主観120%でお届けする食べ物関連ページ。文句や批判は受け付けません!
 
 
●食の見聞を広めよう!(当たり前の水準を高めよう)
「自分は(他人より)美味しいものを食べている」と(実はみんなが)思っているものなのだ。
それはそれで、みんなが平和でいられる仕組みだから問題はないんだけど、そんなに美味しくないものを食べて満足している人は実に多い。見聞を広めて本当に凄いものを食べるってのは、世界や他者に感謝するための行いなのだ。
 
貴方は感謝しているだろうか?
 
 
●味わうのは疲れる
「違いを感じ取ってやろう」と思って食べないとちゃんと味わうことはできない。味わうのはなかなか疲れることなので、ちゃんと食べているつもりでも漫然と口に運んでいるだけになってしまい易い。意識して本気で味わう「構え」が必要だろう。ちょっと良い物を食べたり、食べ比べしたりするのもよい。
食べた後の感動構造の違いにも注意したい。それぞれの食べ物から受け取れる感覚はさまざまな違いを持っている。冷えたウーロン茶の方が口に入れた瞬間は冷たいが、飲み下してしまうと体温は上がる気がする。ミルク多めのカフェオレは口の中ではウーロン茶ほど冷たくないが、体の中に入るとよく冷やしてくれる気がする。なので寒くなってくるとカフェオレよりもミルクの少ないコーヒーの方が良くなってくる、など。
 
 
●太麺 と 細麺
私は喜多方ラーメン派。中太のちぢれ麺こそ至高。細麺なんてスープと絡まないし、食事じゃなくておやつになってしまう。この辺りの絡む・絡まないの議論は「つけ麺」が太麺でトレンドを作ったことから確定でいいと思われ。(細麺も美味しいけどね)
ただ喜多方ラーメンに関しては東京で食べて美味しい店などが分からない。ただの醤油ラーメンになっちゃうのは何故なのか……? インスタントで記憶に残ってるのはアイバンラーメンだなぁ。
冷やし中華は細麺だねぇ。もちろん氷水でキンキンに冷やしてあること!
 
・シマダヤの本生ラーメン(味噌)が好き。下手なラーメン屋に行くことを思うとこれで十分という。
・細麺はバリカタに茹でた方が美味しいかも。
 
●蕎麦やそうめんは絶対に冷やす事!
長い間、家で食べる「そうめん」が好きじゃなかった。そして好きじゃないから外でも食べようとは思わない。食べられないわけじゃないけど、食べても美味しくないんだもの。
原因は、面倒がって氷水で冷やしていないことだった…………orz。 流水で熱をとるだけとか、氷を乗っける程度ではダメだったのだ。氷水を用意しておいて、ざぶんと冷やす→キンキンに冷える→ウマい。これはもう絶対的なルールだ。そうめんだけじゃない、蕎麦だって美味くなる。麺をあけたザルごとざぶんとやれば楽チンだ。
 
…………ちなみに、江戸っ子の食い方はちょっとだけ汁につけて(ここまでは有名)、噛まずに吸い上げ、そのまま飲み込むのだという。噛まないのは身体によろしくないが、口の中でワンクッションおかないそのダイナミズムには独特なものがあんよ。2〜3口ぐらいなら試すのも悪くない。ポニーテールがあるつもりで、そこら辺からチュッ!と吸い込む感じ。舌打ち(チッ)の逆というか。
 
カトキチの石臼とかいう冷凍そば、うめぇじゃねーか。
 
●湯豆腐は出汁醤油で食べるべし!
もともとは関西の食べ方とか言って、醤油に鰹節のつけ汁で食べていた。刺々しいばっかりで、なんも美味しくないっていうね。温かい豆腐だから何? 鍋にしてくれって話だ。それが変化したのは、醤油に鰹節じゃなくて、イワシ粉を入れた時からだった。イワシ粉が凄いのだろうと思っていた。本当は、湯豆腐には出汁が必要ってだけだった。鰹節もレンチンして揉んでやれば粉にできる。出汁醤油と鰹節の粉。これで食べれば、湯豆腐はごちそうになる。豆腐の奪い合いが発生するようになった。
 
