雑記(ウォッチメン)

 
全力で寝るッ!
 
ウォッチメン
見ました、面白かったです。濃厚なエッチシーンがちょっと(苦笑) って感じでしたかね。オチですっかり脚本に引っ掛かってポカーンとして見ちゃったので、この短期間でかなり鈍ってしまっているのか、単に脚本のデキがいいのか良く分かりませんでした(笑)
直接的には『ダークナイト』との比較で見ることになると思います。個人的には決戦存在が出てこないウォッチメンは堅実で完成度は高いものの、古いバージョンの物語だという気分が残りますね。ウォッチメンよりもむしろダークナイトの分析が進んだっていうか(笑)
 
ネタバレタグをつける気が無いのであまり考察的なことはしませんけど、結論から逆算して本筋を追いかけてみると、かなり中心部が空洞化していることが分かるかと思います。冒頭で死んでしまうコメディアンの存在が中心軸に似た働きをしているんですが、「敵の幻影」「マクロな状況」などの配置具合を意識しておきたいところですね。
 
中心人物としてのコメディアンの野蛮性は、正義と悪の二元論を歪めてしまい、融合させる方向に働きかけます。唯一の超人であるDr.マンハッタンの態度や、世界一賢いオジマンディアスも含めて考察できる部分はありそうですが、ここではやりません。別にいらねっしょ。