雑記(役割から見た話)

 
主人公 :王子  → 一般人へ
ヒロイン:お姫様 → 助手(幼馴染など)へ
エンド :悲劇  → ハッピーエンドへ
 
背景構造:貴族  → 大衆化へ
意思決定:全体的 → 部分的
 
こういう風に書いて、文章で関連を示せば大枠で説明できそう。
 
感情移入の対象、つまり主人公が一般人になって来ているんだろう。その理由は、大衆化にある。貴族との社会的格差が相対的に小さくなったこと、書き手が貴族から大衆へ移動していることなんかが言えるだろう。マーケットを大きくするには、一般人向けのモノを書くべき、などの理由も考えられる。
 
エンド形式も、王子だの英雄だのが悲劇や失恋して終わってもウットリしたり、ザマァwwwとか言っとけば済むが、一般人が主人公になるとハッピーエンドにしないと納得しねーべ(笑)
ヒロインも、自然と幼馴染とかになるよな。理由は幾つか考えられるけど、女性読者へのウケもあるだろうし、身の丈を考えないといけなくなってしまったりするんじゃないかな。日本だと、助けてやったから、俺の女になれ!だと色々と傲慢めいて見えたりするのかもしれないね。
 
意思決定も、王族であれば軍を動かしたりの大規模な意思決定に関与しただろうし、国民だのの全体のための選択を迫られたハズだ。それが主人公が一般人になってしまうことで、「目の前の大事なこと」に対処することが増えているんだろう。それは貴族様が見過ごすような、切り捨てられる少数を救う方向へと向いがちになる。部分的な効率論は、感情論と一致しやすいし。
 
こんなのは、まぁ、つまらない話だよね。だからどうした?みたいな(笑) どうやって応用すればいいかなぁ? また考えよう。