●上質な牛肉
牛肉には等級があるので、良いお肉を食べてみるのを是非オススメしたい。A5を売りにするお店を探せば意外にお安く食べられるよ。脂の臭みが少ないようで、食べてみるとアッサリしてて甘い感じがするのだ。
逆に疲れてお肉が食べたい場合は「お肉の臭み」を求めていたりするものなので、安めの肉を沢山買ってくる方が良いかもしれない。自分の舌が肥えていないのがよくわかって面白かった。 orz
 
・乳の出なくなったホルスタインは栄養が蓄積されるらしく、お肉が美味しくなるそうな。
・豚肉は等級自体をウリにした店が見当たらないので、黒豚かイベリコ豚(イベリコも黒豚)になる。「どろぶた」にちょっと期待。幻霜ポークも旨そうだった。いや、ハンガリー国宝のマンガリッツァ豚が最強か?
 
たんぱく質を取ろう!
「炭水化物(米)」「たんぱく質(肉・魚)」「野菜」「汁物」がバランスの良い食事。
ところが、現代人は野菜不足どころかたんぱく質不足になり易いのだそうな。その結果がうつに似た落ち込み易い精神状態になる原因だという。ラーメンやカレー、チャーハン、パンみたいな主食ばっかり食べていると、肉が足りなくて落ち込みやすくなっちゃうぞ。
たんぱく質は「肉、魚、大豆」なんかが代表格。ハンバーグやメンチカツにはお肉が入っているけど、量は誤魔化されてて意外と少ないので、ステーキだとか、シチューにゴロッと入っている鶏肉だのを食べよう。味噌汁は具だくさんがいい。味噌で大豆もちょい補強されてグッド。魚は原発関連で難しい時期だけどもなるべく遠洋漁業のマグロだのを食べるようにしたい。青い魚とか大好きなんだけどなぁ。
 
●身長の伸ばしたかったら動物性たんぱく質
牛乳を飲んで背を伸ばす時代は終わった。動物性たんぱく質を取ろう。遺伝的限界まで身長を伸ばすには、動物性たんぱく質を取るべし(大事な事なので2回書いた)
オススメはノンオイルのシーチキンで1日2缶が目安らしい。肉くえ、肉!
 
●水分不足で眠くなってるかも?
利尿作用の強い飲み物(コーヒー、紅茶、緑茶etc)を飲むと、水分不足で眠くなるそうな。カフェインで興奮するけど、水分が足りないので皿にコーヒーだのを飲むことになるので悪循環。これらの飲み物の回数を減らそう。利尿作用のある飲み物は、澱んだ水分(むくみとか)を排泄させるのに必要なので、仕事が終わってからコーヒーだのを飲むのは体調の管理として悪くない。
 
塩分の取りすぎに効き目のあるカリウムも、塩分と一緒に水分を排泄してしまうので注意。まず塩分の取りすぎに注意しないと、カリウムが必要になってしまう。また、汗をかくと塩分を失うので、塩を取らないのもダメ。
 
○豆乳のススメ
日に何度か缶コーヒーを飲む場合、その一部を豆乳に変えるとよい。満足度も高いし、たんぱく質も取れる。捗るぞ?
缶コーヒーを減らして肉と豆乳を増やしたら、トイレに行く回数が減って、しかも疲れにくくなってる(苦笑) いまや肌の調子までいい。スナック菓子とかはマジで肌ストレス食品だから止めた方がいいぞ。
 
○ホットコーヒーのススメ
運動30分前のホットコーヒー(ブラック)は脂肪燃焼効果を高めるそうな。
ブラックコーヒー飲めなかったけど、お茶代わりに飲むようになった。ココナッツオイル入れたりしてるけど。
 
●甘いものはダルくなる。
甘いものの回復効果は一瞬のみ。その後、インスリンが出て、血中糖分が下がってダルくなるのだそうな。どうりで甘いもの食った後ってやる気がでないわけだ(苦笑)
 
