雑記(シン・プレランディングプレート)

極意要談という古い本を引っ張り出してきて、あの腰の使い方名前なんだっけ?(腰徹)とやってたら、188ページに、プレランプレートとすり足は本質的に同じという記述があった。自分の考えは正しかったというべきか、読んだのを忘れてて車輪の再発明をしたというべきか、無意識化では覚えてて引っ張り出しただけかも? もやります。
 
●腰徹はどこへ消えたのか?
地平面、プレランディングプレートには使い方が少なくともふたつある。すり足時にその上を滑らせるような使い方がひとつと、着地時にインパクト面として踏み抜いていく使い方がひとつ。滑らせるような使い方がマスクされていた(秘匿されていた?)ので、本質が同じという認識に至らなかったと考えられる。
 
滑るプレートってなると、スライディングプレートなのでは?とか思うわけですよ。もしくはフローティングプレート。んで、このプレート上を滑る動きに「滑速(かっそく)」という名前を与えてみた。滑速で歩く俺はさぞや素早かろう!って思ったんだけど、全然、そんなことは無かった。なんでぇ? どうしてぇ?って情けない声が漏れ出る。
 
スピードを出す要因・要件としては、「遅らせ着地」の方が重要だってことが分かった。実は遅らせ着地しようとしている時、後ろ足で裏転子が頑張っていたからなのだ。不思議。
ジンブレイドを考察した時とすごく似てて、前足側に意識が行ってるんだけど、その裏で、後ろ足が頑張ってる感覚になっている。
 
半陰陽というべきか。陽を意識するとき、陰もまた輝いているというかね。
 
これで謎が少しばかり解明された。手で作るものをインパクト、その手前に成立しているからプレインパクト面。足で着地するからランディング。その手前に成立するからプレランディングになっている。これらは同じもので、手か足かの違いしかない。手で作るプレインパクトの効能は、デコピンの原理のハズなんだ。だから、プレランディングとの違いに迷っていた。同じ機能が成立していないとおかしい。
 
デコピンを考えてみよう。人差し指か中指を、親指で押さえる。力を加えることで、親指というストッパーが外れ、力が解放される。つまり、プレインパクト面は親指のストッパーの役割をしている、はず。でも、足で着地するのにデコピンってなに?ってなった。そう、違ったわけだ。人体の機能として整理してみると、確かにランディングプレートはストッパーの位置になる。でもプレランディングという現象は、それを踏み抜こうとするとき、陰陽が成立することに意義があったわけだ。
 
極意要談のあとがきは平成6年四月吉日になってるので、1995年なんだわ。95年当時に重要とされていた腰徹はどこに消えたのか? プレインパクト面は、そしてプレランディングプレートは、その突破に際して腰徹を作ると考えるべきだろう。この腰徹がその後どう変化していくかは追い切れていないけど、たぶん裏転子になっていくんじゃなかろうか。
表・陽でインパクト面を突破しようとし、裏・陰で腰徹を利かせる機能があるとすると、手・足で同じものとして一致する。踏み込みからのAFSで腰の回転運動で殴っていくとして、腰がキッチリと回転するには、ブロッキングが必要になる。肩とかで壁を作ってブロッキングするんじゃなくて、プレインパクト面でブロッキングすることで、腰徹を引き起こす形になりそう。腰徹が効いた形でプレインパクト面をブチ抜いて、実打撃って感じかな?
 
連載が終了してしまった「歩道」はフォアフット軸をやっていたけど、「フ」「ォア」「フッ(ト)」の最後の「フッ」は、ちょうどこの半陰陽になっている。勢いよく踏むことが大事なんよね。プレインパクト面を踏み抜こうとすることで、後ろ側の足の裏転子(=ハムストリングス)が効いてくるから。そのことによって体重が前へ前へと乗っていくわけだ。
滑速とか名付けて飛行理論が進むかと思ったら、ランディグの方が大事かも?ってなってしまったわけだな。飛行理論も一筋縄にはいきまへんわ~。
 
 
フォアフット軸についてはぜんぜんサッパリ。さらに把由足軸とかまで出てきちゃったもんなー。パワーアクシスじゃないの?と思わないでもないけど。まぁ、まぁ。全てが分かるようにはなっていないよね。
歩道の連載が終わって悲しい。歩き方が格段に変わったと思う。まだ途中という意識も強いよね。ドライブ軸とかもっと追求すべきだった。モーター軸は良くわからないままだし。
 
歩き方が変化して、足裏の負荷が減ってくると、足の臭いが抑えられるしね(笑) 汚い歩き方してると、ぜったい臭いと思う。女子でもこの法則からは逃れられまい。清潔感は歩き方から始まっているのだ!
 
