魔法先生ネギま! 299時間目

 
アニメがまだ来てない orz
それに書けそうなことがあんまりないので短めに
 
●龍宮 vs ポヨ
龍宮が魔族だとは予想外。肌の色からしてそういう理由で設定されてたっぽいね。
 
いや、だけど魔族の偉い人にハーフごときが挑んで勝てるの? 真面目に龍宮にとって相性の悪い相手の気が……。こういうのって常識的にはポヨより遥かに格上の魔族によるハーフじゃないとダメっしょ。
設定が先にあって、戦いが後から発生したんだろうなぁ。
 
 
●実は、行き止まり?
頭のどこかで考えている言葉がどうにも出てこない。
えっと、状況的にはこれしかない展開なんだけど、ポヨが喋りすぎてる。このままだと行き止まりになりかねないような?
 
それがなぜかという話なんだよなぁ。わがんない。 
このままだとネギ達は魔法世界の崩壊を食い止めたところでエンドに至ってしまう。でも、この道行きだと父親に辿りつかないんじゃねーの?
 
 
ちょっとやり直し。
 
魔法世界の崩壊原因は2つ
(A)作られたから。作られたから、壊れる。
(B)魔法力の枯渇。魔法力が足りなくなって、壊れる。
 
ネギの解決プランは当然原因(B)に対処するものだ。
 
ポヨみたいな上位の魔族が敵じゃないとすると原因(A)が失われる。もしくは原因が更なる外部化を招く。この外部化現象ってのは、パワーインフレの構造に近いものだ。敵は外から来るわけだ。
 
で、外部化させないで魔族内部に敵性要素としてライフメイカーを持って来ようとしてんだよね。このことによって原因(A)の追求をたぶんやらないつもりでいるんじゃないかと思う。その結果がどうなるか?というと、明日菜の掘り下げが不可能になっていく。
 
対抗策は、精霊の守り人みたいな感じの神話の捏造とかかなぁ。
 
だけど、父親に辿りつかないと物語として成立しないから、結果的にはネギの考えるプランが、原因(A)側の理由によって阻まれないといけないんだと思う。それって単純に考えれば魔族が敵って話のはずなんよ。で、魔族が敵の場合にライフメイカーが潜り込んでて裏で手引きしてるとかの話になるわけだ。だからかなぁ、ちょっと無理矢理めにポヨがネギを敵視している気がするんだよね。でもネギは魔族と戦う理由がない。原因(B)の対処に決定的に成功した場合も、魔族が邪魔する理由がなくなる。ライフメイカーも含めて、魔族が協力しない理由が見当たらない。結果、原因(A)が失われてしまう。父親が要らなくなってしまう。
 
これに対する対抗策って父親は既に死んでましたルートぐらいしかない。それは流石に作品価値が致命的に下がるから無いよな。
 
魔法世界はなぜ生み出されたのか、黄昏の姫御子とは何者か、造物主の動機は何か?みたいな部分を追求して、父親に辿りつくのが王道的な作品展開だよね。
 
そうなると、後から考えた時に、今のポヨのセリフって、「お前ら魔族が言うか?」みたいなセリフの可能性が……。
 
魔族として何らかの利益を代表して戦ってるか?……単に他人の利害に口出しして正義面しているだけの気が。いや、そんなことは瑣末なことでしかないけど、魔族の利益をネギの解決プランが決定的に損なうものでないとしたら、誤解してました!とかになっちゃわないスか?
 
 
一番簡単なのを考えると、敵をさらに外部化して、魔界では邪神を封じるために魔法世界とその魔力が決定的に必要だった。ライフメイカーは魔界をぶち壊すために邪神を復活させようとしてて、そのために魔法世界を消滅させようとしている、だとか。ポヨ達は邪神を封印していることは知らないことにすれば一応の辻褄は合うんだけど。
ついでにその邪神ってのが、魔法世界の神話に出てくる女魔法使いと戦士像が戦った敵、みたいな。
 
ポヨってのが、役割的にはフェイト戦前に問題点の整理をするための外部要員だっただけに、難しいなぁ。ゲストの龍宮が引き連れて退場でしょ。ざっくり見れば定石通りだし。これでいいのかなぁ。


今日のところはこの辺で。