 
●小ネタ (ゲテ食い含む)
・朝起床型は22時〜翌2時までの時間帯は太りやすいので腹を空っぽに!
・ネットでオススメされていたオリーブオイルはモニーニのグランフルッタート(ちょい高め。けど美味い!)安いのと使い分けてるけど、贅沢感もりもり。
・玉子は低い位置から落とすこと。黄身の成分が潰れちゃう!> <
・餃子の綺麗な包み方は、ヒダを長く折ること。短いヒダは素人だとイマイチ。
・焼き芋(蒸し芋)には安納芋(あんのういも)がいいねぇ
・炊飯器に芋入れて、半分浸る水、早炊きにする。そこからオーブンで焦げ目を付ける。
・スイートポテトを作る場合、バニラアイスを入れるといい。芋:アイス=2:1
・スープに入れるタマネギは小玉を丸ままってのも美味しい
・冬の大根はスティックで食べるのもグッド。甘くて美味しいよ(もちろん葉の側ね)
・すっぱいトマトにケチャップをかけると甘くて美味しいのだ
・究極の豚肉「どろぶた」!?……なん……だと?
・鶏肉は薄くして焼いた方がパサパサしなくて美味しい(油を吸うから?)
・淡路島の玉葱が最強!?(でも中国産で粒を揃えたりしてるらしい orz)
・土佐のウルメイワシー!俺だー!けっこnゲフンゲフン。
・魚は 一本釣り > 網。疲労だので味が変わる?
・お店が長期休暇した後は食材の仕入れが新しくなり易いので生ものなんかは狙い目。売れてる店は食材の回転がよくなる効果が期待されるところから、更に美味しいものが食べやすいのかも。
・魚を焼く場合、網が皮にくっ付く。そこでレモン汁を塗ると良い。(酢でもいい?)
・魚の臭み(サバ)を取るには、牛乳に10分。牛乳>塩>レモン汁。カゼインが臭いを消す。
・ポテトサラダは市販のドレッシングをかけて混ぜると簡単に市販の味に近くなる
・チーズ入りのシーザードレッシングはピザにかけると酸味が増して美味しい
・寿司はマグロ偏重しすぎ。クエやノドグロ、関サバが食べたいなぁ(願望かよ)
・カレーのライスに五穀米を混ぜるのも食感があって美味しい(そういう店もある)
・カレーのジャガイモを煮崩れさせないには、先に50度ぐらいの湯で煮る
・しいたけをバター焼きにして、醤油で食べるのが大好きだー!!
・猫舌は(甘みを感じようと)舌先に当てながら食べているせい。
・全ての牛乳は低温殺菌にしろ!ってぐらいタカナシの低温殺菌牛乳が好きなんだけど、問題は牛乳の濃さなんだよねぇ。葛巻地方限定牛乳というのがあって、これまた濃くて美味しいんだが高くてねぇ〜。って調べたらどっちも高梨乳業だった
…………orz
・美味いジャージー牛乳が飲みたい(メグミルクのは旨いけど薄かったかも?)
・レモンは軽く押し付けながら転がすと、苦みのある白い部分と果肉に隙間ができる。手で軽く絞るとレモン汁の味がかなり良くなる。
 
・くちびるも洗おう! 塩や油が付いたままだと荒れてひび割れてくるぞ
 
 
●季節のお野菜が美味し過ぎる件について
ここのところ毎年何かの野菜が異様に美味しいので記録。
(2011年)野菜の水分だけで作ったスープ。茄子とピーマンの味噌炒め。
(2012年)京都の黒豆。アボカドのサラダ。カレー肉じゃが。
 
 
●ベルギーのチョコは本気で美味い

デリス・デルゼル社のトリュフチョコレート。たべたひ。「バリーカレボー社」ってのに秘密が?
 
イタリアDOMORI(ドモーリ)社のチョコレートが最高峰。それを使ったガトーショコラがあるという。
 
・ホットコーヒーとチョコって合うというか、美味しいね。
 
●豆腐

日本ビーンズの豆乳入りおぼろ豆腐がオススメ。これがもう豆乳が美味しいのよ。我が家ではヤマサの「昆布つゆ」をかけて食べる。豆乳と一緒にすくって食べるのが美味いし、残った豆乳を飲むのも美味しい。オススメ!
 
●骨質を良くする(?)食べ物
ブロッコリー、にんにく、鶏のササミ、マグロの赤身、サンマ。
骨周りにあるコラーゲンの「サビ」を無くしてくれるかも?
 
●「作りたて」の魅力(地元を優遇しようぜ!)
焼きたてのパンは美味い。実は一流のパン屋なんじゃね?とか勘違いしそうになるほど美味い。もしかすると、店で作ってる本人達も自分の実力を勘違いしてしまうかもしれないぐらいに美味い。
焼きたてのパンを温かい内に頂く贅沢を味わおう。ホームベーカリーも良いが、地元の店があるんじゃないの? 休日は焼きたての時間にパンを買いに行く贅沢を堪能して欲しい。
ケーキなんかでも作りたての生クリームはやはり違う。世界観が変わるほどウマかったりする。
地元の店にだってワンチャンスあるかもですよ?
 