 
それと、最近、全然眠れなかった時があって、三丹田入れてもダメだった。これがたまたま果物を食べたら治った。
複合糖質で寝られるとかって話があるらしい。果物しばらく食べてなかったし、リンゴジュースをしばらく買ってなかったんよね。でも、人類全体でそんなことある?って思ってしまった。そもそも何が複合糖質なの?とかって。ハチミツは複合糖質に入りますか? 話を広げてみて、人類で複合糖質をどうやって取ってるの?と考えてみると「酒かも?」とか思った。ワインはブドウからだし、最近のビールは糖質ゼロとか謳ってるやつもあるよね。寝酒とかでアルコールで寝てるんだと思ってたけど、実際には糖質で寝てるのかもね。血糖値の上下で寝たりの話もあるしさー。
俺は酒をほぼ飲まないからわからんけど。いや、ごはん炊く時にちょっと日本酒入れたりはしてるのか。こうして考えてみると、さまざまな問題を酒で解決してないか、人類?って思ってしまった。酒を飲まないの、かなり損してるかも。睡眠って現象は、糖質で作ってる運動っぽいんだよねぇ。眠れるってんなら、果物のゼリーを買って食べるわ。
 

雑記(フォアフット軸の謎)

なんか2カ月も経ってる!
 
 
●秘伝6月号の歩道入門より(先月発売)
フォアフット軸が意味不明だったんだけど、階段を下りる時に使ってるヤツ!って気が付いた。
 
「股関節の中心の転子化」が何回も出て来て大事なんだなって分かるんだけど、軸としては「かかと」から「股関節の中心の転子」を結ぶラインをフォアフット軸としている。でも動作としては、足裏前方1/3のつま先を把んだ、把由足としている。意味がわからない。まぁ、大事なんだろうなってことは分かる。でもつま先と転子を結んだラインじゃないのはなぜ?とかどういう仕組み?とかを考えると混乱するしかなくて、言われたとおりに訓練するべきか~とかってなる。
 
今日というか、日付的には昨日だけど、階段を下りてたら「これ、フォアフット軸じゃん」ってなったわ。1段ずつ階段を、素早くスパパパパっと下りる時の運動を文章で表現しようとするとめっちゃ混乱するんだけど、運動感覚としては「前足のヒザを左右交互に高速で曲げている」だけになっている。

説明が難しいのは、前足と後ろ足の感覚と概念が入れ替わっているのが原因だと思う。通常の歩行運動では、軸足に対して、前足が操作足になっている。操作足は空中を動いて、接地しにいく。階段を下りるという運動の場合、文章での説明は煩雑で、1段下の段に足を届かせないといけないので、軸足である後ろの足を曲げていることになっている。これは実際の操作感覚とは不一致なのね。前述したように、前足のヒザを曲げることしかしていないから。前足と後ろ足、操作足と軸足の感覚が逆転しているのが原因だと思う。階段を下りゆく前足が軸足なのだろう。もしくは1段下に着こうとしている前側の足が、概念的に後ろ足になっているかだ。
 
実際の運動感覚を基準にすると、前足のヒザを曲げる、曲げたことで軸足が軸足では無くなり、操作足に変化。同時に足の前後が入れ替わり、1段下に足を着こうする。この足は未着地だけど軸足なんだと思う。軸足が着地した瞬間に、スパッとヒザを抜いていく。この抜いていく動作を無限に滑らかに行うために必要なのが、フォアフット軸の論理だと思われ。全体重を支えつつ、瞬間的に切り替えて膝を抜いていく。股関節の転子化と軸化の同時進行・同時達成が必要な、日常動作は、階段下りだと思われ。
 
