雑記(桜色の川、エアギア感想 他)

 
●今週のけいおん!
あのバイトは経験しているとツッコミ所満載で楽しいやね。やっぱ京アニの人に経験者がいるんだろうねぇ。らきすたでもこなたがやれそうな仕事としてのネタであった気が。並んでポチポチやっているのを見ると一度ぐらいやってみたくなるんだけど、それが罠っていう(笑)
 
●今週のハルヒちゃん
どうやら有希の声で「うなー」を上手には言えないようです(笑)
 
●CM美女の件
ミキプルーンのCMの人が誰か調べろとか家族に命じられて5分ほど苦心して調べた。
エアステ・リニエのCMの女性で「ビビアーニ大野」さん。34歳二児の母、ブラジルはサンパウロ出身。「美肌から美美肌へ」とビビアーノが掛けてあるっぽい(さっぶぅ)
ミキプルーンとか言われるとアイマスのぷるるん動画を思い出す。ダメ人間とはこのことか。
 
●桜の川
桜が咲いていてもまーったくなんとも思わないのであります。
歩いている人が「スゲェ」「キレイ」とか言っているのを耳にすると、色々と考えてしまう。そもそも本当にそう思って言っているものなんだろうか?とかね。言葉としては幼稚だってのもある。これを思うと詩人の感嘆表現とはどういうものになるのだろう?というのが一つ。でも詩人だって「スゲェ」とか「キレイ」と思ったはずで、そういう風に感じることこそが大事なことだと思う。素人が下手な言葉遊びをしてもさぁ。
しかし実際の桜よりも京アニとかで桜を描いているのを見た方が綺麗だと感じるのはどういう働きによるものなのやら?アリストテレス先生の本の続きを読まなきゃ。
翌日、桜の花が散ったものがたくさん川に落ちてて、それはただのゴミでしかないものなんだけど、普段は都会の緑の川が花びらのひとつひとつで点描されて「桜色の川」になっていた。こういうものの方がどうやら私の心は動くようだぞ、とおもむろに携帯(のカメラ)を取り出してはみたものの道具が技量の無さを補い切れないと分かり断念。残念、無念、また来年。
 
ソードアートオンラインラノベ
気に入ると立て続けにいく方だったりする。面白かったけど、続編っていったい?とはてなマークがぐるぐるする。やはり特権の使い方が巧い。四肢切断でもダメージないけど、HPがゼロになったら本当に死んでしまうゲームの話。ヒロインが料理を始めた理由が書いてない気がするんだけど、まぁそういうことだってわけで、見事に思惑通りというか、それ以上の戦果だったり。
 
 
●その他漫画
アニマルの新連載が社会人的に程よい妄想加減で好感度高し。
医龍は「人生」か「生命」かという選択の話。部分最適全体最適の話にも置き換えられるのだけどね。医者が神様気取って本人の意思を無視した仮定の話じゃん、といったつめたーい視線も発動してたりするんだけどさ。
本人の深いレベルの選択では脚の無い人生を生きることを求めているのかもしれない。たとえそうだとしてもそれを盾に使ってその通りに生きる手伝いをする訳にもいかないのだろうけど。
 
 
●マガジンとサンデー
「GE」ってののレベルが高くて、ほほぅ〜と思っていたら、サンデーは「暗行御史がおでまし」してたという罠。
ヤンサンがスピリッツに集約されたのと同じようなことをサンデーでもやるつもりなのだろうか。これって小学館様の底ぢからですか?……作品というよりも作家レベルで頭数が揃って来ちゃってて、ジャンプ・サンデー・マガジンのパワーバランスが崩れやしないかと心配になってしまった。まぁ、ジャンプとサンデーの位置が逆転するにはもう少し絶対的な決定打が必要だろうから、当面の危機はマガジンの衰退ということになりそうだね。関係者にとっちゃとっくに悠長な話ではなくなっているハズだけど「読者が気が付いたら」終わりで、一気に状況が進んでしまうだろうね。そういうフラグの気がしないでもない。
作家が入り乱れれば「少ないパイの奪い合い」になるから書く側は大変だと思うけれど、雑誌としての緊張感は出るのもしれなくて読者には旨みが出るのかもしれず。
 
