雑記(ウクライナ情勢が間接的に影響しそうな部分)

どうも天候に恵まれず、お洗濯できないのが残念な土曜日の朝でござる。→お昼まで寝てしまったので朝じゃなくなりもうした。
 
ウクライナの話
物理的に距離が遠いのもあってか、何もわからないし、興味そのものが湧かない。……そんな時だった。トランプ元大統領が、たぶんジョークなんだろうけど、戦闘機に中国の国旗を付けて攻撃させようぜ!みたいなアホなことを言ってたそうな。戦闘機につけた国旗なんぞ目で見えるわけねーだろ!とかってついツッコミを入れてしまいたくなる。やるなら識別信号を……。いや、あのかまってちゃんをいじったら負けだから。
 
冗談はともかく、トランプが大統領のままだったらここで戦争になってないのかもね?とは思った。これが私にとっての今回の問題の起点だ。そうしてみると、クリミア侵攻と今のウクライナ情勢とがダイレクトに直結して見えてくる。トランプが大統領をやってたことで、結果的にロシアを阻止していた形になるわけだ。まぁ、全部をバイデンの責任にしてしまうのは可哀想な気がしないでもないけど。トランプの動き方が予想できなかったから、手出しを控えていたとかだろうから、そもそもウクライナにちょっかいかけるのは既定路線だったろうし。トランプ以外の誰か、まっとうそうな人物が大統領になったら今回のイベントは発生していたのだろう。すべてをバイデンの弱気のせいにすべきではないだろうね。
 
本来であれば、本質的な原因を認識して、解決策を模索していくのが正当な思考なんだろうけど、私はそっちには興味がない。勉強もしてない。ニュースもろくに見てない。
 
問題は、国際社会のルール変更への危惧であろう。インターネットの発達などを介した超情報社会では「戦争など起こらない」といった暗黙の了解が崩れようとしている。ここが本質的な危機だろう。第二次世界大戦以後、冷戦のような緊張状態の中で維持されてきた「平和状態」が明確に崩れつつある。超情報社会では国際社会での相互監視によって戦争は阻止される。その代わりに、テロのような形での暴力が~とかってやってたのに、ロシアのような大国が力による現状変更をしようとしている。
 
何をどう懸念しているのか?というと、北朝鮮が明確にしてしまったように、核兵器を持っている国だとアメリカの制裁が決定的に鈍るわけでしょ?ならば、核を保有する一定以上の軍事力があれば、他国に攻め入って領土的野心を満たしてもOKという認識になるかも?ってこと。 特に中国なんかは巧いこと利用してきそうな部分だわな。
もちろんロシアに対して経済制裁とかはしていくんだろうけど、数年で関係が元通りになるのであれば、「戦争したもの勝ち」みたいな事にもなりかねないわけでね。中国が南沙諸島あたりに手を伸ばした場合、武力で阻止できるだろうか? トランプのようなハッタリが効いていない=バイデンのような弱気がどう作用するか。怖くないアメリカだとか、何の役にも立たないわけでね。無論、日本の安全保障という目的から見て、だけど。
 
大きな節目みたいな出来事にならないといいけど。ウクライナ情勢が終わった後、ロシアとの交渉のパイプを確保していくことも必要になっていくだろうけど、リスク・リターンで決定的にマイナスを突き付けられないと、戦争を起こすバカが増えちまうぞ? 制裁なりなんなりを強めていく必要があるんやで?の話でした。
 
 
中国を仮想敵国として扱ったけど、そもそもロシアも隣国っていうね(苦笑)