 
あ、それと6月号は、歩き動作にもモモ上げ30度を組み込むので正解だと分かったので嬉しかったっす。
 
自己理論では、均等軸を見つけたっす。上軸と下軸とを均等の力加減にするというか。さらに体内と体外とも均等に。シルバーを掛け、垂体一致軸してやる。武蔵のきつく引っ張らない、たるませないも入れて、ピンとんシャンとやってやる。服のしわを伸ばすみたいに。たるませると横にしわができ、きつく引っ張ると縦にしわができる。これは服だけじゃなくて体にもしわができると考えてやって、体のしわを伸ばすように、かるくピンと張って、シャンとする。均等に。エクセルでいう均等貼り付けみたいな感じ?
体重を支えるとかの機能面を重視しすぎると、上軸と下軸での要求が不一致になっているというか。均等を心掛けることで、上下が1つの軸になりやすくなるみたい。別口で脱力を促進するべきなんだろうけど、一度にいろいろ要求してもダメだろうから、まずは均等に。均等軸で。
 
この均等軸ばっかやってたので、フォアフット軸を後回しにしてた(苦笑)。毎日の階段下りが楽しみ。
 

雑記(プレランディング・プレートのあれこれ)

ひと眠りしてしまったので、夜中だけど少しだけ。
 
 
●プレランディングとはなんぞや?の問題
3週間ぐらい悩んでいる話があって、それを書いていくんだけども。今日、秘伝5月号を買ってきました。なんか書いてあるかな?って。しかし今回は歩道じゃなくて、冬季オリンピックのBA解説でした。そっちはセル・ルースニング重要とか書いてるけど、高岡先生ってこれでもかってぐらい能動性の人なのに?とか思わずにいられません。実際に動いているところを拝見すると、メッチャ脱力が効いてるようにしか見えないんだけど、そもそもアウターを脱力しないと、インナーマッスルに効いてこないからね。ゆる体操インナーマッスルの筋トレだもの。 健康体操だなんて冗談じゃない。そのぐらいやってる内容が違うんだもの。ゆる体操は死んだよ。完全なトレーニング法だったよ。
 
まったく言い足りないけど、そっちはともかくとしておこう。
 
身体意識とかディレクトシステムってなんぞや?という話から触れていくと、「能力の解明」と「実践方法の探求」が掛け算になってる感じなのね。たとえば「鷹の目」みたいな能力があるとする。おおまかには俯瞰視の能力みたいな説明のされ方になると思うんだけど、そういうのってある種の解剖学的な説明方法であって、運用法ではないんだよね。どうやったらそれを使えるようになるか?みたいなものは問われない。わかんないからだね。
 
そもそも人間存在とか人体ってのが、いったいどういう能力を発揮し得るのか?みたいな能力の解明自体が膨大に広がっている。人間にできること、可能なことって何なの?って話だよね。多様な能力を獲得しえる基盤があるってことだからさ。それだけでもとんでもなく面白い話なのさ。
 
その上で、とある能力を利用したり再現するにはどうすればいいの?って話がでてくる。まったくの個人的な能力かもしれないけど、ある程度は再現可能かもしれない。それはどうやって?と追求していく部分が必要なわけだ。現状は、天才とか才能とかの個人的な資質として断絶されていて、まるで分っていないのに、無知を知っただけで分かった気になって満足させようという圧力が存在している。くだらない輩が他人の足をひっぱろうとしているわけだ。
 
極意とかディレクトシステムってのは、要するに操作アイコンのことだ。人間の能力は、身体意識という図形的な意識=操作アイコンで成立しているっぽい。軸とか丹田とかだな。原理はあるんだろうけど、それは解剖学的な知識でしかないから、それを扱うには極意のようなアイコンを身につけないといけない。この原理とアイコンの組み合わせみたいなものがメチャクチャに面白いわけ。
 
 
これで漸くプレランディングの話に入れるんだけども。原理とアイコンの話はしたからな?
プレランの訓練は、つまり、そのまま原理探求のアプローチに他ならないわけさ。プレランってなんだろう?って話だからね。しっかり解説してくれる場合も多いんだけど、プレランはいまいち説明不足というか。なので、自分で仮説を立てて、検証しての流れに入るんだけど、なかなか仮説ができてこない。
 
以前にプレランを練習した時に出てきた、「遅らせ着地」をやってみたわけですよ。これは原理からのアプローチで、似たような動きをしてやれば、原理が働くからそんな感じの作用が出てくるだろうってことだ。やり方は簡単で、歩いてて、前に足を振り出したら、着地(接地)の時に一拍遅らせる。それだけ。
 
