雑記(キサラギ・スウィーニートッド 他)

 
キサラギ(映画)
 邦画。やっとこ観る事が出来た。テンポが良くて楽しめた。傑作というには一歩及ばないにしても、かなり満足度高し。
 
・スウィーニートッド(映画)
 日本語吹き替えで見ようとして、そういう設定がないのはエラーなのか?と思ったのだけど、良く考えたらミュージカルっぽいので吹き替えは無理だったらしい(笑) とても力強い物語。
 
 
 
●タイムシフティング(本、ステファン・レクトシャッフェン著)
時間管理法の本かと思ったのだけど、違った。なんというべきか、時間に対するメタ認識を推奨している本。
ゆっくりするのが大事だといった内容を繰り返し説明している。
 
「時間や速度に追い立てられていること」に対してメタ認識で対処する方法がメインなのだけど、更にスピードアップする方法に付いては特に触れられていない。むしろ「現在を充実させること」に付いての有益な示唆というべきか。
 
時間に対してメタ認識を持つことで例えばコミュニケーションが上手く行くようになる、だとかの内容になっている。相手の時間(ペース)に同調させることが大事、とか。もしくは、ちょっとした「沈黙」を利用して自分の時間を自然なテンポに落とすことで色々なメリットがある、とか。
 
メタ認識はこの手の操作性をもたらすことで他者に先んじて優位に立とうとする時に役立つように思えるのだけど、実際には自分の選択肢が広がることで「相手に合わせる」のが上手になって行くことが多かったりする。すると鈍感な相手には翻弄されることにも繋がっていく。これはいわゆる「バカは強い」の話なのだけど、結局は自分のケツが軽いばっかりじゃダメで、重かったり軽かったりを自由に使い分けられることが大事なわけだ。しかし重くしてしまうとブライドが邪魔になり、軽くしてしまうと品位を失う。
 
大事っぽい部分だと、
自分の感情から逃げてはいけない。それはじっとしていれば直ぐに通り過ぎていく。逃げているといつまでも苦しむことになる…………って感じの箇所かなぁ。
 
理性時間、感性時間という呼び方は気に入った。そりゃまあ、かなり大事な内容なのは分かる。しかし、今のタイミングで私に必要な本とは思えない。一体、何でお呼ばれしたのやら?