展開予想:ゲートポートを巡る攻防(?)

 
んー、愚にもつかない話だけど。
 
魔法世界各所のゲートポートはフェイトのテロで破壊されている。これを修復するのに本当に2〜3年掛かるのだとすると、今回の騒動に紛れて、オスティアにある休止中のゲートポートの使用権をヘラス帝国側は確保するべきだろう。
 
この時、ヘラス側の立場的なものを考えないといけないわけだ。オスティアはメセンブリーナ連合の預かりになって総督を立てている。しかし、火星の人造異界の崩壊のことを考えると、残り一つになったゲートポートをメセンブリーナ連合に独占させて、それを放置してしまうのでは後手後手だし、のん気すぎるように思える。
 
まず、最後のゲートポートはなぜ放置されていたのか?ということを考えておかないといけない。
テロで各所のゲートポートが破壊される前であれば、当然、使う必要が無かったのだろう。便利な位置にあるゲートポートを使えばいい。
では、壊された後はどうか。これは魔力の枯渇した地域の中心にあるため、たとえ壊れてはいなかったとしても、魔力が無ければ自然と休眠せざるを得なかったのかもしれない。つまり、ネギ達は魔力が枯渇しているためにゲートを使えなかった可能性も十分にあったのかもしれない。
 
しかしオスティアの休眠ゲートは、バレずに旧世界と行き来するのに便利だという事情もある。ナギ達ぐらいの実力があれば周辺の魔物だとかを無視したり追い払ったりしながら利用できる。10年前に反転封印術から復帰したアスナ姫を誰にも知られずに逃がすことを考えるのなら、休眠しているゲートポートを利用する方がいい。と言うか個人的には使っていると思ってる。
それと、ゲートが新旧世界の橋渡しをする時に、仕組みとして世界間で魔力を循環させていると考えるのであれば、周辺地域の魔力が枯渇していても平気なのかもしれない。
 
仮に魔力が枯渇していてもゲートが「使えた」とする。
この場合、ゲートの使用権を主張する理由やタイミングを計っていたのかもしれない。オスティアは要地だという話も出ている。ゲートの使用権を申し出たとしてMM元老院に対価を吹っ掛けられるのはやはり面白くない等の事情もあるだろう。
 
 
何より重要なのは、火星の人造異界が「いつ崩壊するのか」という、その時期の話だろう。ネギま!作中の事情から考えると、世界各所のゲートの修復が終わる2〜3年後では卒業式が終わってしまっているかもしれない(笑) このため、もっともらしい理屈ですぐさま行動に移れるような体制だけは整えておかないといけない。MM元老院の陰謀を未然に防ぐためにも……。