朝、駅のホームで早歩きしていると、たまに競ってくる人がいるわけ。そういう時に、遅らせ着地をしてやると、少しずつ歩幅に差が出来て、数歩で抜き去るようなことが可能だったりする。やっていることとしては、ピッチ(回転数)を犠牲にして、ストライド(歩幅)を伸ばしているはず。原理として何が起こっているのか?を考えるのは意外と面白くて、歩幅を広げているように見えて、実は、歩行時の体幹&体軸の移動運動を延長する効果があるらしい。
 
室伏先輩が表紙だった秘伝3月号の歩道の内容から、走運動なんかの高速移動運動が「人間の飛行形態」でほぼ確定したので、プレランディングは飛行技術を問題にしている。猛獣腕振を小走りとかで強めに使うと、かなり強く「浮き」が発生する。プレランと浮きの組み合わせは、なおさら飛行技術の話になっている。「遅らせ着地」をしただけで、体幹&体軸の移動時間=移動距離が延びるわけで、原理的に飛行運動に関係してそうってなったわけだ。
 
ここまでは原理的にはそうおかしくないんだけど、今回はピンと来てなかった。やはりプレートとしての平面の意識が出来てこないことには、本当に素晴らしい動きにはならないんだろうなって思っていたからだ。原理だけ分かったような気になってはダメなのが身体意識の世界。アイコンとしての極意装置を体現していくと、いろいろと発見があるからね。そんなんで「なんか今回は巧くいかないなー」とかって思っていた。というか、最近「今回はダメだな」ってのが増えている気がする。才能が枯渇したかも。
 
んで、秘伝4月号の内容から、足裏を水平に保つように、みたいなアドバイスを真に受けつつ訓練してみたんだけど、地平面に俺の体が反応していないことが問題の気がしてきたわけですよ。
 
「足裏に補助プレートを作って、プレランプレートに乗ればよくね?」となった。動きがまったく変わってきた。おおっ、今回の発見は凄くないか?と思った。面白い・面白いと浮かれつつ遊ぶわけですよ。武を遊ぶってね。プレランプレートを、アイススケート的な感覚でスッと滑らせるわけ。無上に心地好い感覚が生まれるのよね。そして階段を踏み外すのに近い感覚も生まれてきた。「あー、これのことかも?」とかも思いましたよ。
 
 
そこで、平面ってのに引っかかりを覚えてもうた。……へい、めん?
 
 
つまり、「全方位」って、コト?
 
 
甲野善紀先生が、って、よしゆきだとずっと思ってた!よしのりなんだ?覚えられなさそう。甲野先生が、縮地とした技法を、なんやかやあって水鳥の足と呼ぶようになったとかの話を思い出した。プレランは体軸移動運動を引きおこす飛行系の技術だし、プレート上を滑る動作を水鳥と呼ぶのはわかりみが深いというかなんというか。この段階で汗がダラダラになってきて、というか、高さを変化させて1ミリとかのプレート上を滑らせる動きをしたら、それもう「すり足」じゃん!とかに気が付いてしまった。
 
いや、この話には重大な問題というか欠点があって、プレランディングは、腕でも成立するって話なんよ。打撃技でプレート上を滑らせる動きってなんぞ? 踏み抜かないとダメじゃね?って。じゃあ、この滑らせる動きってなんなの?ってなるよね。そうすると古い高岡本にフロートって概念が書かれていたって瞬時に連想できてしまった。状況証拠とは一致しているんですけど。
 
逆に、プレランディングは「遅らせ着地」であってるのかも。プレランディングプレート=水平面の意識だとすると、複数の能力の前提の訓練になっている可能性が出てきた。でも高岡先生による名称設定の問題まではどうにも解決しようがない。そもそも、すり足レベルの秘奥をこんな雑に解明しちゃって良かったのか? とか、これ書いて大丈夫?とかって思わずにはいられない。でも書いたけど。いや、悩んだよ。めっちゃ悩んだ。ウクライナとかスーパーどうでもいいと思っちゃってる。
 
打撃時の遅らせに意味があるのかどうかだよねぇ。手元で遅らせる意味があるのかどうか。パンチを高速化しようとすると、体幹と腕とで反作用的なベクトルになるのかもしれない。←→みたいな。パンチを高速化しようとするあまり、体重が乗って行かない。それを手元で遅らせ打撃にすることで、→→のような形で体重を突きに乗せられる、とかね。普通に考えたら表面に発生する打撃のインパクトを、遅らせる打撃にすることで、内部破壊にしようとするものなんだろうけど。
 
今は、滑らせてからの遅らせ着地を楽しんでます。16時間断食!とかってやってたら2回もスッ転んだんで、止めた。足が付いてこなくなるんだもの。
 
もっかい寝るか―。

冬の感想戦&2022年春アニメ何を見る?