 
●医学的に体にいい食べ物
 ・くるみ(1日7個分、1週間もすると血管が柔らかくなる)
 ・玉葱(胃がんに効果、1日1玉)
 ・にんにく(同胃がんに効果。1日1片、細かく刻み、油で炒めるとグッド)
 
●免疫力を高めるLPS(リポポリサッカライド)
免疫ビタミンというLPSを高める食事
1.玄米・ぬか
2.めかぶ
3.レンコン
4.ひらたけ
5.岩のりの佃煮
これらとヨーグルトをあわせると効果が倍増する。
 
●ソラレンの光毒性
紫外線を吸収しやすくする食べ物(エッセンシャルオイルなど)があるという話。
朝のオレンジジュースなどは気を付けよう。しみの原因になるかも
 
×ソラレンを多く含む果物・野菜(朝は避けた方がよい)
 レモン・オレンジ・みかん・グレープフルーツ・キウイ・いちじく
 セロリ・パセリ・明日葉・大葉・三つ葉・ジャガイモ・きゅうり
 
○ソラレンが少ない果物・野菜(朝からOK)
 りんご・スイカ・バナナ・いちご・桃・葡萄
 大根・ごぼう・人参・かぶ・かぼちゃ・ネギ・レタス・キャベツ・トマト
 
●二日酔い対策にはトマト
 30%ほどアルコールの処理が良くなるらしい。トマトを食べながら飲むといいそうな。
 逆に「飲む前に牛乳」や「シジミ」なんかには効果がないらしい。
 (シジミで肝臓の機能を高めるには3500個のシジミが必要という)
 味噌汁のような水分と塩分を一緒に採ると良い。(シジミの味噌汁は「味噌汁」が利く)
 
○ニンニクの消臭
1時間後ならリンゴジュース>牛乳。(緑茶やコーヒーは効果が低い)
8時間後なら牛乳。(リンゴジュース・緑茶・コーヒーは効果が無い)
8時間後はニンニクの成分が血液に溶け出し、肺からの呼吸で臭くなってしまう。このため、臭い消しは牛乳ぐらいにしか効果が無くなってくる。
リンゴジュースは1時間なら臭いを抑えてくれるけれど、8時間後は臭う状態に逆戻り!
 
●深夜に無性に食べたくなるもの
・アイスクリーム→鉄分不足で貧血の恐れ→あさりやレバーで補うべし
チェコレート→マグネシウム不足で頭痛・めまいの恐れ→枝豆・海草で補うべし
・ポテトチップス→カルシウム・塩素不足で消化不全の恐れ→チーズ・しらす桜海老で補うべし

●100歳以上の人たちが食べてるおやつ
・まんじゅう 意外に植物性で糖尿でも食べられるとかの話もある。
・アイスクリーム(バニラ)1日の1/4程度のカルシウムを補えるのだとか。
・チョコレート ポリフェノール
 
●五味+1
甘味、酸味、塩味、苦味、うま味+(辛味)で五味となる。
辛味は痛覚として感じるもののため、厳密には味覚とは異なる。うま味はグルタミン酸受容体の発見によって味覚の基本要素として近代に追加されたもの。
スイーツなどでも、レモンやヨーグルト(甘味+酸味)、塩キャラメル(甘味+塩味)、抹茶やコーヒー(甘味+苦味)と言ったように組み合わせて用いられてたりする。
 
・塩の分子:砂糖の分子=1:6らしい。
しかし、舌の味覚受容体は塩味に敏感なので、砂糖を6倍の量にしても塩味を先に感じる。
 
・美味しい塩分量は素材の0.8%
・パスタは水の量に対して1.5%
 
お好み焼きは「混ぜるな!」危険
よーく混ぜてしまうと、発生したグルテンが食材同士をくっ付けすぎてしまい、ペッタリと平べったく、硬いお好み焼きになってしまう
お好み焼き屋で食べると、小さな器に入れてくるのは、わざとかき混ぜられないようにするため。ふんわりとしたお店のお好み焼きはそうして作られている。
 
