富士学校 まめたん 研究分室

 
まめたん読んだけど。おもろいで。
 
●富士学校 まめたん 研究分室
傑作でした。星4つですけど、星5つレベルです。何いってんでしょうね。傑作的な佳作なのですよ。マジオペ1巻の衝撃、再び。男女の主人公を入れ替えたものに相当するでしょう。あっちが好きな人はこっちも読むべきっていう。
もうロリコンじゃないだけで傑作度うなぎ登りですが。
 
 
ごく個人的に、ラノベではもう物足りなくなっていて、かといって一般小説は読んでいられない、という状況にあります。一般小説もオモロイものはオモロイのでしょうけど、別の意味で中味なくてグダグダやん?な感じだったりする。だからSFに流れ、そっちも何とか賞とってるやつがハズレると辛いっていうポジションなのです。いわゆるジャンプ卒業して、ヤンジャン読めって話なんでしょうけど、それのラノベ版って話でしょうか。
ラノベなんて」と言われた時期に反発していた連中が減ったのか、生活できなかったのか、開き直って幼稚な状態でもおk、みたいなマーケティング? 統計?みたいな話に流れた気がして仕方ありません。
星海社のフィクションだとかが、その辺りを志向しているのであれば、俺には直撃なんですよね。まめたんはハヤカワ文庫JAですけど、芝村のおじさんに本を書かせるってのがどういう意味なのか?を考えると、こういう内容になります。
ロードス島戦記の時代から、時間が経過したんです。少しずつ変わっていくのです。ポジションをどう取るのか?は考えなければならないのでしょう。ラノベよりもちょっと噛み応えのある作品が求められています。
誰に?
 
……俺に、だ。
 
しかし、まめたんと子供使いが戦ったら、子供が死にまくりそうで怖い。