さらば愛しき29巻

 
今回も毒舌なのです。我ながら困ったものです。
 
○ドラマCD
ジャケットが凄く良かったのと、柿原王子いじめが楽しいネギジオですかね。
 
ラカン声優となった力也・バウアーは声を高めに出していたので違和感が残りますね。それから詠春役の森川さんの演技が、役をつかめてないような? これは月影先生がいたら物を投げ付けられるレベル。脚本のせい?(まぁ、脚本的に無理だったかなぁ)
 
脚本の方はくどいというか、薄いというか。使えそうなネタが無かったから無難に纏めた感アリアリな(笑) ファンから深刻なレベルでの苦情を回避すべく苦労したんですね?って感じの(苦笑) やっぱ無茶振りだったか〜が共通認識かなって。
 
アリカ姫役の林原めぐみさんですけど、年齢を意識しちゃいますね。声優は声の仕事なので、年齢とかはあまり関係がなくて、全ては演技力の問題として処理するのがフェアだし、マナーでもあるでしょう。修行が足りてませんね。……とは言っても、冒頭部分では気分が盛り上がりました。世界を救おう!とかね。セリフ回しは流石にベテランの味。でもそれは戦闘・戦術レベルに過ぎないわけで、ミスキャストですね。
 
 
結構、ボロボロですよね。ネギまのメディアミックスって内部関係重視っていうか、オタクがその手の人間関係だとかまで配慮するとかコレクションとして声優変更を嫌うとかの心情を理解する辺りを盾に使って、こだわりよりも実現を重視した作りになってて、結果的に完成度は落ちてるっていう。なんとも上手くいかないものですねぇ。かといって作者が口を挟むと良くある揉め事になって「あの先生はうるさい」みたいな展開だろうし(笑) だから巨匠クラスはみんな口うるさいんだろうけど。
 
子安さんは事前予想より遥かに違和感が無かった。これは素直に驚き。ガトウかどうかはともかく藤原啓治の声が入ると締まるねぇ。福山ゼクトもイメージはともかく安心して聞いていられる。小野ビレオ・イマはいつもどおりに色気みたいなのが出てて、この人意外にゃありえないっていう。
 
 
ジャケ絵ですけど、ナギがちょっと子安ナギっぽい濃さが(笑) いや、子安さんの実物のイメージは関係ないんでしょうけど。アリカは年齢不詳な感じ。そう言えば何歳なんだろ。姉さん女房の可能性は高いけど高齢出産を考えたら30歳は無いだろうし。
ゼクトは腕の長さとか制服っぽい服でギアス風味が増したかな、と(笑) ガトウも藤原ガトウっぽ。タカミチ少年は無音拳をこの当時から使っていたのか疑問。クルトは少年時代がやはりガチですね。
 
ネギジオは、サトリナいじりコーナーを期待したんですけど、柿原王子をサトリナがもてあそぶコーナーでした(笑) 楽しかったのでこれの続きを能登ノドカでやるべきかなって。で、自陣フィールドで強気に出る宮崎マミコが王子に返り討ちにあうのが理想でしょうね。
 
 
29巻ですけど、そうか、森川智之だ! あっちゃー、若き詠春になっちゃったか、と気がつきまして。大人版クルト・ゲーデルの声ってこの人でイメージしてたんですねぇ。ということは2005年版アニメ ガラスの仮面の速水さんだからだ。うわーっ、じゃあ誰になるんだろ。とりあえず緑川光は勘弁ですね。
 
本編マンガ部分はかなり充実している辺りなので特に書くべきこともありませんね。表紙は中々趣味の良いデザインで、子供ネギと茶々丸だったりと後ろのメンバーがいいですね。裏の子供ネギは、12歳ぐらい?って感じですけど。
 
なぜなにネギま!は……(笑) なんか見たことのある名前がチラホラありますねぇ。私は出していないのですが、短い質問の方がページ枚数的に答えやすそうですね。とりあえずペタ胸に対するコダワリに泣いた(笑)
 
 
えっと、子安さんは上手かったけど、やはり若ナギを保志、アリカに川澄あたり(○年前の林原がベストだけど) ラカンは置鮎ってのが無難だったかなぁ。大人ゲーデルのために森川は取っといて、誰か別の人って感じで。(そもそも、こういうことを書かせちゃダメだよね)
脚本は今のを叩き台にしてもう1回練り直すぐらいして欲しかったかな。