雑記

 
羽月莉音の帝国6〜9
一気に読んだけど、面白かった。10巻途中だけどゆっくりでいいや。
中国国内での店舗拡大を証券化して行うのだけど、国内情勢(反日暴動)で一気に持っていかれ(5巻)、人脈に助けられて大逆転したのも束の間、銀行のスケール追及を行う(6巻)ミサイル開発でロシアに渡って、巨額の報酬でインセンティブ作ってあっという間に最先端ミサイルロケットを作ったと思ったら、ロシアのFSBに横取りされ、通貨戦争で泥沼の消耗戦をやらかす(7巻)、巨大過ぎて投資先が無くなり、毎月の資金繰りも限界になったところで起死回生の一手を打って(8巻)、ついに最終目的へと辿り着きその時を前にして決意を確認して準備を進めていく(9巻)という展開。
 
いやー、スケールは巨大だけどどうなんだろ、これ。アニメ化してくんないかなぁ。10巻の内容もよく考えられていると思う。日本が●を持つわけには行かないのだとすると、かなり理想的な形かも。二次大戦の負けを吹き飛ばす意味とかもありそうな感じだなぁ。うん。面白いです。
 
ただまぁ、自分達の人生に価値があると信じ込もうと必死になってて、逆に馬脚を現してる部分も。
うーん。ラノベだから可能なスピード感ってあるのかも。
 
 
アクセルワールド
みたどー。絵は綺麗だったかな。全体的にギミックがごつい印象だね。
 
●新ルパン
峰不二子メイン?っぽい。原作の雰囲気を出すのが狙いなのか、これは見なきゃダメだろうという感じ。コマ数少なそうで、製作体制がもつのか?といまからちょっと心配。
失敗とリトライの美学的なものがあるのか、とりあえず捕まったりするんだけど、最後は華麗に盗む、でも水泡に帰す、みたいなテンポの良さがある。
途中の銃撃戦で左右に動くだけのテレビゲームみたいなところはダメだったけどね。
 
 
●ナディア
図らずも再放送商売みたいなことになったナディア(笑) OPとEDを歌うと気持ちよいです。感想書いていければいいなぁ〜と思うけど、たぶん無理でしょう(笑)
道具立てがラピュタまんまだけどパクッたわけじゃないらしいという内容。ぶっちゃけ、どこまで書いていいのか悩みますな。リマスターで再放送だけど、初めて見る人も多そうだし。
なんと褐色の、黒人系のヒロインというスタート。インド?アフリカ?みたいな出生の話もありつつ、いまから思えばエヴァンゲリオンを彷彿とさせる鬱屈しているヒロインの内面が描かれております。さらっとこなしちゃっているけど、サーカスを追われて行き場のなくなったヒロイン・ナディア。サーカスの団長が哀愁漂わせていたシーンが印象的でしたね。もっとイジワルな人として描いても良かったハズなんですが、この辺りの後味がねぇ。ただイジワルな人だと「あー、せいせいした!」って印象に持っていけるんですけど、仕方なかった風なので、ナディアが行き場所を失った感覚が強く描写されることに。
ジャンも両親がいなくて叔父さんに育てられているという立場なのに、転がり込んでくる感じでヒーローとヒロインを運命共同体的にとりあえずくっつけてしまう、といった所でつづく。