雑記

 
つまらなさそーに生きてるヤツって多いよなぁ。その点ではオタク趣味のエコ性は異常なんだけど、でも微妙に自家発電では無いっていう(笑)
女の子なんかですっごくニコニコするのに、見られてないと思っている時に物凄くつまらなさそーにしてたりすると思わず苦笑いしてしまう。男って生き物は問題を解決したがるからこういう罠に引っ掛かり易いのではあるけれど、悩みを解決したからって好きになってくれるワケではなくって、リアルでは単に恩着せがましいだけ。でも他にすべきことがわからない時も多かったり?神のみの脚本がイイのは、問題解決とコミットメントの境界線上にある微妙な部分を描いたり物語ろうとしているからなのかもしれず。
 まぁ、落差が顔に出ないヤツの方が問題かもなんだけど、それはつまり「顔に出せるのは強さ」だったりするからで、顔には出せない「弱さ」を見抜く目が必要だって記号になってくる。そうなると今度は逆に「ワザと顔に出して処理」してしまうことで心配させないように振舞うようになっていく。耐えられる内はいいけど、限界を超えている場合は爆発しちゃうかもしれないんだよな。身近で大切な人が気がついたらパンクしてた、なんてことにならないように気をつけたいところではあるわけで、こうなってくるとどっちがどうなのか分からなくなっていく。
 ぶっちゃけ、ストレート・素直なのが一番なんだろうけど、そうなるとぐるっと一周して、つまんなさそーに生きているのが正解なのかな?みたいなところに戻って来てしまったり(笑)
 
 
●マンガの感想
サンデーとマガジンだとマガジンかな。今週もネギま!が無いわりにゃ面白かった。
 
あひるの空
めんどっちぃのでジャンプの話だけ。足の関節は大雑把に3箇所ある。それぞれ足首・ヒザ・股関節ね。
足首はジャンプするほどの力がでない。普通だとヒザの屈伸でジャンプするんだけど、それをしないのであれば要するにケツ(股関節)でジャンプすることになるわけさ。
このケツジャンプ(分かり易くするための仮名)は実はレイアップなんかでは使っているんだけど、ジャンプシュート系ではヒザジャンプのイメージが強すぎるためにケツジャンプをする難易度がかなり高くなってしまっている。
更に垂直に飛ぼうとするとモモジャンプ(モモ前)に成り易く、しかも系統的に動きがバレ易い。ケツジャンプは少し前に飛んでしまうのだけど、動作の難易度が高いだけあって反応しにくい動きになる。
体力測定での垂直跳びは「真上に飛べ!」とかの誰得(そもそもジャンプする時には走って助走つけるだろうから、その場で真上に飛ぶことなんか使う状況が無い)なものになってたりする。これはこれで馬鹿だけど、何十年もデータを集めちゃっているから今更変えられないって問題なんだろうね。
 
●ガマラン
マンガ的には流石に難し過ぎるから解説を入れないとダメだったんだろって感じ?
けど、これでもほっとんどワカランだろ?と思ってしまうなぁ。とりあえず説明してみると、その辺の消しゴムかなにかを持ち上げて落とすと、落下運動になるわけだよね。その消しゴムを立てて、チョンと押してやるとドミノ的な倒れ方をする。人体の落下運動にはとりあえずこの2パターンがあって、速度が全然違うんだわさ。つまり、ドミノ倒し形式は「遅い」のね。このことから運動成分をより自由落下運動に近付けていく必要があるんよ。
 
で、今度は棒とか鉛筆を立てた時に、自由落下運動にするにはどうすればいいか?って話になる。棒は姿勢変化しないから、倒そうとするとどうしてもドミノ倒しの形式になってしまう。ここが最初のポイントで、棒の「真ん中」を、「真下」の床にくっ付ける形で動かす必要があるわけだ。人間で言うと、立っている状態で足の真下にお腹をくっ付けるわけね。それには、足を後方に投げ出す必要がある。
 
そんで武術の場合、こういった落下運動を前方運動に変換しなきゃならない。ガマの場合も構えから前側の足を引っ込めているんだけど、自由落下運動をしていることで、足を後方に投げ出すような「質量的な動き」が加わっていると思われ、それが床に支えられての筋力全開な前方運動に変換される下地になっていないと原理的に無理なわけ。で、足の指で床をつかみつつ、カカト推進で踏み込んでいる、と。
 
それから実際に布団かマットの上でやってみればわかるんだけど、高速で倒れるのってめっちゃ怖いんだよね。顔が地面に激突しようとしている時に起こる「本能的な動作」(例えば足を出して支えようとしたり、手をついたり)を拒否しなければならない。
たぶんだけど、このガマの攻撃は原理的に自転車やバイクがコーナーリングでハングオンさせた後で、身体を起こす時にアクセルを踏む原理で身体を起こしていると思われる。自由落下運動のベクトルそのままだと必然的に地面にぶつかるじゃないさ。だから超加速が「必要」なんだろうな、と。
 
