進め、白き翼!

 
今年最後のネギま!記事です。今年も一年なんとかこのブログを続けていくことが出来ました。ありがとうございました。 ………… 来年こそお約束できません(笑)(がんばりますぐらい書け) が、がんばりましゅ(ダメ臭っ!)
 
いよいよ佳境を迎える魔法世界編。ネギまという作品はどうなっていくのだろうか。また、どうあるべきなのだろうか。って、ものすげぇ範囲の広い話だなぁ(苦笑) 一部だけ、一部だけで勘弁してください。
 
●魔法世界編のこれから
特に言いたいことも書きたいことも無いっていう(苦笑) 大体、そんなんがあったら頻繁に更新しているわいな。
これからの展開ったってなぁ。とりあえずデカイのが出てきたから、龍樹やらと戦わせるんだと思う。そこいらの話は予想図があるんでリンクを貼る。
http://d.hatena.ne.jp/adagium/20090508/p1
 
それと重複とか間違いとかあるけど昔の関連記事も貼ってしまう。
http://d.hatena.ne.jp/adagium/20090601/p1
うむ、これでいいっしょ。5月と6月の考察記事っすね。
 
これからのネギチームの動き方だけど、
もともとの作戦だと、フェイトの秘密基地に突入して、バッジ反応2つ(夕映とアーニャ)を助けてから、ゲートポートに移動して現実世界に逃げるって話だったわけだ。
だけどこれは既に破綻していて、まずバッジ反応2つの2人目って誰?って疑問を誰も抱いていない点があるのと、アーニャの奪還が成功したとすると(最も遅くて)その時点で明日菜が偽者だってバレることになっている。そうなればゲートポートから脱出する前にどうしても明日菜を取り戻すって展開になるから、魔法世界編のラストバトルに突入する。
 
アーニャの役割は目撃者なので、明日菜がどうなったか?を語る役割。だから、アーニャ奪還のタイミングがどこになるか?が一つのポイントになっている。
 
フェイトが総督府に出張って来ていて、ラカンと戦闘になっているけれど、フェイトにすれば(想定内でも)可能性が低い展開だろうから、ここでの本来のフェイトの目的がハッキリとしていないままだ。
最終的な目的は「世界のはじまりと終わりの魔法」を使うことだから、さっさと儀式魔法なりを発動してしまえばいい。その辺りはメガロメセンブリアのゲートポートで要石を破壊した(cv:神田さん)のちっこいヤツが準備している可能性があるのだけど、じゃあフェイトは総督府に何をしに来たのか?が微妙に難しい。
物語としては、フェイトが明日菜を連れ去っていくのがシンデレラ的で一番見栄えが良いと思う。深夜0時に明日菜を抱えて去っていくと、魔法世界の最終日に相応しいオープニングになるかな、と。 
しかし、デカイのを出して来ているので「各国勢力の牽制を誘発」などで混乱を誘うなりでないと、規模的におかしくなって来ている。牽制を誘発させる場合、メガロメセンブリアがヘラス帝国に攻撃するような展開(もしくは逆?)が待っているのかもしれない。
 
フラグ的には栞の裏切りなんかがどこで発動するのか?みたいな部分もあるんだよね。計画最終段階でフェイトが役割を終えて自殺するようなターンになれば、裏切ってネギ達の味方をしてくれる、とかが美しいかな。(自殺って言っても自分の計画の成否を見届けようと思えば、自然と儀式魔法に巻き込まれて死ねるって意味だけど)
 
それとラカンがどうなるか。両手足が無くなっているんだけど、木乃香の完全回復は午前中に偽明日菜の傷の治療に使用済みだし、ここで使ってしまうと最終日に致命傷の味方を作れなくなる。どっちにしても3分以内に間に合うとも思えない(時間のある空間だったら、だけど)し、そもそも脱出できるのかどうかすら微妙。デカイのが出てきているから、ラカンがトイレに居るとかは流石に有り得ないので、千雨辺りが気が付いて何かセリフがあればいい方か。
ラカンを助ける方法だけど、どちらにせよ次元刀みたいに空間を切り裂くような能力の持ち主がいない。一応は未使用のアーティファクトが2つばかりあるけど、何処にいて何をやっているかを知る方法そのものからして無いから、結局は自力で脱出してくるしかなさげ、と。実際のところラカンじゃなきゃ100%死ぬよね。ラカンでもかなり厳しいのだけどバグってるから(笑)
 
ゲーデルの動き方としては、6700万人を救い出す前にフェイトの「世界のはじまりと終わりの魔法」が発動してしまうのは都合が悪いだろうから、今回は多少の手助けぐらいあるかも。
 
最後は(たぶん)浮上する墓守人の宮殿、大量召喚される魔物、圧倒的な力で暴れる龍樹、突入するネギパーティ、フェイトガールズとの戦いが来て、ネギとフェイトの激突、刹那と月詠の対決(刹那は白せつ化できるか?)などがあって、アスナ姫とタカミチの葛藤、儀式魔法の発動、決戦存在の出現、全員による勝利って感じかな。
 