フライングドッグのデカルチャーミックスの特番が良かった。アーカイブが4/5で消されるからアレだけども。歌シェリルのMay’nが、シェリルを演じているという話が個人的に大きな収穫だったかな。ぶっちゃけ、そうあるべきだろうなって思っていた。May’nの他の楽曲に興味が持てなくて。歌の上手いお姉さんなのは分かってるんだけどね。じゃあ、何が違うのか?というのが問題で、オワコンかどうか?は、コンテンツ力の問題。じゃあコンテンツ力って何?って突き詰めていくと、「キャラクター性」の問題に行きつく。
たとえば、ユーチューバーが売れるかどうかは何で、どんな因子で決定されるのか?とかって考えると、個々人の才能とか素質、天才かどうかっていういつもの謎能力になってしまう。たまたま売れるような人格の人が売れるって話になっちゃうわけだ。
 
これに関して、私は一定の解答を得ている。身体意識やディレクトシステムのことだ。しかし、極意装置群はキャラクター性とは少しばかり遠い。キャラクター性ってなんなんだろうね?
 
たとえば、アイドルはトイレに行かないとか、恋愛禁止とかって、実は演目だったのではなかろうか。アイドルになるには、可愛いだけではダメで、アイドルを演じる必要がある、だとか。May’nシェリルを演じる時、そこにコンテンツ力が生じているのではなかろうか。成功するユーチューバーは演じる必要がある?ヲタキングの評価経済学風でもあるけど、幻想を纏うことが鍵になっている可能性だな。べつにユーチューバーとしてデビューする気はないんだけど(やるなら「なろう」だろうしな)、個々人としても有能や天才を積極的に演じる必要があるのでは?とかって考えてしまう。
 
物語だと、大きすぎる他者評価に苦しむ展開がけっこう出てくるけど、そうしたありがちな失敗を事前に避けようとする行為は、人を成功から遠ざける機能を持っているかもしれない。
 
 
■冬アニメの感想戦
 
◎その着せ替え人形は恋をする
たいへんに素晴らしかった。原作が魅力的というのもあるんですけど、クローバーワークスもいい仕事をしてますね。
京アニ戦略の会社がいつの間にか増えてたっぽい。A-1 Pictures系みたいだけど、戦闘シーンを描けるかどうかで、ユーフォ―テーブル型になるかどうかが決まる。
内容はとしては、マガジンで連載してた「ランウェイで笑って」の、パリコレを目指さないやつ。分かりやすい最終目標が設定されていない不安定感はあるものの、逆に成長成分を抑えることで日常系として成立している。コスプレの世界を紹介しつつ、広げて展開している感じ。エロの配分もよき。あかせあかりのコスプレもエッチで最高だ。
 
●ルパン
今期ルパンは最終話のネット配信待ちしてるんだけど、後半の評判はあまり良くなかったかもね。せっかくのホームズやモリアーティなんかが出てこないのも一因だろうけどね。
設定的に各ヒロインが並列に分散配置されている関係で、大きなストーリーの流れを感じにくく、評価されにくい構造なのも事実だろうしね。劇場版のドラえもんとかコナン君みたいなのを期待しても、それは劇場版でやるべきもの。テレビシリーズとして考えると、別におかしいとまでは感じないけどね。もっとめちゃくちゃだった印象だし。けど、やれることはもうないのか?といわれると、それもちょっと違うような気がするけどね。
 
名前だけ世界一の大泥棒になっちゃってて、何をやってもごく当たり前みたいなのはちょっともったいないけども。
洋ドラだとホワイトカラーが結構よかったけど、ルパン三世の要素を感じるからリスペクト入った上でブラッシュアップされてる感じはしたかなぁ。美術品の窃盗だと、捜査第一課とか強行犯みたいな、ドラマ的に花形の部署の連中は出てこなかったりする。次元や五右衛門はそっちの刑事と戦わせたりしてもいいと思ったりはするね。
 
とりあえず、次元の声優さんが変わったけど、違和感もなくて一安心。
 
 
■2022年春の新アニメ、何を見る?
 
