ネギま魔法小理論

魔力の仕組み@172時間目



いやぁ、ブログに向かない題材ってあるよね。
来週の本編に期待。日記でも気になることを書いてるし……
まぎぃさんのブログの更新頻度から考えて先の方まで脚本練ってると思うんだけど、どうかなぁ。


 
●魔力の仕組みについて
これまでの説明だと、
60時間目での魔力タンクの話。生まれつきで大きく左右、高めにくいこと
92時間目での
・「魔力」と「気」はどっちも万物に宿るエネルギーのこと
・「魔力」は大気に満ちる自然エネルギーを精神の力と術法で人に従えたもの
・「気」は人に宿る生命のエネルギーを体内で燃焼させているようなもの
…………といった内容、
172時間目の明日菜による説明
・咸卦法は「気」と「魔力」を使っている→どんどん減っているようなもの


ということは、
1:周囲の魔力を魔力タンク(MP)に蓄積
2:MPから魔力を消費して魔法を行使
……と考えられる。本編で確認すると、MP切れで気絶する描写などから大枠では間違いなさそうだ。


仮説→「蓄積した魔力からしか魔法を使えない」?



更に、寝ている時の方が回復が早いことを思うと、日常生活でも少々消費されていると予想される。
また100時間目の武道会のネギと明日菜の会話から考えて、普通に生活しているだけでも魔力は回復するようだ。
「試合であんたの魔力もらちゃうけどいよね」
「ハイ。次の試合まで間もあるし大丈夫です」
→なんで間があると平気なの?→実は自然回復するから?と考えられる


起きて活動している場合は、
(通常吸収量−日常消費量)=蓄積量、となりそうだ。



また疑問点を考えていくと、どうやら雷の斧のところにあるらしいことが分かった。
64時間目
・「別荘」は外より魔力が充溢している
・外より魔法が出し易くなる効果がある


蓄積した魔力から呪文を使っているのだとすると、
魔力が充溢してる環境とどう関係するのだろうか?
周囲の魔力を直接操って魔法を使っているわけではない。
一度MPとして蓄積した魔力を使う必要があるなら、関係なさそうなものだけど?
この点が混乱の元になっているように思う。



ここから、可能性をいくつか上げると……


×充電時間が短縮される
太陽光と電池で考えると別荘だと急速充電できそうな気がするけど、
学祭3日目のネギくんをみるとあまり関係はなさそう。
 

△魔力の質の変化(レギュラー→ハイオクへ)
蓄積した魔力から呪文を使っているのだとすれば、ハイオク魔力(仮称)の方が威力や精度が良さそうなもんだ。
すると、別荘で蓄積しておいて別荘の外へ持ち出すのが効率いいことになるが、64時間目の文章と矛盾することになる。呪文の成立・不成立は周辺環境の魔力量に左右されないことになるため、否定される。


○エグゾーダス理論(呪文効果は環境に上乗せできる)
バスタードのエグゾーダス理論とは、鬼畜主人公が炎の魔神イフリートの熱量を受け入れ、その環境情報の上に自分の呪文を上乗せすることで超々高温の魔法を実現させた時の方法と理屈である。
この場合、自分のMPからしか呪文を使えないのではなく、周辺魔力の恩恵によって魔力→魔法への変換精度が上昇すると考えられ、一番自然な形に落ち着く。魔力が充溢している環境であれば、魔法は成立しやすいということになる。
別の問題として、魔法の威力はアップしているのかどうか?などがある。
超鈴音は時間的に遠距離への跳躍を行っている。
鬼神を真っ二つにしたネギの雷の暴風は実はドーピング?
……でも鬼神の防御力もパワーアップしてたかもしれないわけで。
 
 

で、プロセスを整理してみる
A:魔力を蓄積する(寝る・休憩する)
B:魔力を使う・魔力通路の扉を開く(始動キー175時間目より)
C:呪文を唱える・魔力を変換する(呪文)
D:魔法となって結果を生み出す(どかーん)


魔力が充溢していると、
プロセスC:呪文によって魔力→魔法へと変換される時になんらかのプラス効果があると思われる。




別枠・小ネタ祭


●魔力タンク・成長率説
ネギや木乃香のMPは、成長率がSランクやSSランクだったのかもしれない。
その場合、ネギ10歳には自然成長の余地があるのかどうか?
エヴァンジェリン(10歳ボディ)を考えると、10歳程度で魔力タンクの大きさはほぼ完成しているのかも?
真祖化が10歳の誕生日とかって理由と絡ませるとそれっぽい気がして楽しい。



●魔力コンフリクト問題
気と魔力はコンフリクト(反発)する。
気による攻撃は、気から何かに変換しないと、単なる魔力の放出でコンフリクト→防御できないとおかしいことに……
神鳴流は雷を呼び寄せたり、衝撃波に変えたりして変換している。
つまり、がんばれ!くーふぇ



●ヤクレートウル問題
ゆーな絶賛活用中の、学祭三日目の魔法道具・魔法銃。
16巻の解説に拠れば、紛いなりにも自らの言葉の力による魔法の行使ということになっている。


では、仮に宮崎のどかに魔法の素質が無かった場合、このヤクレートウルな魔法銃などはどうなるだろう?
いや、タカミチでもいいよね?(笑)タカミチには魔力があることが既にわかっている。
仮に道具の助けがあれば、魔法銃を使えるのだとすると、
逆に言えば素質がなくても道具の力を借りれば、呪文を行使できることにならないか?
まぁいい。2500人と言われる学祭参加者全員がヤクレートウルできたということは、魔法使えない人の割合ってかなり小さくてレア*1ってことにならないかな?かな?



●風はOK?問題
明日菜って空飛ぶホウキに乗ると調子を悪くさせる効果があるわけだが、
これの面白い点は、ホウキの浮力はキャンセルしてない点にある。
ネギが言ったように、120キロぐらいあるように感じさせる*2わけだ。
ここから、ホウキには、それに乗る人に浮力を持たせる働きがあること、
明日菜は、自身に掛けられた浮力を無効化していることが分かる。
ホウキの飛ぶ能力を無効化したら地面に落ちちゃうからね。
で、美空の時のように、明日菜の体重がそのままホウキに掛かっていると落ちるということから、逆に考えるとホウキが空を飛べる程度の体重しか掛かっていないことが分かる。
中々高度な仕組みじゃない?


さらに、16巻146時間目に、1週間後の未来から学祭3日目に戻ってくる際、
墜落死を免れるため、ネギは風の力を使っている。
浮力はキャンセルされるから、別系統のエネルギーを掛けたのだろう。
(非常にたまたまな気がしないでもない)


クウネルのお茶会イベント時にネギの魔力がこぼれ出して風が逆巻いた時、明日菜は風の影響をキャンセルしていない。「物理的な風」と「風の放出系魔法」と「浮力を掛ける魔法」は非常に曖昧ながらも別々であるようだ。
たぶん、痛そうな魔法に限り自動キャンセル(笑)



●刹那の初めて物語
魔法理論ネタとは関係ない話だが、刹那が作中で始めて瞬動を使ったのは、シネマ村で木乃香をかばって矢を受けた時かも。まるで限定解除だね。





眠い……はい、これまーでぇよぉ

*1:これはいわゆる「貧乳はステータスだ、希少価値だ」?

*2:ネギのセリフから、この時の浮力によって体重を1/2〜1/4程度に小さくさせる効果があるのかもしれないが、ドラゴンから逃げる時に4人乗りしているので決め手に欠ける(笑)