雑記

 
 
●凄くどうでもいい話としての、韓国セヴォル号沈没
ざまぁみろみたいな感想が丸っきりないと言うと嘘になるんだけども、ブログを書くなら、もう少し違う視点で書きたいという心の要請が強くありまして。
日本人が救助に行ってたら、もう少し助けられたんじゃないの?みたいな事も思う。韓国人はいざって時は「アイゴー」って言うばっかりでオロオロするだけだろうと思ってたし、事実としてそうなっちゃった訳だ。
しかし、日本人ならちゃんと出来たか?と言えば、どうだろう。過去の失敗があっての話でしかない。
阪神淡路の時の、某総理大臣の対応とか、先の東日本の震災でのオロオロっぷりを見るに、大して差なんかないとも思う。日本人が少しばかり有能だったとしても、それは苦い経験を経てのものだろう。
 
更に、セヴォル号が沈没した理由は、ブラック企業だからだ。
正直、ブラック企業だからって全面的に否定できないと思っている。ブラック企業はどうしていけないのか?という本質的・核心的な理由を、私は持っていない。中小で業績が厳しければ、大企業だってそうだろうけど、ブラック化するところなんて幾らだってある。サービス残業あたりまえの社風なんて幾らでも存在する。そりゃ、ブラック企業で働くのなんて嫌だけど、それぞれの個人が耐えられる種類のブラックさってのはあるだろうことも知っている。
 
その上で、ブラック企業の悪がどこにあるか?というと、セヴォル号の沈没に存在している。無理・無謀な過積載もそうだし、舟を沈めないためによりによって乗客を使ったこと。船長が真っ先に脱出している点など、あらゆる意味でブラック企業の体質の悪い面がそのまま出ている。
損したくない気持ちや利益至上主義、それらの惰性によって緊急事態にあって判断を鈍らせてしまう無能・低脳。乗客は金を払ったら用無しとして扱う無神経さ。自分が助かれば後のことはどうでも良くなってしまう恥知らず。間違いなくブラック企業「だから」やらかした事故だ。
セヴォル号の件だけでブラック企業の全てを否定しきる事なんて不可能だけど、「明日はわが身」と感じる程度の知能なくして、どうして生きていられようか。
 
冥福なんて、いのってやんねぇ。