●アゲイン！！（久保ミツロウ）
面白いから応援することにした。
男女って、男だっけ？女だっけ？とか思いつつ「また応援団かよ！」とツッコミを入れてみる。（作者は女だと主張しているが、私しゃ認めないことにしている） でも、これ面白いんだよ。モテキをやってこの作者って漫画が面白くなったのかも？（むろん保留）
たぶんだけど、そんなに面白くならないで終わると思うんだ(爆) 書いてることヒデー(笑)
この作者は才能とかはそんなに無さそうだし(笑) 自分に才能が溢れてるだとかなんて絶対に思ってないよね。ちょっとぐらいあるかなー？ちょっと調子に乗っちゃってもいいかなー？とか、そういう展開の人だよね。無いって言われると「褒めて伸ばしてもらいたいんだー！」とか叫ぶタイプ？みたいな？ 才能がなきゃ実力で勝負せぇや！
でもまぁ、アレだね。３年前に戻れるんだったら、原発をなんとかしてください orz
よしっ、先にオチを書いたぞ。これで後は書きたいことを書くかんな！作者だの編集だのが読んでるかどうかなんか知るもんか！
って、2014年だと？それじゃ３年前に戻っても地震の後じゃねーか！ クソッ、考えやがったな……。そうくるか。しかも埼玉ね。ふふふ。埼玉かー……(笑)
この作品は未来を知っているっていう部分で「優越感」をどう煽っていくかが腕の見せ所だからね。たとえば携帯電話でどの機種を選ぶべきか？みたいな小さい部分がポイントになっていくと思う。雑誌に紹介される前になんかの店を知ってるとか、その辺の女の子のしそうな話題の先取りだとかね。
こういうのは１話のネタは「絶対に」外さないといけない。１話に使ってるネタは予告だから、そこはメインの流れでしょ。マガジンでの連載ならある程度の期間は確保できるだろうから、しっかり使い切れる。２〜３話でいきなりそういう方向に走ってたら思いっきりダメ出ししてやろっと(笑)
ちょっとした優越感を煽らんといかん。大きな優越感はチラつかせないとね。
基本ストーリーは、応援団になって色んな人の運命を変えていく部分にある。
どうにも他人に優しくするには応援団しかないと思っているらしきコダワリが良く分からないんだけども、趣味の問題というか多様性ってことで。
この作品は元ネタを考えると「２周目」的な展開になっている部分にまず魅力がある。系統は「神のみ」と同じだけど、あれほどまでメタな作風ってわけでもない。具体的に指摘すると、普通はアタマをごっつんこ（激突）している女の子がヒロインになるハズなのに、無視して応援団のおねーさんのところに行っちゃってるわけだな。
激突してる子だけど、１回だけ「アキ」と呼ばれているのね。背が低くて彼氏がいて、なんというか既に『対象外』なんだよね。１話ではフルネームすら分からないんだ。この子をどう動かすかで話がガラッと変わるかもしれない。要チェックやね。
元ネタから考えると、運命共同体なのはこの子（アキ）の方。だけど主人公は無視している。どうもポッカリと盲目な感じで無視してるのをやりたいらしい。「気が付いていない」っていうかね。展開からして「１周目の物語」だと、この子と仲良くなるための話だからね。
この場合、メインヒロインは誰なの？というのはかなり面白いと思う。物語が介入だとして、元ヒロインは誰で、介入によって１位になったヒロインは誰？ってね。ここが最終的に面白くもつまらなくもしてしまう決定的なパートかもしれないわけだ。
太眉の団長とは、一緒にいると人生が変わっていくのだろうね。俺の分類だとそれは「面白い＝ソウル」となる。
アキの方とは、友情的な親密さをメインとした関係になるはずだ。大きな貸しがある状態だと思っているから、話しかけ易いっていうかね。彼女は不安なはずなんだよね。アキ側は情報があるから予想しやすい。彼氏とはまだ付き合っていなくて、もう一度付き合って欲しいけど様々な障害が出てくる、とかだよね(笑) 今は別の女が居るとか、いろいろ考えられるわな。
でもま、ぶっちゃけメインヒロインはおばあちゃんなんだろ？わかってるって(笑)
と致命的かもしれない予想を垂れ流しつつ。
基本的な部分、たとえば未来を変えようとしても巧く行かない、だとかはほっといてもちゃんと描くんだよこの人。そこからどうするのか、なんだよねぇ。情報量を多めに保つには、街を描けるかどうかだと思うけど、１話が限界だったりするかもだよねぇ。内と外をいくつか用意して、重なるところとかを設定できれば、とか思ったりもするけど、まぁいいや。
……だって、ネギま休載で５週休みとかって噂だし。やってらんねぇぜ。