ラブライブ!虹学園(第2期) MX2022年4月2日(土)22:00~
久保田未夢が出るから2期からだけど見てみようかなって。ニコニコの時代にアイマス動画をちょろちょろ見てた程度で、まっったく興味がない。ま、興味があったら黙って観てるし。アイドル系こすられまくりすぎというか。儲かるんやろなー。
 
まったくないは嘘か。歌マクロスの動画をそこそこ見てるし。4/6のデカルチャーミックスは予約した。フロンティアな。
 
久保田を調べてると佐野岳って俳優?だかの名前とか写真とかが出てくるんよ。こういうのと付き合ってるのかー、なるほどなーって。すげーイケメンやんけって思ってたんやが、久保田がコロナになってんだったら、このなんちゃらも掛かってるのけ?とかって軽く調べたりもしてみた。付き合ってるだのはと噂として否定されていた。どうして煙が立ったのかわからんレベルらしい。久保田っていう別の男の俳優と番組に出てたがどうのこうのって。なんか書こうと思うとそれなりに調べるから、ふーん、えっちじゃん?とかって思いましたとさ。
 
 
パリピ孔明 MX2022年4月5日(火)23:00~
なんか面白そうだなって。これもアイドル系なのかな? 孔明感がどんだけ出せるかが勝負だろうね。嫌いじゃないです。
 
盾の勇者の成り上がり Season2 MX2022年4月6日(水)25:05~
2期。ぶっちゃけ、負けて終わって槍の勇者で時間改変してなんとかしてた気がする。
 
かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック MX2022年4月8日(金)24:00~
原作漫画への興味はさすがに尽きたけど、アニメならいっかなって。
 
SPY×FAMILY テレビ東京2022年4月9日(土)23:00~
ジャンプもずいぶん買ってないからなー。なんもわからんのやが、制作にクローバーワークスが絡んでるんで。
 
本好きの下剋上(第3期) MX2022年4月13日(水)22:00~
本好きはそろそろ本番に入ってくる。楽しみだけど、まだ先だねぇ。
 

雑記(ウクライナ情勢が間接的に影響しそうな部分)

どうも天候に恵まれず、お洗濯できないのが残念な土曜日の朝でござる。→お昼まで寝てしまったので朝じゃなくなりもうした。
 
ウクライナの話
物理的に距離が遠いのもあってか、何もわからないし、興味そのものが湧かない。……そんな時だった。トランプ元大統領が、たぶんジョークなんだろうけど、戦闘機に中国の国旗を付けて攻撃させようぜ!みたいなアホなことを言ってたそうな。戦闘機につけた国旗なんぞ目で見えるわけねーだろ!とかってついツッコミを入れてしまいたくなる。やるなら識別信号を……。いや、あのかまってちゃんをいじったら負けだから。
 
冗談はともかく、トランプが大統領のままだったらここで戦争になってないのかもね?とは思った。これが私にとっての今回の問題の起点だ。そうしてみると、クリミア侵攻と今のウクライナ情勢とがダイレクトに直結して見えてくる。トランプが大統領をやってたことで、結果的にロシアを阻止していた形になるわけだ。まぁ、全部をバイデンの責任にしてしまうのは可哀想な気がしないでもないけど。トランプの動き方が予想できなかったから、手出しを控えていたとかだろうから、そもそもウクライナにちょっかいかけるのは既定路線だったろうし。トランプ以外の誰か、まっとうそうな人物が大統領になったら今回のイベントは発生していたのだろう。すべてをバイデンの弱気のせいにすべきではないだろうね。
 
本来であれば、本質的な原因を認識して、解決策を模索していくのが正当な思考なんだろうけど、私はそっちには興味がない。勉強もしてない。ニュースもろくに見てない。
 
問題は、国際社会のルール変更への危惧であろう。インターネットの発達などを介した超情報社会では「戦争など起こらない」といった暗黙の了解が崩れようとしている。ここが本質的な危機だろう。第二次世界大戦以後、冷戦のような緊張状態の中で維持されてきた「平和状態」が明確に崩れつつある。超情報社会では国際社会での相互監視によって戦争は阻止される。その代わりに、テロのような形での暴力が~とかってやってたのに、ロシアのような大国が力による現状変更をしようとしている。
 
