬にちょっとだけ長くとどまり、その中でサッサッと動く感じ)では無さそうなんだよね。むしろ正確さが正確さを生むっていうか。うーん、苦手みたいでまだ言語化できる領域にない。
新の水の描写は宮本武蔵的な水のからだをイメージさせつつも、はじめの一歩のウミンチュみたいな息苦しさを表現してて面白かった。
 
後は気になったのが「着物の力」かな。着物は窮屈どころか、正しく着られるようになってくると裸体を包むものになるそうな。関節駆動域ではなく、体幹部の自由度の問題で論理が違うんじゃなかろうか。まぁ色々あるっぽいんだけど、掘り起こして漫画に組み込んで欲しいナーと改めて思ったり。体形を変えて着るものだから、体形を変えられない現代人が着ると、洋服が似合う人、着物が似合う人みたいな分類になっちゃうのだそうな。