今期はアンナチュラルだねぇ。南極が意外といい。りゅうおうのおしごとは、ちょっと端折り過ぎててアカンかったね。
 
●ブラッディーノーズ作戦
以前、トランプを持て余してたから「アメリカ人も大したことねーなー」とかぶっちゃけたことを書いたのだが、アメリカ軍がトランプを使いこなし始めたらしくて。
ウチのブログをまさか読んだ訳もない。じゃあ、なにがあったん?とかを考えてみると、シリア空爆で味をしめたんじゃね?とかって空想が働く。トランプ待望論的なね。「もうちょっと牽制でやっちゃっていいんじゃないの?」「いやいや、戦争になっちゃうからダメでしょ」みたいなやりとりがずっと昔からあってからの〜、「シリア空爆」、みたいな。キタコレ!となったのかも知れない。
新しい核戦略も内容的に「牽制するよ? これやっちゃうよ?」とかって脅しになっている。トランプは基本的に牽制で一発入れるけど、そこから先はかなり慎重に様子をみるような「ビビリタイプ」だと予想できる。こうして本当はビビってるけど、一発入れちゃうヤツは、逆襲が怖いから頭がカーッと熱くならない。ビクビクしながらジッと観察して逃げるべきかどうかを判断しようとするだろう。つまり新しい核戦略とトランプの相性はバッチリなんだ。いや、トランプはいいとしても、次の大統領でこのままだと不味いんじゃね?とかの不安は残るんだけどな。
 
●内憂か、外患か
理想のヒモ生活」を読んだ。マンガ2冊→内容が気になってなろう→書籍を途中から、という順番。なろうと書籍の内容が異なっているんだけど、編集が関与したのではないかと勝手に想像している。ルシンダ(内政チート)の扱いが異なっているからだ。なろうは内憂の問題になっているが、書籍版は外患に話が展開しようとしている。最大レベルの内憂の危機も、外患に対抗しようとすれば無効化できるってもんよ。あーあ、なろう版みたくルシンダが妾になる展開が読みたかったなー。とかボヤいてみたり。
 
内政問題で巧くいっていない場合、人気取りの意味も含めて、外交に注力するというのがセオリーになっている。これ、日本の話だけではない。国内で巧く行ってれば、外に目を向ける必要がないというかね。
トランプの場合も、マスコミが敵に回っている。内政に問題があるとか支持率が低ければ、外患を扱う優先度が高まってしまうのだ。同時に軍部に理解者を得た状態でもある。もし戦争になったら(ないと思ってるけど)、CNNのせいと言ってしまっていいだろう。
マスコミ、報道機関が国を監視する機能をもっていると自負するのは勝手だが、中立性を維持しなくてもよくなった結果、内政問題のネックになってしまっている。
こうした「マスコミが戦争を誘導する構造」に対して、もう少し人類は自覚的であっても良さそうなものだ。世の中バカだらけで自浄作用は期待できないにしても、もうそろそろ気が付いたりしないもんかねぇ。
 
・部分的な銃規制のやり方に関しては、ビジネスマンらしい手法のようで好感をもったなー。銃規制に否定的なトランプがこれをやるんだぜ? 実際、アメリカで銃を持つ/持たないの議論はまだ早いんだろう。マシンガンのような連射装置から規制していくのは良いよね。軍隊だけ使えばいいと思うよ。
 
 
冬季オリンピック
羽生の金メダルは凄かった。出るの知らなくて、出場を諦めたんだと思ってた(笑) 4回転(クアド)アクセルを目指すという発言を嬉しく思う。
問題は幾つかあって、最大のものは女子シングルの金メダリスト、ザギトワの演技で観られた『両手を上げてのジャンプ』だろう。これを連続させることで点数を稼ぎ、メドベージェワを破っているからだ。言っちゃえば、ジャンプの難易度を少し下げてでもバンザイ・ジャンプすればいいぢゃん!って話になりそうなもんだ。ルール改正した影響らしいし、またルール改正するみたいだけど、対策が必要になりそうだ。
技術的にはジャンプ時の進入速度を速め、高くジャンプすることで、滞空時間を確保することが大事、と某番組でやっていた。概ねその通りだろう。特にアクセルは前を向いて飛ぶことで半回転余計に回る必要がある。推進力をジャンプ力に変換する際、ブレーキを掛けないように飛び上がることが重要になってくる。「上に跳ぶな、前に飛べ!」と言いたい。ハムストリングスを利かせるには、前に飛ぶ必要があるからだ。バスケの神マイケル・ジョーダンの「エア」も、高さより飛距離。がんばってほしいものである。