 
●ベビステ
ノート相手の「1人テニス」だったものが目の前の相手と「2人でテニス」するようになった。アレックスがノートの内容をリアルタイムで越えてくることによって繋がって来ている脚本。冷静に感想を書いてはいるけど、今回もかなりのグッジョブ。しびれたでー。
ただし、えーちゃんって一人でテニスやっているよなー、っと気がついていなければ今回の内容の凄みが伝わりにくいかも?とも思う。しかし、そのちょっと先を描こうとしているみたいなので次回で綺麗にまとまるかどうか期待だねぇ。ベビステの完成度が高くなってきていてメシウマでしょう。
 
 
コードブレイカー
しばらく感想はいいやと思っていたんだけど、背景を使ってたので。あとは大神の乙女っぷりが尋常じゃないことになっているなー、とか。捜シ者が兄だったことで、こじんまりとした話になっている部分がある。もう少しマクロな演出が欲しいところ。枠組みは絶チルとか金剛番長に近いのかもしれない。
それとにゃんまるネタでヒロインが音使いとセットになり過ぎている感があってここのところバランスが悪かったんだけど、まぁ、あれだ(なんだw)
 
 
君のいる町
妙に良いね。突然にぶちキレて超展開かますイメージの作家さんだったのに、うまく抑制が利いている感じ? 物足りないファンもいたりして?(笑)
 
 
●ハヤテ
やっと、やっとこスーパーヒロイン・マリアさん登場。マリアさんの出ないハヤテなんぞ、ステーキ丼の肉抜きに等しい(断言)。前回の登場時は作者が調子こき過ぎだったので師匠にも一部の理があるかな、と思ったんだけど(以下略)
扉絵に関しては、エデンの檻のヒロインがピザに見えるということだけにしておきたい(苦笑)
 
●神のみ
あっさりめに終了か。まぁ、そうか。そして変身したヒロイン。目が出るようになっただけなんだけど、変身は変身ってね。
 
月光条例
俺のトショイインの出番が、実質的に最後の一コマだけとか…………
本当に汚い商売しやがりますね。もはやフヂタの人間性そのものか。くぬ加齢臭漫画&漫画家め!
でも、くやしい、コミックス買っちゃう!(ビクビク)
 
 
●重心の話
ケンイチが重心の話をしていたので、思いつきを語ってみる。
相撲の「いろは」に置いて、「い」に相当するものは重心操作になる。大抵の場合、「もっと腰を落とせ」と言っている人は重心操作が出来ないし、意識してもいない。
テレビで相撲家族みたいな素人相撲ファンが子供に相撲やらせている場面があったりするんだけど、丸々太った少年力士が細っこいヤツに負けているのを見ると何が相撲マニアだ、と呆れ返ってしまう。食って太らせて、体重×スピードで突っ込んで行って転がされてんだもん、恥を知るべきだろ。そんなんだから外人力士に勝てないんだよ。
 
アメフトのライン経験者って体格が良い相手とちょっと組み合ってみたがるものだったりするんだけど、重心操作が出来ないからタックルがめちゃくちゃ軽かったりする。すっごく低く構えているのに、可哀想なぐらい威力がない。こっちは中腰でも重心を落とせるから「あっそ」って感じになってしまうんだわ。あるべき位置に重心が無いから、それだけでもう押せなくなっちゃうものらしい。勿論、例外はいるんだろうけど、こういう組み合ったりがスキな連中は、自分に欠けているものを求めているのかもわらかんね。アイシールド21でも、「重心が安定している」という表現を使っていたから、この辺りのことを全く分かっていないね。ケンイチの方は、今回のは使い方が違うので保留。つーか古武術系の知識からすると初級レベルの内容だから分かっているハズだよね。
それとネギま!ラカンが低く構えていると、わかんないんだろうなーとか思いながら見ているしかなかったりする。どうせ読者の方も分かっちゃいないのだから、低く構えざるを得ないというかね(苦笑) 中腰なんかにしちゃったら、自分では重心を落とせているつもりの連中が「ラカンの腰が高すぎます!」みたいな苦情を入れるだろう姿が容易に想像できる。そういう人達は実際には「もっと腰を落とせ!」の被害者なわけで。
 
なんでこんな見下し目線かというと、国技とか言う相撲の、いろはの「い」が分からないなんて馬鹿以外の何者でもないからだ。無知が過ぎて気持ち悪くなってくる。体育の相撲の授業ですら、3点を押さえて押すやり方を教えているじゃないさ、あれは何故かって言うと、力士は重心操作できるのが当たり前で、上下はもちろん前後左右に重心をズラしながら攻防するのが基本だからだ。それをやられると3点で押さないと物理的に「押せない」んだ。そんなこと出来ないし知りもしない、だから理由をまともに教えても貰えない子供達は、「なんでこんなことをやるんだろう?」って顔でつまらない授業を受けることになる。重心操作できない相手なんか3点で押す必要がないから無駄にしか思えないんだよ。私はたまたま重心操作できる人だけど、相手ができないんだから必要ないんだもの。それもこれも教える人ができないんだから、しょうがないんだけどさー。……正確には出来る人はいくらでも居るんだけど、そういう人達が教えていない。
 
結局、流行らないってことなんだろう。くだらない話だ。