オスティア祭 展開予想・キャラ編(その2)

 
軽くコタ語ってやろうとか思ったらとんでもない話だったぜ、のこと。
まとめると、コタが活躍するには、拳闘大会ごとなんとかしないといけなかったのです!分かり易くまとめ直そうかと思ったんですが、行き当たりバッタリで生きている現場をそのままどうぞ(笑)
(↓ここから) 
 
●小太郎
小太郎は、今回パワーアップイベントが無い可能性が大です(涙)
 
コタも人間と狗族(くぞく、「狗」の字はは「いぬ」で変換できます)のハーフなわけです。ライカンスロープウェアウルフといったいわゆる狼男の系統ですけど、狼男ならぬ犬男?って感じなんですね*1
 
ネギが光の道・闇の道で闇を選んでいて、刹那はたぶん光の道(『白き翼』だし) 更にアスナが「無」の方を体現しつつあり、モード切替型か統合型か?という瀬戸際にいます。しかもネギが混沌→「全」で対比付き。こうなると、小太郎に残っている方向ってどっち?ってレベルなんですね(笑)それにまだ古菲とか楓だっているわけで。
 
○油断するキャラから、油断を衝くキャラへ
もともと小太郎は油断するキャラで、その油断の原因は「獣化」を切り札として取っておくせいではないか?というのが当サイトの基本的な考察の流れですね。
調(ブリジット)との戦闘で相手の油断を誘い戦闘目的を達したことで、油断するキャラから、油断を衝くキャラへと変化の兆しが見てとれます。ここで一度「成長描写」が入ったこと(フェイトも評価したり)で、もう出番は終了気味だったりします。
 
能力的には、垂直的なパワーアップよりも、並列的なバリエーション増加傾向。パワーでダメならスピード→テクニック→特殊能力→……といった様に、強さの「引き出し」が増えていくことで、もともとのセンスを活かし易い条件が整いつつあるわけですね。
たとえば格ゲーの場合、キャラ性能を平等にして勝敗を競うわけです。条件が平等だからこそ、技術やセンスを活かすという意味が大きいわけですよね。
 
しかし強くなるってことは、より不平等、且つ、自分に有利な条件で戦うことを目指すものです。格ゲーの例で言えば、一人だけチートなキャラを使うだとか、判定がめちゃくちゃ強い技を使いまくるとかが成長の方向なわけですね。当たり前ですけど、バトルでは強くなることは卑怯なことではありません(笑)。
つーか、弱いままでなんとかしようっていう「やり込み精神」の方がどうかしているわけで。ドMですよ。ラカンだのナギだのように理不尽な強さに到達することは人生の目的とするに値するものでしょう。コタだってどこかで垂直的なパワーアップが必要になってくるハズなんです。
 
ただ、油断を衝く方向に育っていくと自分が多少弱くても相手の油断を衝くことで「なんとか戦える!」「まだイケる!」という風になってしまい易く、成長描写が先延べにされてしまう可能性があります(笑)
 
 
○小太郎の出番は?
格闘大会でネギと一緒にメインの出番があるのと、
夕映が帰ってくるイベントで何かしら動きがあるかもしれない辺りですかね。
 
一応、可能な辺りの例を示してみます。
 
コタは、ネギとの間に実力差がある(ここだけ事実)
 ↓
拳闘大会では、コタが弱点として狙われる可能性がある
 ↓
相手が弱ければ、囮の役をすることが出来る
 ↓
相手がホンモノさんの場合、ネギに迷惑が掛かる
 ↓
足手まといの自分に気が付いて、ブチ切れて「獣化」
 ↓
その場は逆転勝利を演じる
 ↓
「獣化」による強さは「まがい物である」と一度否定される(誰に?)
 ↓
納得しているか、納得せざるを得ないイベント発生
 ↓
新たな強さを求める……
 ↓
そして伝説へ
 
残念ながら、こんな展開はまずありえません(笑)キャラ予想はたいていハズレてるのが実情っス。
 
作品自体が拳闘大会と向き合って「腰を据えて掛かる」のであれば、とも思うのですが、ぶっちゃけてしまうと、コタの強さが別段「必要ない」という空気があるんですよね。フェイト戦で戦う相手を「調」あたりにしておけば今の強さでも特に問題なさそうですし。
 
この危機感の無さはネギが闇の魔法を習得し、6〜7倍のパワーアップを果たしたことに原因があるでしょう。『黒い猟犬』バトルのように本気を出せば1人でも十分に勝てそうですから。拳闘大会ごときで苦戦するようなら、フェイトには勝てないわけで。
 
結局、コタの力がなければ優勝することはできない!(難しい!)というほどギリギリなシチュエーションでは無いのです。これがジャンプシステムの場合、「友情・努力・勝利」を軸にすることで、コタが強くないと優勝は覚束ない!という方向に調整してくるという違いがある。
ネギ一人でも勝てるし、勝って当たり前ということで、始まる前から「消化試合」になってしまっているわけです。消化試合なら消化試合として有効に利用するか、ちょっと緊張感を取り戻す方向でくるのか…………。
 
本音を言えば、ネギま!に退屈なシーンなんぞ必要ないんですけどねー。
 
(/ここまで) 
 
……とまぁ、読んでわかって貰えるんでしょうか?(とてもそうは思えないw)
文字通りの意味の部分はともかく、「フェイト戦」と「拳闘大会」が対立しちゃうことだとか。拳闘大会を頑張ると、全体最適が損なわれるんじゃないかな?みたいな話とか。単純な優先度(大事さ)でも、フェイト戦」>「拳闘大会」なので、拳闘大会なんかやってる場合じゃねーだろ、と。拳闘大会を頑張りすぎると、フェイト戦がしょぼくなんじゃねーの?みたいな。
で、消化試合ってイメージがあることから、コタが強くなる必然がなくなっているんですね。拳闘大会とコタの成長には相関関係があったんです。(な、なんだってー!?)
 
ネギはフェイトを目指して強くなったわけで、小太郎が拳闘大会優勝を目標として強くなろうとすると、射程が違いすぎるんですよね。テラを目指して頑張るのと、メガを目指して頑張るぐらいの差がある。たとえ拳闘大会で成長しても、フェイト戦で役に立たないんじゃ意味がありません。……で、バランスをとるために拳闘大会の敵キャラを強くする場合、フェイト達の強さがぼやけてしまうわけで。ネギ達じゃなきゃ、フェイトを倒せない!っていう意味や意義が必要なんですよ(まぁ、ラカンは脇に置いとくとしてw)。それなのに、別にネギ達(弱い味方キャラとか)が頑張らなくても、拳闘大会で活躍したキャラとかでフェイトを倒せばいいんじゃね?となったりしたら、本末転倒ですよ。そいつらは、最後の最後に「みんなの力で倒しました!」だけで十分なんです。その意味では、拳闘大会での優勝は、フェイト達への挑戦権を正式に得るような意味合いすらあるでしょうね。
 
以前の学祭の武道会は、ネギが弱くて勝てそうも無かったんですよねー(笑)あれは緊張感がありました。いきなりタカミチとかどうする気?みたいな(笑)
 
 
コタってネギと戦う時には、影分身使うのを控えているんですよね。影分身ありだと一方的だったんでしょうけど。……とまぁ、書いていないこともそれなりに残ってはいるんですが、蛇足なので終わります。
 
 
いつになったらメインの千雨に辿り着くんだろう?(笑) 次回は無理矢理に千雨、でも未定。

*1:ここではコンテクスト(文脈とか背景とか背景にある認識?とかのこと)の共有から入っています