雑記

 
シャルリ〜が大説教状態で先に進まない。ガチ読みで取り込もうとすると、直撃喰うんだもの。
 
●明治の深みミルク紅茶(ルピシア監修)
紅茶って美味いものだったんだなぁ。ヤバイヨヤバイヨ〜って言いながら飲んだ。何しろ深みとか言ってるのに、渋みがほとんどない。どうやって製品にしてんだろう? 明治、良いの作りよるなぁ。
英伝ヤン・ウェンリーに傾倒していたあの頃、コーヒー飲めなくて「泥水」扱いしていたことを思い出してしまった。すっかりコーヒーになってた口がリセットされちまったぜ。
場所によって売ってないんだけど、しばらくリピーターしようかと思っている。
 
 
●トニーを久しぶりに見たの件
「24」のトニー・アルメイダカルロス・バーナード)がHawaii Five-0 に出ていた。ちょこっと出ていた時のはまるで気が付かなかったけど、シーズン3で拳銃とか構えていると、凄いんだよなぁ。
 
ハワイ・ファイブオーは、オリジナル版が1968〜1980にあって、そのリメイクとして作られている作品。ちょっと前までテレビ東京でやってたのを、録画して、見たいテレビがない時にチョロチョロ見ている。
そんなに「好きー!」って感じの作品じゃなかったんだけど、見てると味わいが出てきて良い感じ。オリジナル版との関係がなかなか愉快というか。
基本的には、元アメフト選手のスティーヴ・マクギャレット少佐(海軍)が、犯人を追いかけてタッチダウン決めるのが見所の安易な刑事ドラマ。
所々センスが古いのは、オリジナル版の設定を引き継いでいたりするせいだったりする。たとえば日本人の名前が滅茶苦茶だったりとか。そんな設定ぐらいちゃんとしろよ!と思ったらオリジナル版にも登場してる重要キャラで変えられなかったらしいとか、そんな感じ。
 
オシャレじゃないんだわ。アメリカンジョークとかもぜんぜん洒落てないの。普通のオッサンの会話。
声優のせいなのか、キャラの特徴なのか、スティーヴがけっこう口下手の単細胞・脳筋っぽかったりするのとか、微妙にイケてない。
相棒のダニーってのがいて、そいつがニュージャージー出身の設定で、軍人の少佐と対比される「普通の刑事」として配置されてるんだけど、当然、アメリカドラマでの普通の刑事ってのはハワイだと異端になるという逆転が起こっている。それもネタにされてて、だんだんと馴染んでいくんだけども。
このダニーが、娘をベタ可愛がりしていて、いちいち子供のいる親に感情移入して接するんだわ。スゲェ優しいというかなんというか。
 
ファイブオーは、オリジナル版が成立していた年代の関係だと思うんだけど、マイアミバイスとか滅茶苦茶じゃないさ。日本の西部警察とかもだけど、ああいう滅茶苦茶な演出を引き継いでるトコがあって、一面では野蛮だったりもする。ハワイ州の知事が総括的権限を与えた特殊チームという設定で、警察よりも上に位置するチームだってことになってて、無茶苦茶やっても許されるという設定になっている。
 
最高の作品とはぜんぜん思わないけど、味わいがあっていいんだよねぇ。
……で、そこにトニーが出てきたわけですよ。銃をビッと構えて部屋に突入するんだけど、それが、超カッコイイでやんの。痺れたわ〜。分かるもんなんだね、役者の演技がこうも違うもんだって。
ビッと決まっている、というか、構えがズシっと重いんだよ。ちょっと口径大きめのハンドガンの反動を受け止めようと思ったら、こうじゃないとなーってのが見えちゃうっていうか。もう、主役のスティーヴ(軍人設定)が弱そうに感じるほど。日本人じゃ、はなから勝負にならないよ。
 
いいもん見たナー。差が見えると楽しいね。