雑記

 
氷菓をまだ見ていないので、もう寝ようと思っている。
 
タイタンの戦い(映画)
いやはや、面白かったです。
しかし、ストーリーの分析はもういいやって感じだなぁ。だいぶ分かるようになったから、単なるストーリーの分析から得られるものが少ないわ。絵作りとか、脚本(セリフの流れ)とかに分析の枝葉を伸ばして行かないといけないらしい。どっち方向がお好み?って感じだなぁ。
 
ギリシャ神話をどういうルートで触れてるか?ってのはちょっとした問題だと思う。我が家には漫画本があったんよ。少女マンガ風の絵で、ハードカバーな感じ。興味なかったんだけど、漫画が本棚においてあれば、読むよね(笑)
んなわけで、子どもへのプレゼント何がいい?と質問されると、教育的な漫画本って答えるようにしてる。はだしのゲンはもういいやな感じだけどね。
 
ペルセウス、名前は聞いたことあるけど、どんなヤツだったかなんて覚えちゃいねぇ(笑) 映画を見た後で、ウィキペディアを信じるというアホをやりつつ、元と脚本の違いを楽しんだりなんだり。
 
少し調べれば色々と面白いのだけど、ゼウスのピカピカ鎧とかは聖矢の影響らしいぜ?とかね(爆笑)
 
ポセイドンを敵にしないで、ハデスと戦うという改変。アンドロメダというと、ネビュラチェーン!なわけだけど、海の怪物から偶然に近くをペガサスで飛んでたペルセウスが助けるという顛末なのを、最初からアンドロメダ王女を助けますよ、という風に改変。その他にも色々と変わっているんだけど、まぁ、いいんじゃないの?と思う。ポセイドンじゃない理由は、映画をみてりゃ分かるよね。ゼウスvsハデスの戦いにしたくて、愛を力の源にしていたゼウスと戦うのなら、ハデスの方がいいってのが主な理由だろうね。クラーケンの出現理由は、1981年版から出てるからだと思う。そっちの脚本がどうしてクラーケンを選んだのかはわかんないけど、海の化物でタコ的な怪物を用意ってのは、デビルフィッシュだし、妥当な選択ではないかと。(元は化け鯨っぽい)
 
巨大生物との戦いを映像としてみるのが楽しい部分。デカいサソリとかね。黒毛のペガサスとかも斬新に思ってしまったよ。出されてみるとむしろ自然というかなんというか。時々、飛んでる途中で近くの岩場を蹴ったりしているのが映像的な特徴かな。
 
映像スペクタクルみたいのは楽しいんだけど、ラストの展開のせいで逆に大味感になってしまっていた。全体的に楽しいんだけど、どういう視点で見て楽しいのか?はたぶん共通項目となりえないと思う。多人数参加のRPGで巨大サソリを狩れたら楽しそうとかは思ったよ。
 
ペルセウスの成長も放棄されているしね。イオが不老の女性として出て来ていて、途中で稽古を付けていたけど、その程度というか。武術的な内容が無いんだよね。だからといって、専門的なタームを聞かされて処理できるわけでもないだろうし。この辺は西洋ファンタジーの弱点めいた部分かもしれないね。東洋の神秘を持ってこないといけないというか。その東洋の神秘とやらも、具体的にどれがそうなのかとかみんな分かってないから辛いもんがあるんだけど(笑)
 
 
長時間寝るのが目標なので、もう時間オーバー。