ホットケーキミックスの場合は?
マヨネーズを少量入れると良く膨らむ。
牛乳とタマゴを先に混ぜる、マヨネーズを入れる、ホットケーキミックスを大きく15〜20回混ぜる。
 
●うま味の相乗効果
グルタミン酸イノシン酸を掛け合わせることでうま味を爆発させるテクニック。
基本の出汁(昆布×カツオ節)、精進料理(昆布×シイタケ)中華や西洋料理(フォンやブイヨン)も肉×野菜でうま味の相乗効果を生み出している。
 
アミノ酸
グルタミン酸
 昆布、チーズ、緑茶、トマト、魚介類、イワシ、タマネギ、白菜
 肉や魚のたんぱく質が熟成→分解するとアミノ酸になる。
 
核酸
イノシン酸
 カツオ(カツオ節)、煮干し(片口いわし)、サバ、タイ、豚肉、牛スネ肉
 筋肉中に含まれるATPが熟成→分解するとイノシン酸になる。
 
グアニル酸
 シイタケ、きのこ類
 
有機酸系
コハク酸
 貝類
 
・果実酸
 レモン(のクエン酸)、リンゴ(のリンゴ酸)
 食材のうま味成分を増幅させる効果があるとされる。
 
 
○飲み物は入れ物で味が変化する
缶やビンから直接、またはマグカップやグラスなどの様々なものに飲み物を入れて飲むことになるのだが、問題は入れ物によって(飲み物の成分は変わらないのに)味わいが変化することだ。
グラスと液体の流れ(速度)、舌の感覚器である味蕾の配置などの影響が出てきてしまうのだ。グラスの傾斜によっても液体の移動速度が変化するので、味蕾に当たる位置や時間が変化する。すると直接的に味わいが変わってしまったりするわけだ。飲み物の「苦味」や「甘み」の成分との兼ね合いで美味しくなる形状のグラスは確かに存在しうると思われる。
更にビールやワインなどでは液体の温度から注ぎ方など細かなセオリーが幾らでもあるので、コップの形どころの騒ぎではなくなったりもする。すすったり、含んだり、注ぎ込んだりと飲み方にも個性があるし、一概に背が高くて薄いグラスがいいよ!みたいなことはいえないものなので、色々と研究された方がよろしかろうと思われ。
ただ、喉がカラカラな時に熱々だったり、チビチビ飲みの飲み物なんかは飲んで居られないわけだし、シチュエーションとの一致も視野に入れないと美味しいタイミングを逃してしまうのだけどね。
 
 
●テフロン加工フライパンなどの話
焦げ付いたりする理由だのの話もあって、330度でフッ素樹脂が変形し始める。料理に付いて口に入ったり、400度では樹脂が蒸発して無くなってしまうらしい。180度程度の調理温度を守ることが重要。もう一つは「水道水の蒸発残留物」。水に浸けて放置していると、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなんかがくっ付いてザラザラになるのだそうな。詳しくはググるといいと思うよ。
 
・フライパンは深いものの方が鍋振りがやりやすい。
・北陸アルミニウムのフライパンの評判がよさげ。
 
 
●加熱上限と下限の魔術
加熱調理には必ず温度に幅がある。焦げる一歩手前の加熱上限で作るべき料理と、加熱下限でコトコトやるべき料理とがある。素人料理では「芯に火を入れる」ことで美味しくすることが出来るようになる。それは料理の科学的側面とは真逆の「火の精霊」との対話に近い。食べ物にも複数の層があり、「味」の層ばかりを見ていると、「気を食べる」ことを忘れてしまう。
「作りたての料理は美味しい」「愛情のこもった料理は美味しい」これらは料理を味わうという現象に複数の層が存在することを示唆している。「芯に火を入れる」ことを覚えると、一段階美味しい料理になる。「味」も「気」も美味しい料理が本当に美味い料理ってものなのだ。
……また、冷めても美味しい料理に対して気が回るようになることが望ましいのは言うまでもないことと思う。
 
●肉の調理は低温(弱火)で!
タンパク質は、40〜55度の区間を低音でゆっくりと火を通すことで、縮まりにくくなり、ジューシーで柔らかく仕上げることができる。(途中で出てくる水分は拭き取って捨てよう)
揚げ物は温度を上げる前から入れてしまおう。タマゴは調理前に常温に戻した方がグッド。
 
