雑記

雑記というより雑感?
 
●秘伝4月号、呼吸の達人 第3教程・インターナル後編
どんどん紙面の後ろになってきてるけど、平気なのかねぇ。うーん、地味だしなぁ。
 
ドループ、インターナルと来て、お試しでもあんまりやりたくない症候群に襲われ。いや、どうやってもできそうにないからなんですが。そうしてみると、意外と自分も才能主義というかね。訓練したらできるようになればいいけど、それって才能がある分野ならって話なわけで。できそうにないことに注力したくないというか。自分のそういう傾向を感じるのって、健全だなーって思ったりします。

つか、やってみたら意外とへっこんだりして、人体の不思議とかを感じちゃったりしましたけども。柔らかいのね、人体。
 
ゆる呼吸の問題点というか、疑問点が解消されたので、さすが高岡先生と思ったり。
呼吸法でのゆるって、息を吸ってパーン!と張ったとこうから、息を抜きながら、「ゆるゆる~」と弛緩させていくわけです。やりこんでみるとわかるんですが、……いや、わからないかも? 指摘すれば分かる人はいるかも?ってニュアンスの話なんですけど、息吸ってパーン!で緊張して、吐いて弛緩、そのまま吐き切ろうとすると腹を凹ませるのにまた緊張するんですよ。緊張、弛緩、緊張だと緊張パートの方が多くなって、ローリターンじゃね?っていう。これ、先生どうするんだろうなーって思ったんですけど、きっちり解決策を提示してくるっていうね。もう鬼がかってますよ。スバル君も大満足。
 
まぁ、外から手で押さえつけただけなんですけどね。ちっとも説明してくんないし。いや、背後構造とかを私が勝手に推察してるだけだから仕方ないのかもですけど。身体意識系って取得情報量が桁違いなので、エッセンスを感じたことがあっても疑問に思うかどうかは運というか、気分次第みたいなところがありまして。まぁ、高岡先生の教え方もセミナー商法とか宗教みたいな要素がありますから、信者化すると「疑ってはならぬ」の一文字化しますし。新興宗教おっかないです。
 
いや、結構、画期的だったんですよね、外から手で押さえつけるっての。似てるものを探したら、ハンモックストレッチだって気が付いて、二重にため息ですよ。無意識で解決策出してるんだとしたらただの天才だし、意識的に見出しているんだとしたら、レベル差が隔絶しすぎているっていう。

ハンモックストレッチは、体を守るために自分の体が発する反作用を、ハンモックが代用するわけです。
例えばストレッチで開脚しようとする。大きく広げたいけど、股裂き拷問みたいなもんですから、痛い。痛いだけじゃなくて怪我してしまうから、あんまり開かないようにセーブが掛かります。このセーブが「自分の体が発する反作用」です。ハンモックストレッチでは自力反作用を、ハンモックが代用してくれるのです。
運動ベクトルで書くと、→←の形で拮抗が生まれて、開く角度が決定するわけですが、
ハンモックが代用するため、→(←)という形になります。自力反作用が不要化することで、体はするっと大きく開くことができるようになります。ある種、限界を超えた動作が可能になるのです。反作用を発しないように脳を慣らしていけば、効率よいストレッチが可能になります。

話を戻して、インターナルでもって外から手で押さえると、(←)の部分を手が担うことがわかります。拮抗を手が代用するため、息を吸ってパーン!と張るときの緊張が緩和されます。緩和、緩和、緊張とくれば、それだけでリターンが改善します。圧倒的ですね。

いやぁ、たいへん勉強になりました、というお話でした。

しかし、ユーチューブで空手の中先生とか、宮平先生の動画がオススメに出てきてまして、なんだか武術もイケメンの時代ってことなのかなーとちょっぴり寂しい気分になってきました。イケメン押しで秘伝も女性購買層を伸ばす時代かな?みたいな。アハハ……