雑記

 
規制反対だったけど、色々と工夫して今より面白くなるかもしれない。
ハングリー精神なんて、不自由からしか生まれないよね。勿論、貧困も不自由の一形態。
 
モテキ
夏樹が説明し過ぎてて、つまり本人が自分を理解しすぎって側面はあるけど、このレベルなら文句を言えるハズもなく。面白かった。夏樹のような、この段階まで来た相手だと恋愛の「第二結晶化」が必要になるんだと思う。テーマからはズレるかもしれないし、描かれるとも描けるとも、思っても期待してもいないんだけど。恋愛漫画としていい論理展開だった。
 
●ベビステ
メタファー的に見るとたいへんエロくなってしまうわけですが(笑) 主人公の素直さも良かったし、何を考えているか分かりにくいヒロインが相手を再認識する辺りも美味しいのではないかと。
しっかし、バランスが良すぎて次の展開が見えないねぇ。基本的にバランスが必要になるのは、バランスが崩れている時、もしくは崩れそうな時だ。例えば、相手を一方的に崩す技を掛ける場合と、自分から崩れて行く事で相手のバランスを崩して行く場合とがある。または相手の攻めに耐え切ることで相手が自滅的にバランスを崩すこともある。そういった攻防をメンタルで描写して進化させていく方向がひとつと、成長の切っ掛けになっているイベントが「相手にバランスを崩される」ケースに集中し易いということがひとつ。プロの王者クラスと主人公のレベル差を意識しておいて、上に登っていくのにどこに階段を掛けるかが、この物語に求められている「崩し」の技術でもあるわけで。
 
今回のナツは定石(常識)を外したことで、エーちゃんのバランスを崩していた。でも奇策が長く続くわけでもなかったり。やっていたことも垂直的な成長ではなく、並列的な引き出しの増加。並列描写はクオリティを得る方向に成り易いのだけれど、補い合うという意味合いよりもヒロインの成長描写だった気もするし、後付けでこの回を踏まえていければいいんだろうけど、どうするのかな。
 
 
●GE
んー、やっぱ面白いんだけど(笑) 掲載雑誌を間違えている感触がハンパ無いし、読んでて痛いんだけど良いと思う。抽象表現を入れる余裕が無いのか、今の描写には演出的に不要なのか。