魔法先生ネギま! 254時間目

 
あー、えっと、ネギまの感想とか考察の日だ。……うーん、特にないような?(笑)←とかいいつつ、かなり書いたらしい人
 
ストーリー以前に、MM兵を一蹴する絵がカッコイイっすね。
 
ゲーデル総督に関して
世界を支配することを考えていることによって、世界を破滅させようとしているフェイト達とは利害が一致しない。
これはフェイトの作戦を潰すために共闘する可能性があることを意味している。一方で、ある程度までは協力関係にあるのかもしれない。利用しあっている、と言った方が近いかな。
 
で、楊さんのところでヘッドライン?だけは見てるんだけど、他所様の考察のレベルが高そうな雰囲気があるのでちょっち突っ込んで考えないといけないらしい。
 
えっと、素直にお風呂に入ってきました(笑)
 
 
考えないといけないのは、ゲーデルの動機は何か?(ペトロニウスさんの常套手段)何故、オスティアの総督なんかをやっているのか?ですかね。
 
ネギ=偽ナギなんかを見破っている点から考えて、ヤツは世界の謎ハンターとしては超一流のようです。かなり真相まで近づいていると考えていいでしょう。まずここが動かぬ前提です。
 次に、オスティア総督になったのは何故か?です。ドラクエ的「はい・いいえ」選択で「はい」を選んだ場合、ゲーデルはどうやって世界を支配するのでしょうか? つまり、この場合オスティアの総督になるということは有利か不利か?ということです。メガロメセンブリアの元老院議員としてそれなりの地位があるから(今はド田舎とはいえ)オスティアなんかで総督をやっているのでしょう。
 
正直、メセンブリアで執政官にでもなってメセンブリア連合のナンバー1になる方がルート的に近い気がしてしまいます。どっちにしろ魔法世界を統一するにはヘラスと戦争をする必要が出てくるでしょう。ならば、何故、オスティアなんかで総督をやっているのか?
 
オスティアを国として再度立ち上げるとして100万の難民が再結集すればある程度の国力を持てるかも知れませんが、20年といえば一世代(30年)弱の時間が経過しているので、100万はまず無理でしょう。たとえ80万集まったとして、それでも元々のウェスペルタティア王国からしてたいして国力があったわけでもない。ウェスペルタティアから始めてヘラス帝国・メセンブリア連合を制覇したとしたらルルーシュよりよほど凄いでしょう(笑)
 
こういう風に考えていくと、線がつぶれてしまうんですよねぇ。ゲーデルの立場で世界を支配するのは駒が足りなさ過ぎるので、もっと前提を見直す必要があります。それはどこか?というと、ゲーデルは世界を支配しようとしているのだから、世界を破滅させようとしているフェイトの方が悪だ、というものです。もし、ゲーデルの方がより「悪」だとしたら?
 
ゲーデルのいう世界の半分というのが、半分ではなくて、「片方」だったとしたらどうでしょう?
 
彼の言う「真の敵」とは、現実世界のことかもしれない。
フェイト達「完全なる世界」とゲーデルが一部なりとも協力・利用しあう関係だとして、何故、どうして、利用しあっているのか? 利害が一致しているとして、どう一致しているのか?……もしかすると、フェイト達の考えていることにやろうとしていることが凄く近いのではないか、と。
 
原因:不明
結果:魔法世界の破滅
解決策:フェイト → リセット
    ゲーデル → 現実世界を攻め落とす
 
……だとしたら? ウェスペルタティアの血筋を旗印にし、現実世界に攻め入ると考えればヘラス・メセンブリアと戦争をしないで済みます。魔法世界は現在「孤立主義」(137時間目エヴァ)路線を選択しているわけですが、メガロの一議員が孤立主義を覆すのは難しいでしょう。開国路線のゲーデルが魔法世界の危機を千載一遇の機会と捉えている可能性はどうか。……他の可能性よりは遥かにマシに思えます。オスティアの総督がウェスペルタティアの血筋の人間を旗印にするならば、そんなに違和感もありません。(やるとしたら誘拐して洗脳ぐらいのことはしそうなゲーデルですw)
 
同時にゲーデルの話が進むことによってフェイトやろうとしていることに対する理解が促進されるでしょう。これはマンガ的にありえる範囲でもあります。フェイトの作戦はマンガ的には失敗に終わるハズですが、ゲーデルの野望は魔法世界編の後も生き続けるのかもしれない。
 
 
●真の敵に関して
本命は上記したように、「現実世界」とします。
 
対抗はやはり本物のナギですけど、色々と不都合もあるんですよね。まずナギが世界の敵として立ちはだかることをゲーデル総督が知っている → 面識がある、もしくはそれに近い状態ということになってしまいます。
 
例えば、始まりの魔法使いの能力・力が継承されるものだとした場合に、ナギが継承していたとしたら今のオスティア祭から考えて、もう翌日の夜に敵として出てくることになってしまいます。この線は理屈で考えるとあまりにも細いでしょう。
だいたいネギが生まれる前にナギは行方不明になっているわけで、逆に言えばそれまでは「何も継承していなかった」ことになるんです。もしこの線を補強するならば、行方不明になる前にフェイトの2番目(セクンドゥム)と相打ちになり、その後に捕縛されてイジられるか何かしたという流れがあったことにしなければならない。これならばクウネルを殺しに行ったのはナギだってことにできるんですけどね。……でも「雪の日の夜」は意味がわからないままですね。
 
大穴は「始まりの魔法使い(造物主・ライフメーカー)」かな。これはナギとは関係なくフェイトの親的な意味でフェイトを目的にするのではなく、そのボス的な存在をターゲットにしろ、という意味にはなります……が、担当編集者が付けるらしきアオリ文が「驚愕!!」になっているから、別に驚くに値しないので無いでしょう。
驚愕するためには既知の存在で尚且つ味方、少なくとも正義側の存在と思っている相手でなければなりません。難しいところですね。
 
 
「君にとっての」…………やっぱナギかなぁ〜?(笑)
 
 
●細かいところ
こまけぇことはいいんだよ!
 
・セラスの声優って、赤城リツコの中の人かなぁ?……はともかく、世界の半分ウンヌン言ってるのを反逆罪的な意味で問題にすべきではないか、と(キリッ)
 
・凄いぞネギ君! 掌握しててもメガネつけっぱにできぅ!
 
・弐の太刀が使えるようになると神鳴流の剣士は物凄い魔法使いキラーになるね。飛び道具無効、障壁無効ってどんだけやねん。
 
・明日菜の下腹部が……そして乳首を隠す奇跡かと思うような位置にある剣のフサ(フサ?)
 
 
●ネギの負けについて
バトル優位のアンケートのこともあるので、しばらくはネギつええ!を続けても良かったんじゃないかなーと思ったんですが、インフレに対するバランス調整なんですかねぇ? まぁ双腕掌握しないとこんなもんだろうしなーと思ったり。
ファンとしての自分は総督の強さや神鳴流の魅力に説得力を感じて納得したんですけど、そこまでファンではない人はどうかなぁ。