 
●食器洗い洗剤
オススメは、ミヨシの「無添加 食器洗いせっけん」。
普通の洗剤みたいなものは長く使うと絶対に洗い残すものなので「界面活性剤」を口に入れることになるし、洗い物をしているともの凄いスピードで手がボロボロになってしまう。
口に入れても大丈夫な無添加せっけんで食器洗いをすることがオススメでござる。洗い物したぐらいで手が荒れたことなんかないよ。
 
・洋服やシャンプーも……いや、何も言うまい。黙って禿げてろ。
・ハゲ関連は金属アレルギー(歯の詰め物)のパターンもあるらしい。医者に行くべきだね。
 
 
●男料理と冷蔵庫と熟成
いわゆる日曜日の男料理とは大体のところ「冷蔵庫の管理」をしていない辺りに限界がある。このため、食材を一から買って来るので美味しいけれど、お金が掛かるのが普通だ。
「冷蔵庫の管理」は買い物の技術と料理のローテなどを含めた全体的なリソース管理の技術の話になる。
ところで冷蔵庫の登場によって「食材ごとの足の早さ」をあまり管理しなくてよくなっている。カレーにジャガイモを入れると足が早い等など。これが逆に味噌や漬物などの「熟成を要するもの」に対する意識が弱くなってしまう原因だと思われる。漬物の達人とかあちこちにいたんだけどね。
 
・冷蔵庫などが10年選手の場合、買い換えて電気代を節約しよう。エコ(×)→お財布に優しく(◎)
 
●冷凍した方が良い食材
・キノコ
 キノコは買ってきた状態だとまだ生きているため、死んでからでないと うま味が出にくい。使い易い大きさに下処理した上で、冷凍するべし。
・タマネギとピーマン
 冷凍すると、にが味が押さえられる。
シジミ
 冷凍するとオルニチン量が8倍になるという。冷凍しないともったいない。
・ステーキ肉
 凍らせると普通に焼いても上手く行く。
 
×凍らせてはダメなもの
・マグロ
 業務用冷凍庫(-50〜-60度)でない限りどんどん黒ずんでいく。ただし味は変わらないとか。
 
 
●お米は硬めに炊きましょう!(重要事項)
40分から1時間以上、たっぷりとお米に水を吸わせてから、水を少なめに調整し、電気釜なら早炊きで炊くと硬めで美味しいご飯になる。何時間か前から適当に水に浸しておけばok。ちゃんとやりたいのなら水に浸ける時に洗ってしまうこと。念のため夏場は注意。水が腐るまで放置しないように。ちなみに普通炊きは「米に水を吸わせるための時間」が入っているので、水に浸し忘れて急ぐときだけ。
 
お米を甘くするには事前に水をタップリお米に吸わせること。炊く時に水が多すぎればお粥に近い柔らかすぎる状態(べちゃ)になってしまうので、水を減らすのがポイント。お米が水を吸っているから、炊く時の水分量を加減する必要があるのだ。電気釜ならば実験として同じ条件を再現し易いことから、炊く時の水の量を調整するだけで、結果の差を観察することが可能になる。「硬め」と「柔らかめ」の境界を各自で追求し、最も美味しいと思うところで調理することが正しい食生活の第一歩だと言えよう。
 
まぁ、牛丼の「ツユダク」至上主義者なぞにお米の味が分かるとはとても思えないが(挑発)、ご飯が硬めだとカレーライスやら汁物のとの相性は良くなるだろう。硬めの方が合う献立の方が圧倒的に多いと思うが、柔らかめのご飯とあわせたい献立などに合わせて調整できれば、もはや何も言う必要はなくなっているだろう。
 
○冷やして炊こう!
 お米を炊く前から、鍋ごと1時間半ばかり冷蔵庫で冷やすといいらしい。同様に、お米を炊く水を冷蔵庫で冷やしたものに替えたり、水を減らしておいて氷をガバッと入れたりすると良いという。
……確かに、冷蔵庫で冷やした水で炊いてた。
 
●土鍋
 まず1時間水に浸す。水は米と同量。150gなら水も150gが目安。(これだとやわらかく炊ける可能性あり)火加減は最初から強火でオーケー。土鍋のふちが吹き出したら、弱火にして7分。さらにタオルをかけて10分蒸らし時間を取る。
 
