雑記(バクマンのこと)

 
 
バクマン 「どうやればもうワンランクアップできるのか?」
 
このネタを考えているんだけど、中々に難しい。
……というのも、たぶん正解があるんじゃないかと思うから。
 
まず、まったく新しい魅力を提示した場合、読者に「そんなのワカラネーよ!」といわれる事になる。読者が「納得する」ためには、「納得できる程度の範囲」に答えがなければならない。

逆に全く新しい魅力であった場合は、かなり上手くその効能がプレゼンされていなければならないし、他のマンガが試した時に効果がなければならないわけで、そんな危険を犯せるか?と考えると、ちょっと厳しい気がしてしまう。
 
で、実際にどんな内容が予想されるか?となると、
大目標の設定、コンセプトの洗練化、敵の設定、なんかが考えられる。
 
・大目標の設定
PCPを読んでいないから分からないけれど、想像するに、1話読み切りに近い構造をしているのではなかろうか。最終的な目標みたいなモノがなければ、テーマ性も出しにくいし、何がやりたいの?ということで終わり易い。最初のうちは雰囲気が良かったけど、なんだかいつも同じことをやっているような?と成りやすいのではなかろうか。念のため、こち亀みたいな作品だと王道展開が繰り返されても「平気」なんだけど、それがどれだけ凄いかという部分はあるんだよね。
ただ、亜城木夢叶は何かを企むタイプだから、ストーリーの中心には壮大な計画みたいなものがあった方がいいような気がする。
 
・コンセプトの洗練化
友情・努力・勝利って立派なコンセプトがあるわけで、ここにもっと注力すべきかもしれない。失敗しがちだけど、第四のコンセプトを導入するだとか、バージョンアップを目指して、友情・努力・勝利 3.0とかね(適当)
 
・敵の設定
上の話の続きになるんだけど、障害が小さいと友情が必要にならないし、努力もいらないし、勝利が喜べなくなる。すると敵を強くするか、目標を大きくするか?って選択になるわけだ。基本ラインが、自分達で難易度を高くしている→完璧を目指す(→目標を大きくするの亜種)なわけで、
 
……というか、大目標の設定・コンセプトの洗練化・敵の設定で言っていることが関連しすぎてて別項目になってないなー。
 
敵政党(生徒会とか風紀委員?)が現れるだとか、新聞部(マスコミは現代では最後の敵!)に付け狙われたり、運動部にもライバル*1が居てもいい感じするし、謎の人物(女性)なんかも定番だよねー。まぁ、ネタ的にめだかボックスあたりと被る部分はうまく回避してもらうとして、
 
それでダメなら、背景かな(笑)
 
 

*1:足が速いようなモテモテのイケメン