雑記

 
 
●テイルズ オブ エクシリア
連休を利用して、エクシリアをやった件。ラスボス手前。まだクリアしてない。サブクエ多過ぎるんだもの。
物語後半が絶妙にネギまだった。全般的には別モノなんだけど、根本的な部分がね。簡単に言って理解されるか分からないけど、試してみよう。異世界だのを救う物語って、一体いくつあるんだ?って話なんだ。なろうでスコップすればそれなりの数があるかもしれないけど、メジャーな媒体、特に漫画とかだと必然的に長編作品に限定される。こち亀みたいな変態記録はあるものの、20巻・30巻の漫画は必然的に数が限られる。アレとかコレとかの有名な作品になっちゃうわけだ。異世界を救う物語に絞ると、あらふしぎ、ネギまの占める割合の高いこと高いこと(笑)
 
根本的な解決策は時間が掛かるので、物語の都合でパッと解決できるものではなくて、その後の数十年をそのために生きることが必要になる。ネギが自分の答えをもって、フェイトと激突する展開に至るわけだけども。ちゃおリん的な意味で、意見を持った者同士は究極的には戦って相手の意見を押し退ける必要が出てくる。それが今作、エクシリアでのラスボス戦な訳だ。
 
エンタメだし、創作ゆえに、現実の複雑さには遠く及ばない。けれど、創作ゆえに、余分な複雑さは排されて、しっかりとフォーカスされた物語は鮮明になる。
 
バランスは決して良くない。けれど、心地好い作品でした。ヘンな嫌味がないってのも大きいかな。
特筆したいのは、声優さんの演技なんだよね。そりゃ脚本書いた人がいて、全部お膳立てされた上でそれを読んでるだけってのはあるんだろうけど。(こう書かないと脚本かわいそうでしょ)PS3の作品だと相当な量の音声データがあって、それを演じるのも大変だったろうとかの気持ちもあるわけ。そんでもって、最後の一押しをするのが声優の仕事でもあるというか。作りこんで積み上げ、数十時間プレイした果てに、キャラを代弁してその感情を声で表現した結果、最後の最後で戦友のように寄り添うのが声の仕事なんだわ。適切な言葉か分からないけど、いい演技でした。
 
酷い話、地上波でバケモノの子やってたけど、キャストがあんまり褒められないかな。話半分で見てても、面白ければ引き込まれるものだし。そういう力は無かった。声優として下手だった。
 
ゲームシステムもいろいろ工夫されてて面白い。リンクする相手によってサポート能力が変化する〜とか。ローエンのオートマジックガードとかなにそれ!という感じ。ただ、バトルはかなりやりにくかった。必殺技が出しにくくて。登録数増やせるけど、それが更に煩雑さの原因だったりして(苦笑)
 
まぁ、まだ終わってないけど。
 
 
フットボールネイション9巻
来週発売だそうで、楽しみ。でも連載でやってるディストリビューションの内容は入らないだろうから、それはちょっと残念だねぇ。休載多すぎやしませんかね?
 
しかし、ちょっと検索かけただけで、まったく理解されていないのが何とも笑えるというか、まったく笑えないというか。筋肉の身につけ方を変えないと、実力も身に付かないし、見た目も変になりますよって内容なのに、「インナーマッスルだけ鍛えろとかいう古臭い理論〜」とかに自動変換してたり。「勝つためにはアウターマッスルが必要、これ絶対」とか知ったかにも程があるっつー(苦笑)
日本人が負けまくってるって事実から目を逸らしすぎ。活躍してないと注目されないんだよ。ラグビーとかあの奇跡の試合がなければ誰も見に行かなかった。そういう競技がたくさんあって、活躍できない選手が山のようにいる。んで、アウターマッスルが無いから負けてるとか、体格で劣ってるとかの言い訳で逃げるんだよなー。最後は才能とかね。
要するに、アウターマッスルがないと不安になるんだよ。この不安に勝てないから、既存の方法から脱することができないわけ。特にコーチな。コーチが自分のせいで負けたとか言われたら困るから、大して役に立たなくてもアウター鍛えさせるんだよ。まず不安と戦う姿勢が必要なんだ。で、そのためには知識が必要だ。
理解力のない頭コチコチ野郎とかが読んでも意味ないんだよなー。こういうのは若者が読まないと。
 
 
●トルコのクーデター失敗
正直、よく分かってないんだけども。軍を民衆が押さえ込んでクーデター失敗とか、凄いねぇ。でも、政教分離に失敗して、宗教色が更に濃くなる展開なのは良い事なのかどうか。
少なくとも安倍総理が、大衆に向かって、外に出て団結しろ、戦え!とか訴えても、みんな軽くスルーだろうなぁ(苦笑)