雑記(喪男の哲学史とか)

 
喪男の哲学史
最初の内は笑ってたんだけど、半分いかないウチになげた。ツマンネ。
でも、もうちょっとがんばる。
 
感想書いたんだけど、まじめな話、本音は書けたもんじゃないね。 
個人的な結論は「男女が共にニュータイプになって完全恋愛!」だと思ってる。だからこの本はさほど魅力的じゃない。結局どんなに現実逃避したって現実の前に喪は敗北してルサンチマン(怨念・憎悪)でしょ。
 
仮想現実を(リアルよりも)リアリティのあるものにするって作戦はそれなりに面白いとは思うけど、ペット愛の方がナンボか手っ取り早いわな。結局、麻薬で薬漬けみたいなものと、電脳自慰で漬物になるのと、リアルでモテになるのの差異がどうかなわけで。電脳コピペでデータセックスってか? 幸福感なんて所詮は脳内麻薬ちゃん!とか本気で思うんだったら生きててもしょうがないじゃん。エセ学者なんぞ信じるかボケ!ってのも実存でしょ。
 
DQNを動物と書いた本書はそれなりに魅力的。
生まれて来ただけで自動的に人間になれると思ったら、はちみつアンコシロップだし。
ま、序盤の論理展開のせいでどうあがいても70点からの減点法かな。挽回は不能
 
 
これが「ブッダの夢」だと“無”が怖いのか、“充実した空”とか言って誤魔化してしまう。
脳科学とかでハッキリさせちゃったんだから、もう気付いてもいいんじゃないのかなぁ。自己だの人格だのは幻だって。
 
無の風が吹きすさんで、いやだなぁ〜本気になるなよぉ(ワラ)とかってエンド
 
 
ダッセ


●東浩之
萌え理論さんのまとめから、面白かった部分。
 
>科学における反証可能性のように批評や評論の根本の支えている
>ものや考え方ってありますか?

ない。
ない、と言われて失望すると思う。ぼくも15年前にそうだった(信じろ)。
しかし、その「ない」ことこそがなにか重要なのだと、
そのうちわかってくる――かもしれない。
そうすれば批評が読めるようになる。

 
これはブログを始める前に悩んでた部分で、そっかーと1年かけてようやく腑に落ちた。何をしらべりゃいいのかも分からなくてさ。無きゃしょうがないよね。
 
 
>自分は不勉強なのですが、そういったことについて書いてあるお薦めの本ってありますか?
うーん、これも難しいんだよね。。
ぼくは、あとで薄っぺらだと打ち捨てることを織り込み済みで、
入門書とかキーワード集を片端から読むことをお薦めします。
「あいつはよくわからない言葉を並べているだけだ」と
批判されるのを怖れてはいけない。
実感を伴った言葉で話す20代なんで、それこそ退屈に決まっている。

 
これはもう笑わせてもらった。
常々、「日本語ナメんなよ?」とか思っていたので痛快だった。
もう少し自分にも他人にも優しくしてもいいかもしれないと思ったし。