何をどう懸念しているのか?というと、北朝鮮が明確にしてしまったように、核兵器を持っている国だとアメリカの制裁が決定的に鈍るわけでしょ?ならば、核を保有する一定以上の軍事力があれば、他国に攻め入って領土的野心を満たしてもOKという認識になるかも?ってこと。 特に中国なんかは巧いこと利用してきそうな部分だわな。
もちろんロシアに対して経済制裁とかはしていくんだろうけど、数年で関係が元通りになるのであれば、「戦争したもの勝ち」みたいな事にもなりかねないわけでね。中国が南沙諸島あたりに手を伸ばした場合、武力で阻止できるだろうか? トランプのようなハッタリが効いていない=バイデンのような弱気がどう作用するか。怖くないアメリカだとか、何の役にも立たないわけでね。無論、日本の安全保障という目的から見て、だけど。
 
大きな節目みたいな出来事にならないといいけど。ウクライナ情勢が終わった後、ロシアとの交渉のパイプを確保していくことも必要になっていくだろうけど、リスク・リターンで決定的にマイナスを突き付けられないと、戦争を起こすバカが増えちまうぞ? 制裁なりなんなりを強めていく必要があるんやで?の話でした。
 
 
中国を仮想敵国として扱ったけど、そもそもロシアも隣国っていうね(苦笑)
 

雑記(走法の革命)

気が付いたら2カ月が経過していた。特になにも考えてはいなかったのだけど。
 
お気持ちばかり痩せると腰痛が出る体質になってしまったようで、痛いれす。5キロぐらい余計に太ってる方が腰に負担がないのはなんでなんだぜ? 体脂肪がクッションとかになってそう。もうイヤ。
 
今期アニメは、ジョジョとバキ観ときゃいいだろとか思ってたら、「その着せ替え人形は恋をする」が神作品っぽくてなー。追いかけたけど2話見逃しちった。
 
今期続き物のルパンは前半なかなか良かった。終わってみるとホームズ関連の話は薄いんだけど、さまざまな作品のオマージュというか、道具立てとしてのキャラを引っ張ってくるのはアリな気がしてさー。ワクワク感があったよ。後半は、次元の話の〆のセリフでやられたわ。「カッコよすぎだろ!」って叫んじった。
 
UQホルダーが終わってもうて、感想を書こう書こうと思ったんだけど、書けなかった。感無量ともいうけれど、どう書くべきかも纏まらなかったというか。展開としては割と長めにその後の世界について触れられていて、続いてる感があって良かったというかね。DQ3なんかだと、世界中のイベントをクリアしちゃってて、なんもやることが残ってない「虚しさ」みたいなのから逃げるみたいにクリアする部分があるけど、終わったら終わった先で続いていくのっていいよね。
 
14日発売のはずなのに、今月の秘伝が売ってなかった。表紙が室伏先輩だったから? アマゾンで注文予定。
 
 
■ 秘伝2月号の歩道入門より(先月分)
さすが高岡先生。やはり天才すぎた。やばいだろう、フォアフットとプレランの関係とか完璧だわ。
師匠に相当する人とかって回りくどい言い回しをしてたんだけど、私淑という言葉があるらしいのを知った。たしかにししゅくとしんしゃはなんか聞いたことがあった気がする。使いどころ無さすぎワロタだけども。
 
フォアフット周りについて個人的な見解を述べさせていただくと、「飛行理論」なんだろうなーって。
たまたま別件で、月の重力の話を耳にしていて関連させられたというだけなんだけど。月のアナハイムだったら重力が1/6なんだから~みたいな話があったんすよ。
 
1G重力下で100メートル走を走る前提に囚われてしまっていたんだなって。ここに月とかの低重力環境との比較があれば、「走る」という運動がどんな成分で成り立っているのかがより客観的に理解できるようになりそうだなって。
 
プレランディングプレートを利用した、階段を踏み外す達人みたいな概念って、要するに、飛行技術の話なんだよね。日本人の思考は日本語に規定されてしまうので、走る場合でいえば、「足が速い」などの言葉に影響される。足が速いを単純にイメージとして捉えたら、ピッチ走法の話になるわな。これが文字通りに足を引っ張っている可能性がありそう。
 
