雑記(ドルアーガの塔、他)

 
来週のネギまが無いと思うとやる気20%減
 
 
●韓国ドラマ『朱蒙』(チュモン
だいぶ進んだ。全81話だったっけ?という大作の、しかも1話分の時間が(当然コマーシャル抜きで)60分チョイと長いので凄まじいボリューム。ローマ人の物語でセオリーを学ぶことが出来たのが大きくて、政治関係の動きや見所が分かってきて楽しい。そうそう、略奪するしかないんだよなー、とか。
形を変えてはいても蛮族(野蛮さ)との戦いは全ての根幹にあったり、食料などの死活問題の処理を強奪・略奪に求めることが出来るのはある意味において正直で良いのかもと思ったり。
 
何よりも、我慢・我慢・我慢の展開。耐えに耐えに耐える。気持ち悪いぐらいの忍耐強さ。あの執念には恐れ入る。『エンダーのゲーム』を思い出してさっさと殺しちまえよ!と何回思ったか分からない。
 
暴れん坊将軍』とかって峰打ちにする演出が入るのだけど、『朱蒙』を見てて非常に納得した。王が血に酔う姿はこれ以上もなくみっともないものね。王は手を汚してはいけないとか王の御所を血で汚してはいけないといったタブーは王にとっても上手く機能するわけだ。
 
 
ドルアーガの塔(最終話)
何が驚いたかって、二期があることに驚いた。1クールは動かないと信じて疑うことができなかった。
 
ゲームのネタバレになってしまうのだけど、一部のゲームは二周しないとクリアできなかったりする。(魔界村とかドルアーガとか)だから、幻の塔が出てきたこと自体は納得できる。そりゃあ、まぁ二期があるんならそういう展開にも出来だろうとは思う。だから「絶対に続編なんか無い」と自分が思っていたことが逆に良く分かった(笑)
 
ギャグ回が多くてバランスも悪いし、作品に基礎がない。ゲームの設定を下敷きにしている分、作り込みが浅い。せめて戦闘に関してはもうちっと真剣にやらないとダメだろ?とか思ってしまうし。実際、戦うばっかりのゲームなんだし。アイテム探しとかの要素を上手くアニメ化できているわけでもない。何を、どうアニメ化したいの?とか思ってしまうわけだ。
 
それもこれも、二周目があるなら納得できる。この二周目のインパクトを最大にするにはこの程度の構成で誤魔化すってのは選択としてアリだ。作り込んでしまうと二周目が予見されてしまう。つーか、少なくとも俺にはバレただろうし。中盤を越えたところで三つの裏切りとかを示唆しといて二周目の物語の下地を準備して…………結果、やはり賀東は賀東だった。
 
そうなると、カリーが死んだりしてるのがいよいよ勿体無さ過ぎる。アーメイ……