148話 運命の分かれ道

 
面白すぎる……!
 
●今月のUQホルダーのネタバレ考察
コミックス派の人のために書くのやめようかと思ったんだけど、あまりにも面白いんだもの。ワールドトリガーが戻ってこないと勝負にもならないだろうし、戻って来たとしても、生半なことでは今のUQの勢いには太刀打ちできまいよ。
 
今回の話を一言でまとめると、「BE(バッドエンド)が止まらない!」だ。
 
超ハッピーエンド・ルートを示した後、まとめて今回の話に繋げずに、カトラスとテロ阻止の話を間に挟んでいた。それが終わったので再び過去の話に戻ってきたことになる。当然、ネギはネギ=ヨルダに至るんだけど、その過程で何があったのか?という物語だ。
 
父・ナギを殺すという非情な決断(描写なし)と勝利、その直後、仲間達が取り込まれ、最後に千雨が死んだ。師・エヴァのもとにもどってきたネギは、雨の中、号泣する。
 
 
面白すぎる! 謎の千雨押しをこう利用してくるとは……!
 
しかし、違和感が拭えない。直感的には、これは千雨は生きてるパターンじゃね?と思ったんだけど、違う、そうじゃない。ドラクエとかなら、勇者パーティーが大敗北の後、再び立ち上がる姿を描いたりするもんだけど、ネギはこの後で更にもう1回負けて、ネギ=ヨルダになることが確定しているのだ。絶対にまた負ける。じゃあどうなるのか?と予想すると……
 
千雨=ヨルダである。
 
すっげーよ。過去最弱のヨルダだろ(笑) 起死回生どころじゃないよ。あの状況から打てる最善を越えた奇跡の一手みたいなもんだ。まぁ、それでも負けるんだけど(苦笑)
 
○その他のこまごまとしたこと
・本契約の話が出たことで、刀太たちもパクティオーしていく展開かも?と思ったんだけどさ。カモがいれば可能だろうし、特典でパクティオー・カードを出してきているのもある。これ、のどかや夕映がかなり若い姿のままで登場した伏線を回収しているっぽいんだよね。つまり、不老不死のネギと本契約したのどか・夕映は、不老とまでいかなくても、かなり老化を遅延させているっぽく見える。不老不死のマスターをサポートするのに寿命を延ばす必要からそうさせている、と仮定すると、UQホルダーの面々がパクティオー・システムを利用すると、人間の老化を阻止する力になるんじゃなかろうか。……刀太が誰か人間の子とパクティオーする際に有効になってくる機能に見える。近衛の二人とかね。
 
・暦が死んで、そのアイテムが新たにカトラスのものになったわけだけど、カトラスのマスターって誰だったんだろうね?
 
・さらっと流して描いてあるけど、ハッピーエンド・ルートでは超鈴音の世界革命はネギが果たすことになっている。内実が中世に戻ってしまえば、社会に怨嗟の声が満ちるってことだわな。それがヨルダの力になってもいる。世界を救うことで、ヨルダの力を削ぐ必要がありそうだけど、そっちは厳しいね。
 
・刀太は黄昏の姫巫女の力を復活させるための実験体。しかしエヴァは同時にUQホルダーを設立してもいる。ヨルダと千年戦うための不老不死の軍団ってところか。なんで不死狩りが現れたりするのか良く分からないけど。フェイトが不死狩りさせてたっぽいのか。
 
いやぁ、別マガがメインになって来たなぁ。面白すぎるでしょ。