人間が1G重力下での最速の移動を狙うのであれば、完全な飛行状態はロスになるよね。動力というか噴射装置みたいなのがないから。月なんかで走ろうとした場合、低重力だから、落ちてくるまでに時間がかかってしまう。移動時のロスを極力減らすことを考えたら、高く飛んだらダメってことになるでしょ。だから、地球上で1Gで釣り合っている状態を利用して、超低空飛行を維持しつつ、地面を蹴りつけることで推進力を得る、とかが最善になってくる。つまり、100メートル走が速い人らは、本質的には「飛ぶのが上手い」ってことだ。そもそも「飛行」していて、途中途中で地面にサッと足を触れさせて加速するってものでなきゃダメってことだよ。人間は実は空を飛んでいたって話になっちゃうけどね(苦笑)
 
高岡先生はもしかすると気が付いてんじゃないかなー。新刊の武蔵本の写真みると、空飛ぶ気マンマンに見えるっていうか。
まぁ、ちまたの走理論だと「高重心の維持」みたいな言い方で語られちゃうから、本質が見えなくなっちゃいそうだけど。
 
とりあえず、書きたいことは書いたんで、今日はこのへんで。
  
武蔵本はぜんぜん読めていないので、日を改めて。
 

雑記(呼吸五輪書の後日譚的な感想)

12/19 AM0920~ 微修正と追加
 
もー、やだぁ。どんどん書きたくないことが増えていくよ。
 
母親が生きてるころに、「アンタはそんなに頭が良くない」って言われたことがあって、テメェは何を言ってるんだと。それで話をしてみると「頭の良い人ってのはもっと違うんだ」とか言ってて、そこは母親本人のイメージの問題もあるんだろうけど、明らかに言語化できてなかったわけだ。端的にはもっと金を稼ぐ人が頭の良い人だって感じなのね。まず女の言いそうなことだなって思ったよね。現実主義的っていうか。で、頭の善し悪しと金を稼ぐかどうかがどう関係するんだ?と質問というか、問い詰めたんだけど、黙っちゃう。決して頭の悪い人ではなかったし、中学生ぐらいの時は、生涯勝てないかも?と思うほど賢い人だった。でも、言い負かせるようになっちゃったというか。
まともに言語化もできてないことだったから、話半分で聞くしかなかったわけだ。
 
むしろそれはバイタリティの問題じゃないのか?って思っていた。運の良さとかもあるだろうけど、基本には努力があるだろうし、体力とか生命力とか、スタミナのような、いわゆるバイタリティの差ではないのかなって。精力とかも関連ありそうだし、良くわかっていない部分なんだよね。
 
例えば、芸能人とかでも活躍している人は背が低い傾向とかがあって、背が低いのがコンプレックスでコンチクショウと思って頑張っているとかの話を読んだことがある。統計的に実際のところはどうか?とかは資料があるかどうかも知らんけども、少なくとも、バイタリティと身長とは比例関係にはないって言うことが出来ると思う。背が高いからバイタリティが高いとはならないって意味でね。
 
呼吸五輪書に戻って考えると、呼吸法の眼目は、能力を10倍にすることだ!とか先生は思ってるかもしれないのね。倍化できるとかが事実だとした場合、バイタリティだって何倍にもなりそうな話でしょ。逆にこの仮説に立った時、「ウドの大木」ってのが、「チビの頑張り屋さん」と逆の位置にあって、実は呼吸力が低いことが原因かもしれないと思ってしまったのだ。
 
体が大きかったら、チビより大きな呼吸能力が必要になりそうなもんじゃないさ。チビなら同じ呼吸でも人よりバイタリティが相対的に高い可能性があるかもしれない。
 
 
精力が今の3倍とかになる可能性とかあるのかね? それはそれでトラブルの元になりそうなもんだけど。まぁ、変更出来なさそうだった部分に手を加えられることは分かってきてはいるのだよね。
 
 
いやいや、先生。俺、合気をやってみたいんですけど?とか思ってしまっている。でも、呼吸法やった方が近道だぞって思ってそうなんだよなぁ。
 
 
マトリックスを見に行くかどうかで悩んでいる。うーん、現実逃避~。いや、その程度で逃げられそうにはないんだけど。はぁ~。なんて年だ!
 

追記
基礎的な能力が10倍になるなら、男女の能力差は無くなる。強制的に呼吸能力による公平な社会が到来してしまう。くだらないフェミ論なんか全部吹っ飛ぶ。
だって、ほとんど「レベル」みたいなものだろ? そこでは「真の競争」がはじまってしまうよ。女性こそが呼吸法を学ぶべきで、女性が学ぶのであれば、男性はやらざるを得ない。こっっわ。マジでこっっっわ。