○おひつ と 蒸らし時間(15〜30分)
近年の電気釜の高性能化が何処まで進んでいるのかは知らないけれど、多くの人が痛い目を見ているので、良い電気釜の基準とは「保温してて長い時間が経っても黄色くカチカチにならない」というものになっている。(某有名メーカーの電気釜は不味くなるのが凄く早かったのだ)
ワンランク上のご飯を楽しみたい場合は、保温せずに「おひつ」に入れて蒸らすのも、とても良いものだ。保温時の消費電力は無駄だという議論(疑問)もある。「おひつ」は実の所それなりに高価なものだが、ここでケチるのは良くない。某国製品では使われている木材に何がどうなっているか不安になるものだからだ。下手すると何かの薬品がしみ込んでいるかも……(!?)
 
また、炊きたてのご飯はまるで綿菓子のようにフワフワとしていて、口に入れても消えてなくなってしまう。これでは食べた気がしない。ご飯は炊き上がりから15〜30分程度のタイミングがベストのように思う。
 
・お米のブランドも何年かすると一番美味しい時期が終わってしまうそうだ。ササニシキ派→秋田こまちに推し変だったけど、そろそろ次のかなぁ。
・北海道のななつぼしが美味しいね
・太りたくない場合、冷やしたご飯を食べよう。レジスタントスターチになる。ただし、冷やしすぎると流石に美味しくないので、あまり冷やしすぎないように。コンビニのおにぎりぐらいの感じにすると良いかも。
 
◎玄米は12時間以上水に浸そう。
完全栄養食とされる玄米だが、発芽抑制因子(アブシジン酸)という毒になるホルモンをもっている。この毒を制するには、12〜17時間ばかり水に浸す必要がある。半日水に浸すと発芽玄米となり、安全になるという。しかし、水に浸しても発芽しない「死んだ玄米」は、アブシジン酸がそのまま残ってしまうという。……最初から発芽玄米を買えばいいのだろうか? ちょっと分からないけど。
 
・米を水に浸すと書いてるけど、夏場とか常温だと水が腐るので注意。冷蔵庫にしまい、気になるなら途中で水をかえるがよろしかろう。
 
○オニギリ作成は母親の必須スキル
 まさかとは思うのだけど、一応の、万が一の、念のため。
 塩を手にまぶし、水で伸ばしてから握っているよね? つまり「塩水」にして握るんだけど、知らない人はいないと思いたい。握るのも米粒を潰さないように軽く形を整える程度でいいんだけど、潰して丸めちゃう人もいるみたいなので念のためにね。(潰して丸めた糊状ご飯のオニギリは鼻くそを丸めたのと大差がない)
近年はラップで握れば手が汚れないとかのアホアホ発言がまかり通ってしまうご時勢。オニギリの作り方もしらないで母親になれるわけないんだけど、どうなんだろう。
具は普通にシャケとかが良いけど、ふじっ子煮の「おかか昆布」なんかもオススメ。
 
・海苔に含まれるマグネシウムは脂肪燃焼効果があるらしい。
 
○ツユダクを否定せよ!
タレ付きご飯は私も大好きだが、決して「ご飯ビチャビチャ状態」がベストでは無い! 盲目馬鹿なんざ駆逐し、ご飯とタレの適切な配分が必要だ。必要ギリギリのタレで食べる丼物などは気品すら漂う。
 
パック納豆のタレも多過ぎる。半分ぐらいが丁度良い。からしは全部入れて、軽くかき混ぜて食うのがオーソドックスなスタイルだと思うのねん。(納豆中級者以上の直食いが可能な人向け。玉子を混ぜてご飯にかけないと食べられない人は別ね)
 
 
●塩だけは良い物を……!(超重要事項)
塩だけは、なにとぞ塩だけはマトモな物を使って頂きたい。海水から作られた塩に含まれるミネラルを舐めてはいけない。人間は精神を病むなどして意外と簡単に壊れてしまうことがある。その原因はビタミンやミネラルの欠如だったりするのだ。塩だけでもまともな物を使っていれば、その手のリスクをそれなりに小さくすることが出来る。塩をケチるのは命をケチることなのだと理解して欲しい。
 
 
●マナー
細かいことはいいとして、クチャクチャだけは言わすな! 口を閉じて食え!!