 
●ネギ・コタ・フェイトの3大美少年揃い踏み?
魔法世界編と共にフェイトは使い捨てられると思うのだけれど、ナギの謎と一緒にもうちょっとフェイトの敵って役割が続いちゃうかも。ネギま!では超りんやフェイトっていう敵だった登場人物と一緒に共闘するのが望ましいのだけどね。なにせ救世主の物語だからねぇ。コタも元々は敵だったわけだし、ネキパーティとフェイトガールズの共闘が実現すればかなり見応えのある絵になるだろうね(まだ対決してないっつーの)
 
コタの方は…………一時的に袂を分かつ展開が欲しい気もするし、それが有り得ないのだとしたらパワーアップの展開にならないとね。部分獣化・獣化・完全獣化まで使っているから戦えばかなり強くなっちゃいるけど、今まで隠していた余力が無くなってしまったので、アーティファクトとか、師匠とか、必殺技とかが欲しいかな。というか、苦味を越えて哀愁が欲しいね。熱血&哀愁キャラに進化とか。
 
 
●明日菜とアスナ、来るのか二重人格展開?!
そして雪広あやか嬢メインで大爆裂!? 前にも書いているから重複するのでちょっとだけ。魔法世界編が終わったら、明日菜の内面を救う物語になっていくのかな?と思ったりなんだり。二学期いっぱい使って明日菜とアスナが折り合いをつけていくといいんじゃなかろうか。いいんちょの出番もたっぷり必要だからねっ!(←それが主に言いたいらしい)
 
アスナ姫の重要性はまだまだ深くなっていく余地がある。でもまぁ、とりあえずはアスナ姫が目覚めたら「ナギ好き好き大好き」が発動するといいと思われ。そしてネギ嫉妬展開に(笑) ……っていうのもアスナ(明日菜)が物語に向かっていく動機がどこかに必要で、今のままだと世界と向き合わずに逃げたり隠れたりすることになっちゃいやしないかと心配だからだ。アスナに残された世界との接点はタカミチとナギぐらいだしね。
 
●どうなる仮契約? そして新しいガジェットは?
これまでは緊急避難的に仮契約をしてきたのだが、今後は終局に向けてより計画的に仮契約を続けていくことが「必要に」なってくる。最悪なのは最後の最後になって人数合わせ的にバタバタと3人ばかし一瞬で仮契約だけ済ますような「仕方のない」状態になることで、これは将棋で言うと「詰んでいる形」だろう。そんなことになるぐらいならクラスメイト全員との仮契約をしないことを作者は選ぶハズだ。けれどファンとしては見捨てられた生徒が残っちゃったなぁ〜という苦い思いが残ることは間違いない。その場合はそれで仕方がないんだけど、そうならないように少なくともファンは一致団結したいところ。
仮にネギのアーティファクトがあっても、何らかの必要性がなければネギが積極的に仮契約するとは考えにくい。ここに何か事件かイベントが必要になってくるだろう。簡単にしちゃうのであれば、クラスメイト限定での魔法バレといったものになるのだが、必然とは言ってもあまり美しくはないよねぇ。
 
もう一つは新しいガジェット(小道具・仕掛け)について
1学期は仮契約でのアーティファクトがメインのガジェットになっていた。夏休みの魔法世界編ではネギの使う闇の魔法がメインのガジェットだったと言って良いと思う。作品のテンションを下げないことを考えると、二学期になってからも新しいガジェットが出てくる可能性がある。
ただし、既存のファンからすればアーティファクトが中心であって欲しいだとか、作品のルールが根本から変わってしまうと「ネギま!じゃない」などの反発が考えられる。
簡単に思いつく辺りだと、ハカセをメインにした魔法と科学の融合アイテム(特に防御力や基礎運動力アップのためのビキニアーマーならぬドレスアーマー、超の未来スーツみたいな)だとかなんだけど、それ以外にも例えば、アーティファクトカードの組合せによる合体技のような「絆の力」だと利用しがいがあるんじゃなかろうか。当然31枚集めたら凄い力が使えるようになるわけだ(笑)
 
 
●ストーリー(バトル)とエピソード(萌え)
さて、最後の項目ざんす。しんどー。
魔法世界編が終わったら麻帆良学園へ戻ってホッと一息付きたいところ。ここで極端な話をしてしまうと、麻帆良学園が舞台としてまだ魅力があるのかどうか分からない。かといって一息付いたらまた別の場所に出かけていくの?みたいな話になるとも思う。
 
エピソードを中心に展開しておいて、二学期の終了に合わせてストーリーを始めれば一学期のような入れ子構造になる。ストーリーを軸にして合間にエピソードを加えていけば夏休みのようなバトル中心の融合した状態になる。
もう一つ、エヴァの修行を拡大して日常と非日常の二重生活を麻帆良学園でやるって方法が考えられる。イメージはペルソナ3。麻帆良学園にいるまま、塔か洞窟みたいなモノに挑めばいい。これは修行が実戦に変化しているだけになる。まぁ物語との接続が難しいかもしれないけどね。天辺だか一番底に辿りついてどうなるって部分がなきゃ意味が作れないし。
 
ゲーデルがどう動くか、MM元老院の暗躍とは? ナギの謎をどう追いかけて行くのか、明日菜の心の行方は、世界の危機とは? ラカンの空、エトセトラエトセトラ。
 
 
麻帆良学園に帰って来たなら、千雨にはゆっくり休んで欲しいね。まどろみの中で、世界の見せる夢にほんの少し癒されたりするのがきっと彼女には相応しい。
<了>