雑記(霊性と本能)

フリーレンは期間限定の無料マンガで読んで、「最新巻だけでも買ってね?」って手管でコロコロされました。好きだった女に年老いた自分を見せられる?それだけで勇者だなって思ったよ。
 
霊性と本能
前提の説明からして面倒くさい。物語三昧のペトロニウスさんが好きそうな「主人公の動機」とかの話の絡みなんだけども、キャラの話はともかく、自分のこととして考えると、動機になるものがないっていう話。この辺りはここんとこ活動してるのを見かけない橙乃ままれ氏も同意見だったので強く印象に残っている。マズローの欲求階層論とかをもってきても、ピンと来ない。そもそも欲を自分の中心に据える感覚が薄かったり無かったりだもんで。
 
別件で縄張り欲求のことを考えてて、本能でピンと来たというか。縄張り意識は欲求というよりは本能だと思ったわけだ。ちなみに悟空の身勝手の極意とかはウルトラインスティンクトみたいな訳語が当てられてるっぽい。インスティンクトとかだと野性っぽさが残る。
 
悟りとか悟性とかの話になると「霊性」の区分になると思うんだけど、たぶん言い換えただけだ。本能と同じものだと思う。
キリスト教の三位一体とかでも神と子と聖霊とか、聖霊ってなんだよ!とか思ったりするやん? 霊とか言われてもまるで理解できないんだけど、なんか通じる部分はあるんだろうなって。
 
右脳・左脳で映像と言語ぐらいの機能の差があって、3つぐらいに区分したい性質と相まって、理性と感性ともうひとつ、みたいな。質性とか性質。生命そのものの持っている「性質」。
 
これをどう使うのかはまだまだこれからなんだけど、たとえば縄張り意識って、空間性があるというか。たとえば中心軸って自分の占有している空間そのものだよね。地球上で自分が立っている場所には「自分」がそこに「居て」「在る」わけで、一時的にせよ「占有」できていることになる。この自己的空間を拡張したいと本能が望んでいるのであれば……?とかね。本能と霊性の問題なわけだ。
 
何でこんな話を書いてるかっていえば、単純で、欲では前に進めないから。誰も本当のことを教えてくれないから。自分を動かすに足る何かが欲しくなる日もあるってこったな。命そのものが前に進む「質」を持っている。身体と精神と魂。感情は身体意識・ディレクトシステムから生まれる。じゃあ、本能は?
 
本能は学術的には存在が怪しくなってるっぽいので、アレかもだけどね。