雑記(CLANNAD最終話)

 
渚の苦悩。
そして巧く声をかけられない朋也。
どうしようもなく、ネギまラカンのことを思って見ていた。
 
渚に共感するが故に、別の視点を提示できない主人公。
転移関係に巻き込まれているため、渚が両親の夢を奪ったという点に対して同意して見えてしまう。
 
結局、状況を変えたのは空気を読まないバカ野郎なナギ オヤジだったわけで。……主人公のあまりの無力さが泣けてくる(笑)
 
でもまぁ、自分の挫折した気持ちを渚に託すということでなんとかかんとか伏線とか話とかをつなげていく。主人公の面目ってことですな。
 
 
だが、それは違うだろっ? と。
 
 
自分の挫折した想いを人に託してんじゃねぇぞコノヤロウ!
なんでもかんでも人様にやってもらえるわけねぇんだよ。
オシッコしたい時に誰かに代わりに行ってもらえるわけないのと同じだぜ。
 
そういう反則技を使えるのは、
 
 
エスパー魔美だけ*1なんだよ!
 
 
 
いや、見てる最中にエスパー魔美のことは考えなかったけどさ。 
 
最初の数話でパパッと導入入れて、風子編・ことみ編やって、渚編というよりも演劇部編やって、合い間にちょこっと他のキャラ入れて。ん〜、それぞれの話は面白かったんだけど全体としてどうなんだろう。
わけのわからなかった幻想世界の話は演劇のネタになったし、風子が帰ってこなかったのも途中途中で出てくるから気にならない。朋也のオヤジのことは最後にちょっとだけ歩み寄って未来を感じさせている。
 
でも、クラナドって「こういう話なの?」という感じかなぁ。
 
 
 

*1:自分の小便を他人の膀胱にテレポートさせた