きょうたろう

http://www.aso-taro.jp/diary/2011/05/20110512_1305176992.html
 

「例会挨拶11・05・12」
【要旨】
● きのうで大震災から2ヵ月が経過した。まだ多くの被災者が大変不自由な生活をしておられる。このことに関して、我々は政治として、更なる努力をしていなければならない。早く、地域が復旧、復興、そして更には、そこへの投資が起きていく方向にもっていかなければならない
 
●  その為に、やれなければならないことが、政治にはある。復興に関する基本法。これは当然のことだ。そして、歳入を確保する為の特例公債法、それとともに2次補正予算。こういったものは、1日も早く審議入りすべきだ。自由民主党としては、基本法にしても、2次補正予算にしても、きちんとした対案を準備している
 
● しかし、今の政府・民主党を見ていると、2次補正予算の編成・審議を行わないまま、来月22日の今国会会期末をもって、そのまま閉じようとしているのではないか。復興構想会議の提言を待っているのか、財務省の都合なのか知らないが、“政治主導”はどこへ行ったのか。こういう時こそ、政治主導で、政治が責任を持って、物事を進めていかなければならない
 
● それをやらないのなら、それこそ“政治空白”である。「政治空白を作ってはいけない」というが、今の状況が“政治空白”ということになるのではないか。首相の指導力は極めて大きな要素であって、そういった意味では、我々は手をこまねいているわけにはいかない。政府の無作為に対して、多くの国民が不満に感じるなら、我々はその声を代弁して、1日にも早く日本が復興、その先の投資へと進めていける体制に作り変えていくことが、当然の責務である。国会は会期末に向け緊迫していくことになるが、参議院衆議院共に、皆様方の努力を期待したい

 
 
・私にとって麻生さんがいるということは、たとえ一人であろうとも「信じられる政治家がいる」ということであって、それは勝利に等しいのです。だって、一人もいなかったからね。2回ぐらい、「アレ?もしかして?」とか思ったこともあったけど、思いっきり勘違いだったのさ。
 
・そりゃあ、麻生さんだって人間だし、間違うことだってあるだろうとは思うよ?だけど、信じることを通じて、正しい行動を求めていくことができるわけですよ。人間、誰も見てないと思ったら、いい加減なこともできちゃうかもしれないよね。でもさー、大枠で信頼できる政治をやってくれる政治家であってくれたら、気持ちいいじゃないさ。二世政治家みたいなものってバカにされがちだったけど、なんか社会貢献を素直にやれる人格の人が出てきているのがいい感じに思える。
 
・鳩山元総理もイイコトやろうとしてはいたんだろうけど、決定的に逆効果だったからなぁ。記号的側面を無視して政治はできないよねぇ。
 
浜岡原発?みたいなのは自粛停止な気がしてならないねぇ。「原発止めました」が政治の人気取りに使われるのかと思うと、民主主義自体がどうなっちまうのかと思ってしまうねぇ。ギャンブル的な意味で、ビビッて降りて損している風に見える。夏の電力供給が終わった頃に停止させるとかってお茶を濁すことも出来なかった辺り、現職の総理は、政治家として芯に粘りがないという感じ。誰かに批判されて、言われた通りにやるだけならお飾りだろう。宥めすかして、適切なことをやらないといけないよ。
 
・政治に無関心な人間は清廉な人物みたいな嘘は変えていかないと先がないねぇ。