サンデーの一番人気がどれかは知らないけど、雑誌全体のレベルを決定する中核のポジションにいるのは絶チルの椎名せんせの気がする。いまならまだヤツを潰せば勝てる!(笑)
 
 
●輝
マガジンの追い風はゴッ輝がドラマ化されることだろうね。ヒロインの選択が如何にもテレビドラマ風アレンジなんだけど、逆に言うと良い出来になるかもしれないね。
原作漫画の方はイチゴの例えが非常に良かった。身近な尺度で分かり易い。
 
●マッシュ
わんこの頭が良すぎて笑った。もう描きたいものを描いちゃえばいいと思う。
でもあの生意気そうな娘はスノーのことを本気で好きそうだからその辺に関しては配慮があってもいいかも。
 
あひるの空
レッグカールをやっているので敢えて。うつ伏せになって足で重りを動かす運動なんだけど、これがねぇ、凄くやっちゃダメな運動なのです。いや作品的にはリハビリ中の動作だから専門家の指示でやっているハズで、そこを否定する気はまったくございません。
ただ、怪我をしていない選手がトレーニングの一つとしてレッグカールに取り組むのは避けたほうが無難。つーかやっちゃダメなのだ。
レーニングは理屈としては無駄にはならないから「何か」を鍛えているものなんだけど、レッグカールで鍛えた「何か」が自分の専門に役に立つ可能性が極端に低いのが問題なのだ。構造筋力配分というんだけど、それぞれの専門種目ごとに筋力配分があるはずで、鍛える筋肉にだって優先順位があるハズなんだ。それなのに、腕立てとか腹筋、ベンチプレスみたいな「メジャーなトレーニング」を疑いも無く延々やり続けて、それが何の役に立つのかを考えることをしない人間ばっかしだし。
先生が言ったから、先輩がやっているから、みんながやっているから、やる。そしてやりたくないという個人的な理屈は集団の圧力の前には通用しない。とりあえずやらされることになる。身体を動かしている間は知性は麻痺しているのが常態だしね。とりあえずソレをやっている間にソレをやることが正しいことに摩り替わってしまうんだよ。実際、正しい情報を求めて探そうにも出てこないことが大半だし。つーか、正しい情報なんて存在してないし(笑) そんなのがあったらみんなオリンピックに出られるようにならないと嘘じゃん。みーんな見よう見真似と勘と思いつきで戦ってんですよ。コーチングは個人に属する才能なのです。
でも救いはあるよ。 求めれば与えられるかもしれない。
 
 
●エアギア
エアギアの感想はあんまり書きたくないのだけど(笑)
Aパートはイッキの話で、背景っぷりがイケメンしていやがる。ゴッ輝のイチゴの例えと似ているんだけど、街の中の描写で身近な感覚を巧く動員している。それも単なる背景描写にはしていなくて、何らかの対象物を描いて「動き」を取り入れてきているのが面白いところ。大阪から飛ばして来てまだ熱かったであろうエンジンに雨粒が当たるところだったり、電柱の鳥の驚き、街を歩いている人の驚きなどなど。扉絵の雨と波紋や転がったであろうテーピング(綺麗に転がりすぎw)なんかも少しずつ動きがある絵になっている。絵そのものがやっぱり巧いんだろうね。それが作品の効果とシンクロしているかが本当の問題な気もするんだけど、好意的に解釈するのならば、今の主人公が回りを見えていないことだとか、街に包まれている感覚の表現になっているとも言える。ぶっちゃけとってつけたような雨なんだけどねぇ(笑)
それに雲間から差し込む光の描写は珍しく巧く描けていなかったしね(笑)その上のコマの顔の描写は、画面に映るイッキをデジタルっぽい表現にすることで、カメラの向こうにいる被写体にリアリティを持たせていて面白い。
 
Bパートは漫画オタク狙い撃ちな展開。マッパ1号なら2号が期待できるんですね?そしてV3、と。この漫画家、やる!(笑)